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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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「Pooka」で料理ユニットのGomaが、
絵本をモチーフとしてセレクト。

Goma 
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/gomamjr/


物語の場面を料理で表現したページが
いつも本当に楽しくて、必ずチェック。
この本もそのコーナーに登場。

ラストのページが
Gomaの魔法で、素敵なケーキに!!

あらためてこの作品のページをめくり、読み返した。



Pooka・・・雑誌でありながら、バックナンバーもお宝。

Pooka 
http://www.pooka.jp/



img20041210.jpg


クリスマスの日、
白うさぎの子「ましろ」も、
サンタクロースのおじいさんから
贈り物をもらった。

けれど、
もっと何かほしくなったましろは、
黒うさぎになりすまして、
もう一度おじいさんに会いにいく。


おじいさんは、ましろに、
小さな「たね」をひとつ渡す。


しかし帰り道、ましろは、
おじいさんに嘘をついたことをくやみ、
たねを神様に返そうと、
雪をほって、森の土の下に大切にうめた。


やがて春がきて、
たねをうめたところから、
一本の木がのびだした・・・。




文章を書かれた佐々木たづさんは、
高校生の頃に失明・・・盲目の方。

記憶の中の雪の風景を、
言葉でもって表現しようとする時、
文字でありながら、
語るように読み手に受け止めれる、
静かな力を持ったということなのだろうか・・・。


言葉の力・・・。


1970年の刊行以来、
毎年クリスマスが来るたびに
読み継がれてきた絵本。

子うさぎ「ましろ」と
サンタクロースのおじいさんのやりとりの中に、
こどもとおとなの、あたたかな関係がみえてくる。


色鉛筆の柔らかなタッチが、物語を静かに語る。


*静かに雪景色に会う一冊*

「子うさぎましろのお話」(ポプラ社)1,050円(税込)
ささきたづ 作  みよしせきや 絵

ポプラ社 
http://www.poplar.co.jp/
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HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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