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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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チムニーちゃんはとってもげんきな女の子。

雪がつもってうれしいチムニーちゃんは、

おやつのチョコレートを持って、おそとにかけだしていきました。

チムニーちゃんは動物たちをさそって楽しく遊びます。

冬にぴったりの楽しいお話。



ヤムヤムヤミー(Yum.Yum.Yummy)でおなじみのたんじさん。

待ちに待った単行本!

来年度の月刊絵本で続編にも会えますよ。

楽しいチムニーちゃんシリーズの誕生です。

img20050208_1.jpg

*雪と戯れかけだそうの一冊*

「ゆきのひのチムニーちゃん」

(Gakken)1,260円(税込)

たんじあきこ 作



たんじさんHP 

http://www9.ocn.ne.jp/~p.1711/
PR
冬の公園や雑木林で、

こごえる木の芽を見てごらん。



ほら、ウサギにコアラ、

太陽のよう・・・



冬芽って

いろんな表情した顔に見えてくる。



いきいきした文は、

独特の画風で有名な長新太さん。



長さんが絵を描かずして、言葉で表現。

木の芽の冬の姿を撮影・拡大して、

ゆかいな写真絵本になりました。





ぱっ ぱっ ぱっぱっ!

みんなは みんなは 

きのめだよ きのめだよ






冬の日の楽しみがここにある。

むしめがね持って出かけてみようか。



・・・早く春が来ないかな。



img20050203.jpg



*春待つ歌声聞きに行こうの一冊*

「ふゆめがっしょうだん」

(福音館書店)

880円(税込)

冨成忠夫・茂木透 写真  

長新太 文
北のお山のてっぺんに小さな家があり、img20050203.jpg

その家には、のっぽの山姥と山姥の娘まゆが住んでいた。

ある日、まゆは雑木林のその奥で鬼に出会う。

お腹のすいていた鬼は、

まゆを鍋で煮て食べようと思い、風呂を沸かすと嘘をつく。

そうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり・・・

まゆははりきり、せっせと鬼を手伝った。

風呂を沸かしているとばかり思っていたまゆ。

お湯が沸くと、「お先にどうぞ」というなり、

鬼を鍋に放り込んでしまった。(!!)

さぁ、鬼はどうなった?



富安さんが出会った「山姥の錦」という民話。

それを読んで、子どもを産んだ山姥は、

どんなお母さんになったんだろうと思ったことが、このお話を産み出すきっかけに。

そしてできあがったのが、

富安さんの単行本第一作「やまんば山のモッコたち」(福音館書店)、

絵本第一作がこの作品なのです。



痛快なお話を、のびやかな絵の降矢ななさんとコンビを組んで、

シリーズとしてかきつづっています。



*鬼と遊ぶは誰かいなの一冊*

「まゆとおに  やまんばのむすめ まゆのおはなし」(福音館書店)880円(税込)

富安陽子 文  降矢なな 絵



絵本の続編には、「こどものとも」で「まゆとブカブカブー」「まゆとりゅう」あり。

現在スロヴァキア在住の降矢ななさんの作品は、

「めっきらもっきらどおんどん」「ともだちや」シリーズ・・・かなり手応えあり。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/289
川に橋をかけようとする大工と、

その川に住む鬼のユーモラスなやりとり。



民話の語り口を生かした文章・・・。

日本の伝統を感じさせる美しい絵を、

横長絵本のつくりを生かし、ダイナミックに描写。

その絵と文のバランスの見事さといったら!

緊張感の中にユーモアがあり、

最後の最後まで読み手を引きつける。



はやく おにろくぁ 

めだまぁ もってこば ええなぁ




自分は何者?正体は?

・・・それが名前なんだ。



古びることない、味わい深い作品。



img20050202.jpg



*俺の名前をあててみろの一冊*

「だいくとおにろく」(福音館書店)780円(税込)

松居直 再話 赤羽末吉 絵 
お腹がいっぱいになるまで草を食べ、img20050201.jpg

葉っぱを食べ、朝起きれば牙を磨き、

水を100リットル飲み、そして・・・

大きなまんまるのうんちを、ひとつします。

これがぞうの日々の暮らし。



やがて1年が過ぎ、

うんちは1日に2個・・・次の年は3個・・・

さらに時は経ち、ぞうもりっぱなおとなになり、

1日に50個のうんちをするようになった頃、

増え続けたうんちは、ゼロに向かい減っていきます。



ぞうは幸せでした。

100年生きてみて、やっとゼロというものがわかりました。

もう考えることはなにもありませんでした・・・。



年を重ねるからこそ、わかること。

死に向かうということ。

ゼロという状態になるということ。

・・・考えさせられる算数です。 



*差し引きゼロを思う一冊*

「ぞうのさんすう」(あすなろ書房)1,050円(税込)

ヘルメ・ハイネ作  いとうひろし訳
北極地方に大昔から住むイヌイットと呼ばれる人々。

彼らのイヌクティトゥット語で“人々”を意味し、
以前はエスキモーと呼ばれていた。

そしてイグルーとは、
イヌイットが北極圏につくる雪と氷の家のこと。



写真家ウーリ・ステルツァーは、
イグルーの力強く美しい構造を記録。

イグルーができていく過程を、
最小限の説明とモノクロの写真でたんたんと語る。

厳しい自然や、
その中で生きるための伝統的な工夫などを描写。

その様には、
生きていくための知恵を形にしてきたことへの
誇りまでも感じられる。


img20050201.jpg


*受け継がれるものの美しさを知る一冊*

「イグルーをつくる」(あすなろ書房)1,260円(税込)
ウーリ・ステルツァー 写真・文 千葉茂樹 訳
大雪に閉じ込められたジェオポリスの街。
img20050124.jpg
大雪で学校も店もお休み。
病院も消防署も電話局も困っている時、
トラクターのケイティーの働きで、
人びとは大助かり。

寒さに動き鈍くなる冬の日に、
働く車が動き出す。

除雪作業で大奮闘、
力持ちの除雪車ケイティー。

雪をのけた道を、
いろいろな車が走り始める。


街が命を取り戻し、
動き出す描写がていねいです。



作者バートンは、男の子ふたりのお母さん。
自身の子育ての中で知るこどもの目線。

躍動感あふれる
のりものの絵本を描ける理由が、
少しわかるような気がします。



作品を届けたい相手が、ちゃんといる。
手厳しい批評家のこどもたち・・・・・。


*たくましく働く車の一冊*

「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」
(福音館書店)1,260円(税込)
バージニア・リー・バートン 文・絵  
石井桃子 訳
汽車に乗って、こどもたちはどんどん行くよ。

終着駅に着くと、魔法使いのおばあさんからお面をもらい、目指す所はお祭り広場。

みんな歌ったり踊ったり、思い思いにやって来た。



粘土を焼いて作った汽車や駅、動物やミュージシャンなどの写真、

スズキコージさん自身が扮するおばあさんや

こどもたちの写真などを切り抜いて作ったコラージュ絵本。img20050119.jpg



呪文のようにウンツァッツァ!

つぶやきながらウンツァッツァ!

着替えをしながらウンツァッツァ!(なんだ、それ?)

さぁ、あなたもコージズキンに会いに行こう。



*心踊らし呪文とともにの一冊*

「みんな あつまれ」(福音館書店)380円(税込)・・・在庫稀少

2003年9月号(月刊絵本)

スズキコージ 作



http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/565
朝、起き抜けに歌って踊ってみた。

「キュートな40歳の おっ・しっ・りっ!」

・・・・・しらーっとした空気が流れた我が家・・・・・。

落ち着け、とにかく・・・みたいな空気。・・・はい・・・。



img20050120.jpg



*ギフトのこころに触れる一冊*

「たんじょうび」(福音館書店)1,365円(税込)

ハンス・フィッシャー文・絵 おおつかゆうぞう訳



今日は、リゼッテおばあちゃんの誕生日。

動物たちはお祝いをしようと大奮闘。

ケーキを焼いたり、ローソクを買ったり。



「るんぷんぷん」もおすすめです。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/484
これは悲しんでいる私だ。

この絵では、幸せそうに見えるかもしれない。

じつは、悲しいのだが、幸せなふりをしているのだ・・・。(本文より)




最愛の息子をなくして悲しんでいる詩人の思い・・・

深い悲しみを抱えながらも生きているひとの話。



img20050117.jpg



*傷ついた心に寄り添う一冊*

「悲しい本」(あかね書房)1,470円(税込)

マイケル・ローゼン作 クェンティン・ブレイク絵 谷川 俊太郎 訳



深い“ひと”の悲しみを、

本当に知ることなんてできないのでしょう。



気休めのつもりはない・・・

きれいごとですまないのだろうけれど、

力になりたい、

その心に寄り添いたいと、思う時があります。

そして、かえって傷つけてしまったり・・・

無力だと・・・思い知ったりするのです。
赤いぼうしとマフラーと、

てぶくろ、ながぐつ身に着けて、

着込んだオーバーの色は青。

しっかり冬の身支度整えたうさこちゃん、

雪降り積もる外で遊びます。

そりすべりに、スケート、雪だるま作りもしました。



あれあれ?何をみつけたの?

それは、寒さにこごえ、ないていたことりでした・・・。



img20050112.jpg



*冬の身支度整えての一冊*

「ゆきのひのうさこちゃん」(福音館書店)630円(税込)

ディック・ブルーナ作  石井桃子訳
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Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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