・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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クリスマスの前の日、
くまさんは小包を配達するのに大忙し。
どの家でも喜んでくまさんを迎えました。
そして、疲れて帰ったくまさんにも、
ちゃんと小包が・・・。
(福音館書店HPより)
郵便局ではんこを押す音が小気味良い。
ばん ばん ばん!と おしました
ばん ばん ばん!
配達仕事のくまさんの帽子には、何気にヒイラギ。
さりげなくて、とても粋。
イギリスの小さな町の、
クリスマスを迎える気分・気配が
くまさんのまわりの風景から、
配達する家々から、静かに伝わってくる。
眠りにつく前、ベッドのそばに、
サンタさんへの飲み物とお菓子を用意するくまさん。
ささやかなおもてなしがいい。
この作品は、
「ちいさなくまさんシリーズ」の中のひとつ。
せきたんや。ぱんや。うえきや。
他の作品もすべて、
淡々と日常を描きながら、どこかぬくもりを感じる。
それは、誠実であるということ・・・。
Pooh&Peaとしても、
大事にしていきたいと思っていることです。

*届ける仕事と向き合う一冊*
「ゆうびんやのくまさん」(福音館書店)945円(税込)
フィービ&セルビ・ウォージントン 作 まさきるりこ 訳
くまさんは小包を配達するのに大忙し。
どの家でも喜んでくまさんを迎えました。
そして、疲れて帰ったくまさんにも、
ちゃんと小包が・・・。
(福音館書店HPより)
郵便局ではんこを押す音が小気味良い。
ばん ばん ばん!と おしました
ばん ばん ばん!
配達仕事のくまさんの帽子には、何気にヒイラギ。
さりげなくて、とても粋。
イギリスの小さな町の、
クリスマスを迎える気分・気配が
くまさんのまわりの風景から、
配達する家々から、静かに伝わってくる。
眠りにつく前、ベッドのそばに、
サンタさんへの飲み物とお菓子を用意するくまさん。
ささやかなおもてなしがいい。
この作品は、
「ちいさなくまさんシリーズ」の中のひとつ。
せきたんや。ぱんや。うえきや。
他の作品もすべて、
淡々と日常を描きながら、どこかぬくもりを感じる。
それは、誠実であるということ・・・。
Pooh&Peaとしても、
大事にしていきたいと思っていることです。

*届ける仕事と向き合う一冊*
「ゆうびんやのくまさん」(福音館書店)945円(税込)
フィービ&セルビ・ウォージントン 作 まさきるりこ 訳
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「Pooka」で料理ユニットのGomaが、
絵本をモチーフとしてセレクト。
Goma
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/gomamjr/
物語の場面を料理で表現したページが
いつも本当に楽しくて、必ずチェック。
この本もそのコーナーに登場。
ラストのページが
Gomaの魔法で、素敵なケーキに!!
あらためてこの作品のページをめくり、読み返した。
Pooka・・・雑誌でありながら、バックナンバーもお宝。
Pooka
http://www.pooka.jp/

クリスマスの日、
白うさぎの子「ましろ」も、
サンタクロースのおじいさんから
贈り物をもらった。
けれど、
もっと何かほしくなったましろは、
黒うさぎになりすまして、
もう一度おじいさんに会いにいく。
おじいさんは、ましろに、
小さな「たね」をひとつ渡す。
しかし帰り道、ましろは、
おじいさんに嘘をついたことをくやみ、
たねを神様に返そうと、
雪をほって、森の土の下に大切にうめた。
やがて春がきて、
たねをうめたところから、
一本の木がのびだした・・・。
文章を書かれた佐々木たづさんは、
高校生の頃に失明・・・盲目の方。
記憶の中の雪の風景を、
言葉でもって表現しようとする時、
文字でありながら、
語るように読み手に受け止めれる、
静かな力を持ったということなのだろうか・・・。
言葉の力・・・。
1970年の刊行以来、
毎年クリスマスが来るたびに
読み継がれてきた絵本。
子うさぎ「ましろ」と
サンタクロースのおじいさんのやりとりの中に、
こどもとおとなの、あたたかな関係がみえてくる。
色鉛筆の柔らかなタッチが、物語を静かに語る。
*静かに雪景色に会う一冊*
「子うさぎましろのお話」(ポプラ社)1,050円(税込)
ささきたづ 作 みよしせきや 絵
ポプラ社
http://www.poplar.co.jp/
絵本をモチーフとしてセレクト。
Goma
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/gomamjr/
物語の場面を料理で表現したページが
いつも本当に楽しくて、必ずチェック。
この本もそのコーナーに登場。
ラストのページが
Gomaの魔法で、素敵なケーキに!!
あらためてこの作品のページをめくり、読み返した。
Pooka・・・雑誌でありながら、バックナンバーもお宝。
Pooka
http://www.pooka.jp/

クリスマスの日、
白うさぎの子「ましろ」も、
サンタクロースのおじいさんから
贈り物をもらった。
けれど、
もっと何かほしくなったましろは、
黒うさぎになりすまして、
もう一度おじいさんに会いにいく。
おじいさんは、ましろに、
小さな「たね」をひとつ渡す。
しかし帰り道、ましろは、
おじいさんに嘘をついたことをくやみ、
たねを神様に返そうと、
雪をほって、森の土の下に大切にうめた。
やがて春がきて、
たねをうめたところから、
一本の木がのびだした・・・。
文章を書かれた佐々木たづさんは、
高校生の頃に失明・・・盲目の方。
記憶の中の雪の風景を、
言葉でもって表現しようとする時、
文字でありながら、
語るように読み手に受け止めれる、
静かな力を持ったということなのだろうか・・・。
言葉の力・・・。
1970年の刊行以来、
毎年クリスマスが来るたびに
読み継がれてきた絵本。
子うさぎ「ましろ」と
サンタクロースのおじいさんのやりとりの中に、
こどもとおとなの、あたたかな関係がみえてくる。
色鉛筆の柔らかなタッチが、物語を静かに語る。
*静かに雪景色に会う一冊*
「子うさぎましろのお話」(ポプラ社)1,050円(税込)
ささきたづ 作 みよしせきや 絵
ポプラ社
http://www.poplar.co.jp/
この作品は、ハンス・フィッシャー氏の遺作。
フィッシャーの遺族と親交のある
ばばばあちゃんシリーズのさとうわきこさんが、
リズム感あふれることばを添えています。
この作品を出版するのに
大きな役割を果たした
小さな絵本美術館(長野)は、
さとうわきこさんの美術館なのです。
副題が「昔話・おとぎ話の行進」。
ページを開くと、
動物たちが いきいき大行進。
ながぐつをはいたねこ
ブレーメンのおんがくたい
うさぎとはりねずみ
七わのからす ・・・など
8話の物語が連想できる行進が
楽しく繰り広げられています。
各ページを縮小して
1枚にまとめたリーフレット が入っていて、
それがまたすてき!(90cm×10cm)
壁に飾ってもいいかも・・・。

*とどまることなく行進だの一冊*
「るんぷんぷん」
(架空社)1,250円(税込)
ハンス・フィッシャー 作
さとう わきこ ことば
フィッシャーの遺族と親交のある
ばばばあちゃんシリーズのさとうわきこさんが、
リズム感あふれることばを添えています。
この作品を出版するのに
大きな役割を果たした
小さな絵本美術館(長野)は、
さとうわきこさんの美術館なのです。
副題が「昔話・おとぎ話の行進」。
ページを開くと、
動物たちが いきいき大行進。
ながぐつをはいたねこ
ブレーメンのおんがくたい
うさぎとはりねずみ
七わのからす ・・・など
8話の物語が連想できる行進が
楽しく繰り広げられています。
各ページを縮小して
1枚にまとめたリーフレット が入っていて、
それがまたすてき!(90cm×10cm)
壁に飾ってもいいかも・・・。

*とどまることなく行進だの一冊*
「るんぷんぷん」
(架空社)1,250円(税込)
ハンス・フィッシャー 作
さとう わきこ ことば
フィンランドの村はずれで、
大勢の小人たちと
一緒に生活するサンタクロース。
プレゼント作りに励む、
その一年間がここにある。
なるほど・・・と、
細かい描写が
妙な説得力でもって
読み手に迫ってくるところが、
とっても楽しい。
*サンタの生活をこっそり知る一冊*
「サンタクロースと小人たち」
(偕成社)1,890円(税込)
マウリ・クンナス 作 いながきみはる 訳

大勢の小人たちと
一緒に生活するサンタクロース。
プレゼント作りに励む、
その一年間がここにある。
なるほど・・・と、
細かい描写が
妙な説得力でもって
読み手に迫ってくるところが、
とっても楽しい。
*サンタの生活をこっそり知る一冊*
「サンタクロースと小人たち」
(偕成社)1,890円(税込)
マウリ・クンナス 作 いながきみはる 訳
1本のりんごの木が、
幼い少年に、緑あふれる遊び場を与えた。
心地良い木陰と、おいしいりんごも。
少年は成長するにつれ、様々なことを言った。
お金が欲しい・・・
家が欲しい・・・
そのたび、この大きなりんごの木は、
自分のパーツを提供する提案をする。
あるページに描かれた
少年が昔、
「ぼくと木」と刻んだ木の根元まで切り取られた絵・・・。
シルヴァスタインは、いつも読者に解釈をゆだねる。
それは懐の深さなのか、突き放した厳しさなのか・・・。
幸せの価値観について、考える機会をくれる作品。
問い続けること・・・ピリオドでなく・・・。

*幸せについて問い続ける一冊*
「おおきな木」(篠崎書林)1,162円(税込)
シェル・シルヴァスタイン 作 ほんだきんいちろう 訳
幼い少年に、緑あふれる遊び場を与えた。
心地良い木陰と、おいしいりんごも。
少年は成長するにつれ、様々なことを言った。
お金が欲しい・・・
家が欲しい・・・
そのたび、この大きなりんごの木は、
自分のパーツを提供する提案をする。
あるページに描かれた
少年が昔、
「ぼくと木」と刻んだ木の根元まで切り取られた絵・・・。
シルヴァスタインは、いつも読者に解釈をゆだねる。
それは懐の深さなのか、突き放した厳しさなのか・・・。
幸せの価値観について、考える機会をくれる作品。
問い続けること・・・ピリオドでなく・・・。

*幸せについて問い続ける一冊*
「おおきな木」(篠崎書林)1,162円(税込)
シェル・シルヴァスタイン 作 ほんだきんいちろう 訳
ただ今、TOM'S BOXで開催中の長新太展、
今回は、トムズ店内に
たくさんの花(作品)が咲いているようです。
フツウの絵本原画展とは
何かが、す〜こ〜し〜違う作品たち。
(「へんてこへんてこ」風に読んでねと・・・トムズより)
・・・三年前にも ここで花の絵をみていただいた。
そのときは「花ざかり」だったが、今回は「花の香り」。
香りまで感じてもらおうというわけである。
「オイル・クレパスのにおいしかしないよ」なんて
言ってはいけない。
長 新太(DMより)
去年の“へんてこかるた”(雑誌付録)が
通常サイズのカルタになって、トムズで販売中。
TOM'S BOX
http://www.tomsbox.co.jp/
OPEN:11:00〜20:00 木曜日定休
(最終日は12/29。夕方6時まで。ご注意くださいね。)
・・・というわけで、「す〜こ〜し〜」を堪能してみませんか?

*不思議なおかしさの一冊*
「へんてこへんてこ」(佼成出版社)948円(税込)
長新太 作
森の中に、とても不思議な橋がありました。
なぜ不思議なのかって?
実はね、その橋を渡ると、
体がニューッと伸びてしまうらしいの。
イヌも、ネコも、ゾウさんも!
今回は、トムズ店内に
たくさんの花(作品)が咲いているようです。
フツウの絵本原画展とは
何かが、す〜こ〜し〜違う作品たち。
(「へんてこへんてこ」風に読んでねと・・・トムズより)
・・・三年前にも ここで花の絵をみていただいた。
そのときは「花ざかり」だったが、今回は「花の香り」。
香りまで感じてもらおうというわけである。
「オイル・クレパスのにおいしかしないよ」なんて
言ってはいけない。
長 新太(DMより)
去年の“へんてこかるた”(雑誌付録)が
通常サイズのカルタになって、トムズで販売中。
TOM'S BOX
http://www.tomsbox.co.jp/
OPEN:11:00〜20:00 木曜日定休
(最終日は12/29。夕方6時まで。ご注意くださいね。)
・・・というわけで、「す〜こ〜し〜」を堪能してみませんか?

*不思議なおかしさの一冊*
「へんてこへんてこ」(佼成出版社)948円(税込)
長新太 作
森の中に、とても不思議な橋がありました。
なぜ不思議なのかって?
実はね、その橋を渡ると、
体がニューッと伸びてしまうらしいの。
イヌも、ネコも、ゾウさんも!
スペイン人とインディオの文化が混在した
カトリックの国メキシコ・・・。
ここで紹介されているポサダは、
メキシコでクリスマス前の9日間、
毎晩どこかの家で開かれるパーティーのこと。
ピニャタという、
メキシコのパーティーにはかかせない、
お菓子やくだものを詰め込む、さまざまな形をした
色とりどりの張り子くす球(中は壷)のようなものが登場。
クリスマスが近づくと、
いろんな形をしたピニャタが市場で売られる。
その楽しげなこと!
そこからたったひとつ、
自分のピニャタを選び、庭にぶら下げ祝う。
ポサダのラスト、
めかくしをしたこどもたちが棒を持って、
交替でピニャータを割り、
中からこぼれ落ちるお菓子を競って拾うのよ。
そう・・・、ピニャタはつるされ、最後は割られる運命。
それは、楽しみなことであり、同時に、悲しい出来事。
セシにとっては、初めて祝う自分のポサダ。
大きな期待と不安がよぎる。
幼い胸に抱く、さまざまな思い・・・。
待ちに待った当日、
古くから伝わる衣装で着飾り、
行列の一番前を歩くセシ。
いざピニャタ割りが始まると
割られたくない、割りたくない。
だって、これはセシのピニャタなんだもの。
大きな金色星形の、
セシが選んだ、たったひとつの宝物。
セシは木の陰で立ちつくし、
手で顔を覆ってしまいます。
あたしのピニャタを割らせないで!
出版された当時は、まだアメリカ人の中に
メキシコの人々への偏見が根強くある頃・・・。
エッツが、
メキシコ人であるラバスティダと手がけたこの絵本は、
メキシコの日常生活を広く伝える意図が含まれていた。
メキシコの人々の食事、住まい、街の様子が、
写実的でありながら、いきいきと描かれている。

*メキシコのクリスマスを知る一冊*
「クリスマスまであと九日 セシのポサダの日」
(冨山房)1,470円(税込)
マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ作
たなべいすず 訳
幼いこどもの気持ちを表す、
その描写も見事・・・。
公園の冷たい水面に浮かんでた
アヒルの気持ちが知りたくて、
自宅のおふろに
水を張って飛び込んでみるところ。
赤ちゃんを抱っこさせてもらう時の、
精一杯背伸びして世話するしぐさ。
首がぐらつく人形
ガビナに話しかける様子・・・。
表現に誇張したところがなく、
とても自然で、
それはこの物語すべてに
貫かれていて、心にしみる。
カトリックの国メキシコ・・・。
ここで紹介されているポサダは、
メキシコでクリスマス前の9日間、
毎晩どこかの家で開かれるパーティーのこと。
ピニャタという、
メキシコのパーティーにはかかせない、
お菓子やくだものを詰め込む、さまざまな形をした
色とりどりの張り子くす球(中は壷)のようなものが登場。
クリスマスが近づくと、
いろんな形をしたピニャタが市場で売られる。
その楽しげなこと!
そこからたったひとつ、
自分のピニャタを選び、庭にぶら下げ祝う。
ポサダのラスト、
めかくしをしたこどもたちが棒を持って、
交替でピニャータを割り、
中からこぼれ落ちるお菓子を競って拾うのよ。
そう・・・、ピニャタはつるされ、最後は割られる運命。
それは、楽しみなことであり、同時に、悲しい出来事。
セシにとっては、初めて祝う自分のポサダ。
大きな期待と不安がよぎる。
幼い胸に抱く、さまざまな思い・・・。
待ちに待った当日、
古くから伝わる衣装で着飾り、
行列の一番前を歩くセシ。
いざピニャタ割りが始まると
割られたくない、割りたくない。
だって、これはセシのピニャタなんだもの。
大きな金色星形の、
セシが選んだ、たったひとつの宝物。
セシは木の陰で立ちつくし、
手で顔を覆ってしまいます。
あたしのピニャタを割らせないで!
出版された当時は、まだアメリカ人の中に
メキシコの人々への偏見が根強くある頃・・・。
エッツが、
メキシコ人であるラバスティダと手がけたこの絵本は、
メキシコの日常生活を広く伝える意図が含まれていた。
メキシコの人々の食事、住まい、街の様子が、
写実的でありながら、いきいきと描かれている。

*メキシコのクリスマスを知る一冊*
「クリスマスまであと九日 セシのポサダの日」
(冨山房)1,470円(税込)
マリー・ホール・エッツ&アウロラ・ラバスティダ作
たなべいすず 訳
幼いこどもの気持ちを表す、
その描写も見事・・・。
公園の冷たい水面に浮かんでた
アヒルの気持ちが知りたくて、
自宅のおふろに
水を張って飛び込んでみるところ。
赤ちゃんを抱っこさせてもらう時の、
精一杯背伸びして世話するしぐさ。
首がぐらつく人形
ガビナに話しかける様子・・・。
表現に誇張したところがなく、
とても自然で、
それはこの物語すべてに
貫かれていて、心にしみる。
ボタン、木の実、ビンのふた、
毛糸の帽子、石、葉っぱ、手袋・・・。
手元にあるいろんなものを使って、
雪が降ったら雪だるまを作ってみよう。
独創的な雪だるまのデザインを
あざやかなカラー写真で紹介。
つくりたくなる気持ちのツボにきます。
*ゆきだるまをつくろうの一冊*
「やぁゆきだるま!」(偕成社)1,680円(税込)
ロイス・エイラト 作 ふじさきなおこ 訳

毛糸の帽子、石、葉っぱ、手袋・・・。
手元にあるいろんなものを使って、
雪が降ったら雪だるまを作ってみよう。
独創的な雪だるまのデザインを
あざやかなカラー写真で紹介。
つくりたくなる気持ちのツボにきます。
*ゆきだるまをつくろうの一冊*
「やぁゆきだるま!」(偕成社)1,680円(税込)
ロイス・エイラト 作 ふじさきなおこ 訳
朝、目覚めて、
窓の外に雪げしきを見たピーター。
うれしくてうれしくて、
雪の中に飛び出して遊んだ。
穏やかに静かに
ピーターの冬の一日が描かれている。
キャンバスに絵を描くように、
雪の上の足跡をつけ、変化を楽しんだり、
木の枝の雪をふり落としてみたり・・・。
雪面に自分のからだを投げ出して、
天使の形を作っているところは、
のびやかで楽しい。
思わずやってみたくなる。
次の日の雪合戦に備えてつくった雪の玉は・・・。
胸がきゅんとして、でも心があたたまる・・・
雪で遊んだ一日の、
新鮮な感動と素朴な喜びを、
美しく描いた印象深い作品。
1962年コールデコット賞受賞。
黒人の少年を主人公にした
初めての絵本作品であったこと、
コラージュと油彩とで絵本表現に迫ったこと、
当初その斬新さは、強烈な印象だったようです。
キーツ自身は黒人ではなく、
「ライフ」誌で見かけた黒人のこどもに魅せられ、
その写真を大事なモチーフとして
20年以上もあたためたと言われている。
絵の具を満足に買えなかった少年時代、
そこで培われた庶民としての感性と、
おとなになってから出会った
黒人のこどもにみた少年のピュアな部分。
人種を超え、自身の分身として
大事に描いたのが、ピーターという少年・・・。
真っ白い雪の丘を滑り降りる、
ピーターのマントの赤との対比。
初めての雪に驚くピーターの
息づかいを感じさせるような雪空。
コラージュ効果は、みごとに作品を彩っている。
*冬の日のささやかな冒険を描いた一冊*
「ゆきのひ」(偕成社)1,260円(税込)
エズラ・ジャック・キーツ 作 きじまはじめ 訳
窓の外に雪げしきを見たピーター。

うれしくてうれしくて、
雪の中に飛び出して遊んだ。
穏やかに静かに
ピーターの冬の一日が描かれている。
キャンバスに絵を描くように、
雪の上の足跡をつけ、変化を楽しんだり、
木の枝の雪をふり落としてみたり・・・。
雪面に自分のからだを投げ出して、
天使の形を作っているところは、
のびやかで楽しい。
思わずやってみたくなる。
次の日の雪合戦に備えてつくった雪の玉は・・・。
胸がきゅんとして、でも心があたたまる・・・
雪で遊んだ一日の、
新鮮な感動と素朴な喜びを、
美しく描いた印象深い作品。
1962年コールデコット賞受賞。
黒人の少年を主人公にした
初めての絵本作品であったこと、
コラージュと油彩とで絵本表現に迫ったこと、
当初その斬新さは、強烈な印象だったようです。
キーツ自身は黒人ではなく、
「ライフ」誌で見かけた黒人のこどもに魅せられ、
その写真を大事なモチーフとして
20年以上もあたためたと言われている。
絵の具を満足に買えなかった少年時代、
そこで培われた庶民としての感性と、
おとなになってから出会った
黒人のこどもにみた少年のピュアな部分。
人種を超え、自身の分身として
大事に描いたのが、ピーターという少年・・・。
真っ白い雪の丘を滑り降りる、
ピーターのマントの赤との対比。
初めての雪に驚くピーターの
息づかいを感じさせるような雪空。
コラージュ効果は、みごとに作品を彩っている。
*冬の日のささやかな冒険を描いた一冊*
「ゆきのひ」(偕成社)1,260円(税込)
エズラ・ジャック・キーツ 作 きじまはじめ 訳
さぁ、クリスマスはじめのひの おくりものは
ほら 1わのヤマウズラ
さぁ、クリスマスふつかめの おくりものは
2わのキジバト、
それに 1わのヤマウズラ・・・
クリスマスって、
イエス・キリストの誕生日を祝う12月25日の1日だけ?
いえいえ、イギリスでは11世紀頃から
12月26日から1月6日までの12日間も
クリスマスとして祝う風習があるのだそうです。
この本は、最終の1月5日の夜(12夜)に行われるゲーム。
伝統的なクリスマスソングとして歌いつがれている。
アメリカで出版されるも、
絵を描かれたエミリー・ボーラムさんはイギリス人。
『さむがりやサンタ』の作者レイモンド・ブリッグズさんに導かれて
絵本の道に入った絵本作家。
同タイトルの絵本は、日本で他にも数冊翻訳出版。
記憶ゲームのように歌って遊ぶものなのに、
歌えるように訳された本がありませんでした。
この作品は、わしづなつえさんが、
歌えるクリスマスソングの本にしてくれたもの。
歌(日本語と英語)、カラオケCD付き。
わしづさんって・・・小鳩くるみさんなのよ。
大学教授になって芸能活動を中止した小鳩さんが
14年ぶりにレコーディングしたある意味お宝本なの。
*クリスマスソングの一冊*
「クリスマスの12にち」(福音館書店)1,680円(税込)
エミリー・ボーラム 作 わしづなつえ 訳

ほら 1わのヤマウズラ
さぁ、クリスマスふつかめの おくりものは
2わのキジバト、
それに 1わのヤマウズラ・・・
クリスマスって、
イエス・キリストの誕生日を祝う12月25日の1日だけ?
いえいえ、イギリスでは11世紀頃から
12月26日から1月6日までの12日間も
クリスマスとして祝う風習があるのだそうです。
この本は、最終の1月5日の夜(12夜)に行われるゲーム。
伝統的なクリスマスソングとして歌いつがれている。
アメリカで出版されるも、
絵を描かれたエミリー・ボーラムさんはイギリス人。
『さむがりやサンタ』の作者レイモンド・ブリッグズさんに導かれて
絵本の道に入った絵本作家。
同タイトルの絵本は、日本で他にも数冊翻訳出版。
記憶ゲームのように歌って遊ぶものなのに、
歌えるように訳された本がありませんでした。
この作品は、わしづなつえさんが、
歌えるクリスマスソングの本にしてくれたもの。
歌(日本語と英語)、カラオケCD付き。
わしづさんって・・・小鳩くるみさんなのよ。
大学教授になって芸能活動を中止した小鳩さんが
14年ぶりにレコーディングしたある意味お宝本なの。
*クリスマスソングの一冊*
「クリスマスの12にち」(福音館書店)1,680円(税込)
エミリー・ボーラム 作 わしづなつえ 訳
数年前に、たんじあきこさんとのご縁で
パイ焼き茶房のチャリティー展覧会に出かけました。
三姉妹(?)で見に行った茶房の壁に、
この作品の原画もありました。
闇夜の空から降る雪が、とても印象的でした。
たんじあきこさん。
とりごえまりさん。
どいかやさん。
皆さんのあったかい絵に囲まれて、幸せな時間を過ごしました。
たんじあきこさん http://www9.ocn.ne.jp/~p.1711/
パイ焼き茶房 http://www.paiyaki.net/paisabou.html
*季節を楽しみに待つ一冊*
「しんくんとのんちゃん 空からのてがみ」
とりごえまり 作(アリス館)1,375円(税込)
初めて冬を迎える
りすの「しんくん」と「のんちゃん」は、雪を知りません。
くまの親子から雪の話をきいて、想像をふくらませます。
まだかなぁ、しろいの
まだかなぁ、フワフワ
パイ焼き茶房のチャリティー展覧会に出かけました。

三姉妹(?)で見に行った茶房の壁に、
この作品の原画もありました。
闇夜の空から降る雪が、とても印象的でした。
たんじあきこさん。
とりごえまりさん。
どいかやさん。
皆さんのあったかい絵に囲まれて、幸せな時間を過ごしました。
たんじあきこさん http://www9.ocn.ne.jp/~p.1711/
パイ焼き茶房 http://www.paiyaki.net/paisabou.html
*季節を楽しみに待つ一冊*
「しんくんとのんちゃん 空からのてがみ」
とりごえまり 作(アリス館)1,375円(税込)
初めて冬を迎える
りすの「しんくん」と「のんちゃん」は、雪を知りません。
くまの親子から雪の話をきいて、想像をふくらませます。
まだかなぁ、しろいの
まだかなぁ、フワフワ
Counter
プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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