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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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実は、茂田井武さんの没後50年にあたる今年から

生誕100年にあたる再来年まで、

(すいません・・・来年だと思ってました・・・)

楽しみな展示が各地であります。



絵本の作り手としての茂田井さんをしのび、

かわぎしなりに、

何かできないものかという思いがありました。



もったいぶっておりますが、

ただ今シークレットな企画を計画中。

広松さんに相談にのって頂いているのでした。 肝心の資料が

安曇野のちひろ美術館にあるということで、

東京のちひろ美術館にサンプルを運ぶなど、

広松さん、暦さん、ちひろ美術館の学芸員Uさんに、

だいぶ迷惑をおかけしてしまいました。



Uさんは、山形美術館での展示を担当・・・

そのご縁もうれしかったです・・・。






それも、3月末に、

かわぎしが上京して相談の予定でしたが、

実弟S氏の急逝があり、配慮頂き、待って下さって

・・・今回の上京となったのでした。







5/31(水)午後・・・

妙法寺にある茂田井さんの墓前にお参り後、広松さんと合流。 

なんと広松さんの愛車“マーちゃん”でちひろ美術館に・・・

締め切り迫る仕事を抱え、

猛烈にお忙しい最中・・・すいませんでした、広松さん。

img20060603_2.jpg



到着後伺った部屋で、取材中の後藤暦さんと初対面。

暦さんは、茂田井武さんの次女・・・



茂田井さんが

幼少時代の暦さんを膝に抱いて微笑んでいる写真は、

紹介記事の中で拝見していました。



目元が(写真でしか知らないひとだけれど)

その茂田井さんにそっくりの、笑顔のすてきな女性でした。



かわぎしにと・・・絵はがきと

茂田井さんの特集が掲載された「日本橋」という

渋いフリーペーパーを頂いてしまいました。



舞い上がって舞い上がって、かえって無口になるかわぎし・・・。





その後なぜか、ありがたくも同席して、

貴重な話をいくつも伺うことができました。



暦さんの取材後、今度は広松さんの取材に。



その間、暦さんの館内案内で長さんの展示を拝見。

本当に・・・夢見心地ですよ・・・。





ずっと気になっていたこと・・・

茂田井作品の多くが、

ちひろ美術館に収蔵となった経緯などを、

暦さんご本人から伺うことできました。



広松さんがだいぶ好意的に

かわぎしのこと、話してくれてたんじゃないかな。

初めてお会いしたというのに、

こころを許して語って下さったお話がいくつもあって、

ありがたく受けとめました。





別れがたいけれど、しかたなく、

暦さんを見送った後、企画の実現に向けて

越えなきゃならない問題を話しながら資料をチェック。

課題をいくつも発見・・・。







実現できるかな・・・

大事に、自分の中でこなれさせなければ・・・



この企画を、絵本ライヴと共に実現することで、

知ってほしい、つなげてゆきたい、ひとや場、本たち・・・



大事に展開しているTOM'S BOXのもたいたけし文庫のこと、

これから各地で展開されるであろう原画展、

明日訪ねる大川美術館のこと、

セロひきのゴーシュに込められた命・その情熱・・・







かわぎしは、決して

茂田井さんの研究者ではありません。



けれどというべきか、

だからこそというべきか・・・







絵本をめくる

読者側の感覚を忘れずにいることが、

かわぎしにとって、

とても大事にしていることなのです。



そのPooh&Peaの活動の

根っこを支えてくれている

茂田井さんというひとについて、

きっと、こじんまりとなるであろう

Pooh&Peaらしい企画の中で、

じわっじわっと、

その魅力を知ってもらいたいなぁ・・・と思うのでした。







また、こまめに上京のたくらみ・・・・・?
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31日。快晴の郡山。



朝の慌ただしさはいつにも増して・・・

バタバタとまあやの弁当を準備し見送り、

ダーリンを見送り、

相馬に宿泊学習(5/31〜6/2)のさあやを送り出し、

火の元点検よーし、施錠確認よーし。



黒いリュックしょって、バス停まで猛ダッシュ!



        





準備万端と思いきや、酔い止めのみ忘れ・・・

郡山駅に着くまでに、すでにあやうい状態。



駅のコンビニに入り、液体の酔い止めを購入、一気のみ。

グビッ!よっしゃ。



     



8:45郡山駅発車のさくら観光のバスで東京駅まで。     

片道2000円。

4時間ほどどんどこ揺られていくわけですよ。   

うーむ、忍耐・・・。







宿となる弟H氏の家の場所を思うと、

何故無茶をする・・・という動線なるも・・・



まずは訪ねた、東高円寺の妙法寺。

茂田井武さんのお墓参り・・・



実家が妙法寺近辺という友人に、

駅からの抜け道動線情報は仕入れていたのだけれど、

方向オンチの自分を信用できないかわぎしは、

プリントアウトした地図を頼りに、環7沿いにてくてく。



img20060603_1.jpg



お寺の正面から進んでいくと、ででんとした本堂を発見。

おののきつつも、お墓の場所を尋ね、本堂脇の小道を進みました。



img20060603.jpg



少し行くと、ほっこりとした墓石並ぶ場所が見えてきて、

墓守をしているひとに、広松さんのアドバイスのように

「お坊さんじゃない茂田井さんのお墓は?」と伺いました。







「お墓の地図」で場所を確認。



img20060603_3.jpg



ずっと伺えずにいた茂田井さんのお墓・・・



つつましく素朴なその墓石。

茂田井さんに似合いのお墓でした。





変な話だけれど、

愛しい気持ちが込み上げてきて、

墓石抱きしめ、ボロボロ泣いてしまいました。



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お供えはキャラメルひと粒。

M-JIではなく、うっかりM-NAGA。

ごめんなさい・・・。

でも、ミルクキャラメルなのよ。  



5/30(火)・・・さあや11歳の誕生日。
Happy Birthday!!


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晴天のこの日、思い立って
白河にある焼き菓子のお店「ポレポレ」を目指す
おんぼろぷぅぴぃ号とかわぎし。


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翌日から、上京先でお会いするあのひと、このひと・・・。
焼き菓子を少しばかり持っていこうって決めたの。

おみやげ用に選んだのは、
全粒粉クッキー、プレーンクッキー、ビスコッティ。
喜んでもらえたらいいな・・・。


自宅用には、カルダモンのマフィンにスコーン、
全粒粉クッキー、ポレポレクッキー、INOクッキー・・・

ご近所でないのが、ほんと悔しい。


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店主のあきこさんと、
積もる話をたんとして、
また来てみるねと、郡山へ戻りました。


やっぱし、顔を見て会話して、
店頭で買い求められるっていいねぇ・・・。


img20060609_1.jpg  


会いたいひとには、会いに行かなきゃ。


いつか・・・なんて・・・
その「いつかの日」に、
たどり着けないことだって
あるかもしれないもの。


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自分の中のアナログさを、
はっきり再確認した日。
連休前、リーブル代表の福井さんから連絡を頂きました。

うすいで開催中の絵本原画展会期中、郡山においでになるらしく、

時間が合うようなら会えたら・・・と、うれしい声。





連日、亡きS氏や

S氏の後を継ぐ形で仕事をしている母のサポートで

ばたついていたけれど、これはぜひ会いたいと連絡調整。



5/7(日)、わずかな時間でしたが、

すてきなひととお会いすることができました。





リーブルは、

絵本ライヴで必ず読む

あっちゃんあがつく」を出している出版社です。

しっかりしたストーリー展開・

美しい言葉・魅力ある絵を三本柱に考え、

大事に出版をしています。

とても誠実な本作りの姿勢を感じ、応援しています。





互いに顔を知らないで、郡山到着の新幹線時刻を頼りに、

会場で張り込むかわぎし・・・なんちゃって・・・。





今回福井さんは、

たべものうた」の文を担当された、たかぎあきこさんとご一緒に郡山へ。

たかぎさんに、率直なさあやの感想をお伝えしたら、本当に喜んでらした・・・。

少しは、作家の創作意欲へ、エールを届けることできたかなぁ・・・。







リーブルは、「たべものうた」と「ムルンとサルタイ」を出展していました。



たべものうた」は、「ぐりとぐら」で親しまれている山脇さんの絵。

山脇さんもおいでになりたい気持ちだったようですが、

彼女がいらっしゃるとなると、

イベントがらみの引き合いに発展してしまうのではという

福井さんの配慮があり、今回は見合わせたとのこと・・・。

彼女の「ちびたの墓」だったか・・・

小さくなったえんぴつたちの入った箱も展示されていましたよ。

えんぴつたちへの愛着とか、感謝の気持ちとか、

勝手に感じて、気持ちがなごみました。





ムルンとサルタイ」は、モンゴルのお話で、絵は和歌山静子さんでした。

かわぎしとしては王さまシリーズや赤ちゃん絵本での、

クレヨンのような黒い太い線で輪郭を描くイメージが強かったのですが、

このリーブルの絵本は、それとは全く違った印象でした。



隣に展示されていた「よあけまで」を読んだ福井さん

とても感銘を受け、和歌山さんに依頼してできた作品なのだそうです。



よあけまで」・・・

色調は暗く、ぱっと目を惹く絵ではありませんが、確かに味わい深い作品です。

特に、亡きS氏を見送った経験から、響くものがありました。



和歌山さんは、2004年頃アジアの絵本ライブラリーを開設しました。

アジア各国で出版されている最新の絵本を、私財を投じ購入し、

全国の希望する施設に有料で貸し出しを行っているようです。

そんなアジアを意識した目線が、作品へ色濃く反映されていました。







私たちはどこで生まれ、どこへ行くのか・・・

生きていくための根っこのようなもの。

引き渡してゆきたい思い。







今回頂いた、絵やひとと出会えた時間は、

リーブル和歌山さんのような出版社や作家の

ひたむきな思いに触れることができた、貴重な機会となりました。





ただ、作り手の思いだけではダメなことや、

地味な作品の良さを、読者に届けるための努力が必要なことや、

日頃思っている諸々が、心の中で渦巻いたりしました・・・。





大型書店とのタイアップで、

このイベントでは、ずいぶん絵本が売れたんだろうな・・・

うちは商売してるけど、へたくそだなとわかってます。



大がかりなことは苦手だし、かわぎしには向かない。

うーん・・・

自分には、何ができるっていうんだろう・・・





問題は山積みだけど、

声の届く分だけの、

手がけられる分だけの精一杯・・・

そこで、読み届けること、

何か作品に血を通わせる試みというものは、

自己満足とは違う意味で

やっぱり必要なことなんじゃないかなと思いました。 







ぬくもりは、大事・・・ 

かわぎしの住んでいる郡山の老舗百貨店うすいで、

大がかりな絵本原画展が開催され、

5/7(日)午後、かわぎし三姉妹 (・・・?・・・) 行ってきました。







なんといっても、お目当てはスズキコージさん・・・

ガラスめだまときんのつののヤギ」のコラージュが、

かわぎし的にドツボでして・・・

穴があくほど、舐めるように見入っていました。

佐々木マキさんの「ぶたのたね

やっぱりおもしろいわっ。古びぬ笑い・・・。

ぶたが木になってる・・・ブフフッ・・・

最近出た続編もおもしろいです。



佐々木マキさんを、

女のひとだとずっと思っていたさあやは、

作家紹介の写真を見て小さくショック受けていやした・・・







五味太郎さんの「みんなうんち」の原画が

思いの外(・・・五味さん、ごめんなさいっ)良くて驚きました。

絵本になっているものは、原画より色が沈んだ印象・・・

断然、原画が良かったですよ。

もともと気に入っている絵本なんですが、見直してしまいました。

いいわ・・・「みんなうんち」・・・いい。







小野かおるさんの「こかげかげこぶた」が良かったなぁ。

絵のマットな質感にふれ、

絵本をあらためて手にしたい気持ちになりました。







大事に紹介していて復刊叶った「うたうしじみ」は

レポート用紙に書き記したラフも展示されていて、

ドキドキしながら眺めました。







西巻さんの「わたしのワンピース

山形でも会えたし、今、力入れて紹介しているのかな?

ギャラリートーク、足を運べず、ほんとに残念でした・・・。







山脇さん和歌山さんの絵のことは、

別の報告と合わせてのちほど・・・と、もったいぶってみたりして。









すげーなぁ・・・お金かかってんなぁ・・・変なところで関心し、

嫉妬も入り交じった複雑な気持ちで、

会場かっ歩したかわぎしでした。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



絵本のたのしさ、いただきまーす 

・・・・・9 人 の 絵 本 作 家 原 画 展・・・・・

5/2(火)〜5/8(月) うすい百貨店 10F多目的ホールにて



原画を中心にアイデアスケッチ、仕事道具などを展示





*出展作家*

太田大八・・・山と川と海と・ほしのはな など

小野かおる・・・こかげかげこぶた・ねずみのおよめさん など

児島なおみ・・・うたうしじみ・アルファベット絵本 ABC など

五味太郎・・・みんなうんち・ヒトニツイテ など

佐々木マキ・・・ぶたのたね・ねむいねむいねずみ など

スズキコージ・・・ガラスめだまときんのつののヤギ・イモヅル式物語 など

西巻茅子・・・わたしのワンピース・ちいさなきいろいかさ など

山脇百合子・・・たべものうた・えはがきえほん・三つ子のこぶた・

        けんたうさぎ・こぎつねコンチ など

和歌山静子・・・ムルンとサルタイ・よあけまで・

        王さまシリーズ描きおろし原画 など





作家関連イベント・・・

西巻茅子さん

5/3 PM1:30〜 ギャラリートーク、他サイン会

スズキコージさん

5/7 PM1:30〜 ワークショップ「お面を作ろう」、他サイン会 
5/4山形から福島に行き、bijiを訪ねた後、

DROPSに立ち寄り、Kさんとしばし言葉を交わし、

気になっていた奥のスペースを拝見させてもらいました。







今は、倉庫状態ではずかしい・・・と言いながら

無理くり見せて頂き・・・申し訳ない。



新店舗になってから、

福島に住む若いアーティストたちの発表の場として

時々おもしろい企画をそこから発信しているらしく・・・



うむ、確かにおもしろそう。

ご近所ならなぁとつくづく思う・・・。



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駐車場の確保が頭痛いと言ってらしたけれど、

福島の人たちは町を歩く楽しさを知っていて

それぞれ工夫して立ち寄るようですね。

ちょこちょこ立ち寄れるスポットが近辺にあって、

いいなぁって思います。



喫茶阿部が産休中なのが残念です。



レコード佐久間PICK-UPに行く場合、

みなさんどこに車置いていくんでしょう?

情報下さーいっ。



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前店舗で使っていた看板のファンでする・・・。

みつけた。





Kさんにとって、

かわぎしは、めがねの印象が強いらしく、

もうかけないの?と言われて・・・



似合ってますか?

時々は、かけてるんですよ。



また、行きます。ではっ。

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5/7(日)

「うすい」で開催されていた絵本原画展に

スズキコージさんがやってきた!!



コージさんのワークショップは、すごい人気で、

申し込みは、かなり早くに満員御礼。





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かわぎしは参加叶わず残念でしたが、

じゃましない程度の観覧は許されていたので、少しのぞいてきました。 



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強烈な個性ひっさげ、ラッパ吹き吹きかっ歩するコージさん。



ワークショップ後、参加者は、おのおの手作りお面をつけ、

コージさんと共に楽器を演奏しながら「うすい」館内を行進。



ワークショップ会場のあった10Fをぐるりとまわり、

エスカレーターで6Fに降り、

おもちゃやこども服コーナー練り歩き、

エスカレーターで3Fへ。

3Fぐるりとまわった後は、1Fフロアへ。

エスカレーター登り口でひとしきり演奏をし、またまた10Fへ。



買い物客はドン引き・・・



かわぎし的には、

駅前商店街の細い路地や、

あるいは、草生い茂る林ン中なんぞを

練り歩く姿が見たかったような・・・



はっはっは!



TOM'S BOXでの再会に期待・・・野望・・・?

ふっふっふ・・・。

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ただ今のSHIHOの本棚(‘06.5/7〜)

コージさん絵本3冊セレクトしてみました。



ガラスめだまときんのつののヤギ(原画展示)

エンソくんきしゃにのる

ウシバス




さあやのおすすめは「ウシバス」でする。



さあや、ひとことポツリ。

「コージさん、怪しさ全開だね。」



・・・ まさにっ ・・・        





5/4(木)、山形美術館を出た後、福島の biji を目指しました。









楽しみにしていた上野山エリカさんの写真展・・・。



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フレームなしの展示が、

エリカさんの写真の持ち味を、

より自然に押し出していたと思いました。



気持ちよい風吹く biji の空間に、とても似合っていました。







写真展

「大きく深呼吸」 



開催期間:5/1-5/31

会場:biji(福島)



期間中の土日には

きな粉カフェさんによる出張カフェがあるとのこと。



詳しくは・・・こちら



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出張カフェをされる きなこカフェ ・・・。

おやすみと知りつつも、場所だけ確認。



いつか立ち寄ってみたいなぁと思いました。



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きなこカフェ
まもなく展示終了・・・

山形行きは叶わないなとあきらめていたら、

5/4終日合同練習のまあや応援を断念し、

(断念という言い方には、ある意味応援が趣味でもあるので・・・)

行ってこようと段取ってくれたダーリン。



さあやが気乗りしなければ、

ひとりで行ってこようかと思ってもいたけれど、

結果、三人で山形を目指しました。



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山形美術館の2Fで、

茂田井さんの絵が、

待っていてくれたんですよ・・・。





茂田井さん・・・こんにちは。

かわぎしです。



あなたの絵に会いたくて、

山形に来てしまいましたよ。





長Tのすそにつけた

茂田井さんのピンズ握りしめ、

絵の前に立ちました。





・・・胸が熱くなりました。





茂田井武びじゅつかん

【展示室1】今月の一枚より



*12月の一枚として・・・

ホフマンのくるみわりにんぎょう 1953 

『キンダーブック』1953年12月号

『茂田井武ー思い出の名作絵本ー』表紙     

広松由希子・構成(河出書房新社)



*3月の一枚として・・・

つちのなか 1956 

『キンダーブック』1956年3月号





『未明/南吉童話さしえ選』より(TOM'S BOX)



『じぷしい絵日記』表紙(TOM'S BOX)

セロひきのゴーシュと共に、ポストカードで再会!




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山形美術館

・企画展

「いわさきちひろと日本の絵本画家たち展」

 〜ちひろ美術館コレクションより〜


4月7日(金)−5月7日(日)



*出展作家*

いわさきちひろ・・・ぽちのきたうみ など

赤羽末吉・・・つるにょうぼう・スーホの白い馬 など

荒井良二・・・ユックリとジョジョニ など

井上洋介・・・でんしゃえほん など

杉浦範茂・・・かぜひきたまご など

瀬川康男・・・いないいないばぁ など

田島征三・・・ふきまんぶく など

谷内こうた

長新太・・・ブタヤマさんたらブタヤマさん・たかいたかいらいおん など

中谷千代子

西巻茅子・・・わたしのワンピース など

西村繁男・・・がたごとがたごと・にちよういち など

村上康成

茂田井武・・・セロひきのゴーシュ(絵本) など

和田誠・・・ねこのシジミ など



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







いわさきちひろさんの絵は、

印刷物になって目にするものより、

原画は、数段、あたたかさに満ちた色合いでそこにありました。



年譜に添えられた彼女のメッセージのいくつかに、

かわぎしがとり続けたいスタンスと共鳴するものを感じました。



ただ、これからかわぎしが、

その道を歩んで行けるかどうか・・・

そこに、揺るぎない自信を持てずにいる自分も

発見してしまいましたが・・・。







瀬川さんの「いないいないばぁ」。

この本は、少しきゃしゃな作りで、

我が家でも、図書館でも、ボロボロになって本棚にあります。

それは、ある意味、いっぱい抱かれめくられた証。

絵本としての勲章。

世代を超えて愛されているファーストブック・・・

その味わい深さを、直に感じることができました。





荒井良二さんが山形出身とあって、大がかりな立体作品がありました。

流木や廃材で作られたぞうやきりんらしきもの、

鉄塔のようなものがあって、

荒井良二さん色した万国旗が、その塔から四方に楽しく垂れていました。



NHKで放送された「課外授業 ようこそ先輩」で

こどもたちと共同制作した大型キャンバスの絵がデデン。

展示場一角の荒井良二ワールドを満喫しました。









西巻茅子さんの「わたしのワンピース」眺めていたら、

テレビ絵本でナレーションしたCHARAの声を思い出して、

うわーっ、すてき・・・と、ゾクゾクしちゃったっ!

郡山での展示でも会えるかな?







赤羽さんの「つるにょうぼう」、

和紙に描かれたその絵は、本当にみごとでした。



長さんが「絵本作家の日記」の中で、

赤羽さんが亡くなった時の心境をつぶやいていたことを思い出し、

長さんの絵と赤羽さんの絵を、行きつ戻りつ眺めました。







その長さん。

あざやかなオレンジとピンクが印象的な絵の中で、

またそれに輪をかけたあざやかさで、

夕焼け空が描かれていたことに長さん色を感じました。

うなりましたよ、絵の前で。







西村繁男さん・・・

プチフルールでお会いしたあの日を思い、ひとり赤面・・・。







復刊絵本の中でも気に入って紹介している

杉浦さんの「かぜひきたまご」、これがすごく良くてびっくり!



あの印象・質感が、

絵本の方を手にした時に弱まってしまうのって

どうしてなんだろう・・・なんて思いながら眺めてきました。



さあやが「ルドルフとイッパイアッテナ」のひとだよね?と。

そうそう!!まあやもさあやも好きなあの作品、あの絵のひとだよ。









何をおいても

そりゃあ茂田井さんの絵が良かったんだけれど、

気構えとして他に何にもない状態で

目にして響いてくる絵本作品が何点もあり、

そんなひとときに身を置けて、とてもうれしかったです。







理解ある家族に感謝・・・







今後の ちひろ美術館 での企画展、注目です。



5/17〜7/23 

『ありがとう!チョーさん 長新太ナノヨ』



9/27〜11/26 

『没後50年 茂田井武展』









かわぎしには、何ができるんだろう・・・
4/4(火)、にじ画廊に立ち寄ってみると・・・



おおおっ?

イシイリョウコさんの作品展最終日でした。



いろんな引き出し持ってる方だなぁ・・・。





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Ryoko Ishii Exhibition

真夜中すぎ、魔法の一時間



2006年3月23日(木)〜4月4日(火)

12:00〜20:00  水曜日お休み



魔法って不思議のこと

不思議なことは全てのこと

全てのことは魔法のこと



Quinka, with a Yawn + はなうたサーカス演奏会

3月26日(日)  開場16:30〜

(16:00〜16:30 2F展示会場のみ準備のためクローズします)  

・Quinka, with a Yawn/青木美智子

・はなうたサーカス



コラボレーション

田中洋介(衣装)/平澤 藍(刺繍ベビー小物)/川島泰広(写真)

剱持紀幸(映像)/長野訓子(刺繍小物)








                
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明日、かわぎし三姉妹上京します。

それは・・・ミクロメンズをみるため!!





バッサリ髪切った姉かわぎしは

何と戦うのやら戦闘態勢。



オールバックがトレードマークで

とんがってたキャラの弟秀樹

髪を下ろして優しい兄の表情。



再会が楽しみです。





日の丸エンジンのエネルギーは、

HPのBBSでご堪能下さい。



そして、会ったことのないこのひと、あのひと、

キャスト&スタッフ・・・

魅力感じたら、これはもう、劇場に行かなくっちゃ!



一期一会のこの舞台、ぜひともご覧下さい。





実弟横堀秀樹

演者&企画プロデュースを勤めます

演劇ユニット 日の丸エンジン





日の丸エンジン とは・・・



まったく違う個性をもった 

根本ノンジ ・ 高木順巨 ・ 横堀秀樹

三人の芝居バカが、運命のように導かれ結成したユニット。





年二回ペースの本公演では

『分かりやすいけど、けっこー深くて、かなりバカ』

というコンセプトの元、

ポジティブなメッセージ性を有した物語をつむぎ、

演劇に馴染みがない老若男女でも楽しめる

エンターティメントを目指し続けています。









明日より、いよいよ第3回公演。

次回公演「ミクロメンズ」情報







演劇ユニット 日の丸エンジン

ミクロメンズ





ミクロメンズ』  ・・・あらすじ



バカバカしいほど

壮大なスケールでおくる

演劇ユニット日の丸エンジン

初のサイエンスアドベンチャー



ごく普通の生活を送ってきた女性が突然、不明の病に侵される。

それは現在の医療で治癒することは不可能なウィルスだった。

だが、ひとりの天才医師が彼女を救う最後の手段をみつける。

それは女性の体内に潜入し、病原菌を排除する事――。



その任務に志願したのは、金なし、職なし、勇気なしの彼女の兄。

まったくもって器の小さい男が、まさに体を極小化して、

愛する妹を救うべく、インナースペースへの旅に出た。

だがそこに待ち受けていたのは意外な光景だった?!

さらに怪しげな行動を開始する医師。

その治療には恐るべき陰謀が隠されていたのだ!



残された時間はあと僅か。

時間内に戻らなければ、兄は死に、妹も助からない。

男は愛するものを救うことができるのか?

そして医師の企みとは何なのか?

はたして彼女の運命は?!






シアターグリーン(池袋)

¥3000(前売り・当日共)



4/4 (火) 19:00〜

 /5 (水) 19:00〜

 /6 (木) 14:00〜 19:00〜

 /7 (金) 19:00〜

 /8 (土) 14:00〜 19:00〜

 /9 (日) 13:00〜 17:00〜



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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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[04/08 みー茶]
[04/07 toramaru]
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