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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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img20050630.jpgあっ かめくん 
かめくんのうしろにいるの だあれ 

あっ ねこさん 
ねこさんのうしろにいるの だあれ 

あっ ぞうさん 
ぞうさんのまえにいるの だあれ 

あっ とりさん 
とりさんのうえにいるの だあれ 




自分のまわりを、もう一度よく見てみよう。
きっと誰かいるんだよ。


*ぐるりとまわりを見てみたらの一冊*

「うしろにいるのだあれ」(新風舎)1,470円(税込)
ふくだとしお 作




人気シリーズとなっている。

他に「うしろにいるのだあれ みずべのなかま
うしろにいるのだあれ のはらのともだち
うしろにいるのだあれ うみのなかまたち」あり。


img20050623_1.jpgimg20050623_2.jpg
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今や大人気の彼らの作品集の中で、 
Pooh&Pea太鼓判の一冊。


食パン印刷、シーツくん、じょうぎくん、
月面宙返り、舌平目のポワレ、LEMONなど、
『ペンシル』『spoon.』等に掲載した、
貴重な初期コミック作品から
描きおろし作品まで収録。


100%ORANGEの魅力を、
ぎゅぎゅっと凝縮した漫画本。
2003年の出版。

濃いぜっ。


img20050623.jpg


*丸ごと濃縮果物かの一冊*

「フルーツの部屋」
(プレビジョン)1,575円(税込)
100%ORANGE 作
止まぬ雨は、もう三日間も降り続いていた。img20050621.jpg

小さな男の子と女の子のきょうだいは、雨雲を見上げていた。



窓から外の景色を眺めていろんなことを想像するの。

自分だったらこんなふうに雨の世界を楽しんじゃうな・・・って。



あぁ・・・外に遊びに行きたい。

でもきっと、足が濡れるから、かぜをひくから、

外に出ちゃだめって言われるに決まってる・・・。



雨が小降りになった時、聞こえてきたお母さんの声。

思いもしなかった言葉・・・

「さあ、あなたたち。

 レインコートを着て、外で遊んでらっしゃい。

 雨が小降りのようだから。」

いいの?やったぁー。



レインコート着て、長ぐつはいて、

きょうだいは外に飛び出した。

もう、誰のことも、うらやましがったりしない。

思う存分、雨を楽しんじゃうよ。



*小雨まじりになったならの一冊*

「あめあめ ふれふれ もっとふれ」

(のら書店)1,155円(税込)

シャーリー・モーガン 文

エドワード・アーディゾーニ 絵

なかがわちひろ 訳



降り続く雨の日、こどもたちのひろがる想像と喜び。

リズミカルな文と、詩情あふれる絵での描写。

雨の日に、外で遊べるこどもが一番 !



しゃがみこんで虫をみつめ、

空気のにおいをかぎ、

風におどろき、草の葉をちぎってみる。

子どもは、五感をひらいて世界とむきあいます。

雨の日に、

世界と子どもがほほえみをかわした瞬間を、

かろやかにとらえた物語です。 

                     中川千尋 
2003年より刊行のTOM'S BOXのFLIP BOOKシリーズ。 

size:56mm×90mm/52p



FLIP BOOKのページを進ませていく時、

他の作品の中では、コトコトとコミカルに動き出す絵が、

宇野さんの手にかかると、

なぜかスローモーションで動き出す、そんなイメージ。

ロマンチックな雰囲気を醸し出している。

さすが・・・宇野亜喜良さん・・・。



TOM'S BOX http://www.tomsbox.co.jp/ 



*手のひらの中でうっとりとの一冊*img20050621.jpg

「白い祭」(TOM'S BOX)630円(税込)

宇野亜喜良 作



宇野亜喜良さん作FLIP BOOKは他1種あり。

「スフィンクス」
Pooh&Pea BOOKセレクトの中から、父の日によせて・・・。





ねこのオーランドー 海へいくDiary:2004/02/25

父の愛。夫の愛。粋だねっ。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/26



おもちゃのいいわけDiary:2004/03/14

船越さんの正直な気持ちが作品とともにつづられている。

いいわけがすがすがしい。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/49



きりのなかのはりねずみDiary:2004/03/12・04/09

はりねずみが霧の中を、ともだちに会うため進む姿は

人生そのものを表現していて心にしみる。

耳をすまし、目をこらし、おののきながらも歩いていこう。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/86



ちいさくなったパパDiary:2004/04/26

どうしておとなは遊べないの?

息子の問いにパパは考え、流れ星に願いをかけた。

「私を子どもの時のようにして下さい」

スタルクの描写に、笑えるんだけれど、かなりどきっ。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/110



海べのあさDiary:2004/05/08

サリーは、はじめて歯が抜けそうでうれしくてたまらない!

誰もが経験する気持ち。

うれしいけど不安でもある、

歯の抜けそうな時期の、我が家のお守り。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/126



ガボンバのバットDiary:2004/05/30

今の幼い人たちに、あこがれるひとっている?

将来の夢って?夢見れない時代。

野球が好きでも嫌いでも、この野球こぞうの気持ち感じてほしい。

夢叶う日を思うわくわく。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/161



ピッツァぼうやDiary:2004/06/08

こんなお父さん、いたらすてき。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/174



ゆくえふめいのミルクやさんDiary:2004/06/18

日々の暮らしをいとおしむために、

さぁ、ちょこっと息抜きしてみますか・・・。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/190



ロバのシルベスターとまほうのこいしDiary:2004/06/21

絆を信じていいんだね。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/197



はちうえはぼくにまかせてDiary:2004/07/09

こんなに忍耐強く見守ることはできそうもないが・・・。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/226



いってらっしゃい おかえりなさいDiary:2004/08/10

接点などなさそうな

それぞれの生活をつなぐ一日の時間の流れ。

淡々と描きつつ、あたたかいところがおもしろい。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/262



かばさんDiary:2004/10/26

娘さんの3歳の誕生日にプレゼントした、

わら半紙にボールペンと色鉛筆で

描いた絵本がこの本の元。

ナインティナインのやべっちパパよ。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/398



おおきな木Diary:2004/12/7

シルヴァスタインは、いつも読者に解釈をゆだねる。

それは懐の深さなのか、突き放した厳しさなのか。

幸せの価値観について、考える機会をくれる作品。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/488



悲しい本Diary:2005/01/18

本当に悲しいってことは、愛情がそこにあるから。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/564



キャラメルぼおやDiary:2005/04/07

こどもに手渡してあげたいものは・・・。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/687



やまのかいしゃDiary:2005/04/21

肩の力抜いて、深呼吸してね。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/732



きはなんにもいわないのDiary:2005/04/27

何も語らなくても、見守ってくれる存在。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/740



ペニーさんDiary:2005/05/07

誰ひとりとして手放せないのさ。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/742



うんちっちDiary:2005/05/10

迷うことなく助け出す。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/756



家族Diary:2005/05/21

血のつながりに甘えるまい。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/758



生命はDiary:2005/05/25

睦まじく暮らすために思いを知ろう。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/783



こぶたのまーちDiary:2005/06/04

お父さんみたいに上手になりたい。

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/800



せかいいちおおきなうちDiary:2005/06/11

聞く耳もてる知恵者はだあれ?

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/815



きょだいな きょだいなDiary:2005/06/13

最後に落っこちたところは・・・?

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/763
雨降る日に、ふと本棚から取り出し、めくりたくなるの。



タイトルがツボにきてしまうんだな。

理由は明言できませぬが、ちくりと身に覚えもあり・・・まずいぜっ。



ごちそうをつくって食べて、img20050617.jpg

その後疲れ果て、眠ってしまったおじさん。

次の日は、もっとごちそうをつくり、

汚したお皿も2倍に増やし、やっぱりそのまま寝てしまう。

そのまた次の日も、ごちそうをつくり・・・と、

汚れたお皿で、家の中はいっぱい。



食事をしようとしても、きれいなお皿は、

たったの1枚もなくなってしまう。

それでも洗うってことをしない・・・。

おいおい!いいのか?



しかし楽しい。

絵が全然汚らしくなくって、やけに洒落ている。

それはクーニーのなせる業か。

しつけが前面に出ないのに、最後の落ちで、

そうでしょうとも・・・と、やけに納得してしまう。



雨にまかせて、一気にカタをつけるその描写は、何とも潔い。

水にながすとは、このことか?



にっちもさっちも行かない場合、

理屈でどうこうなんてしようもないのよ、そういう時は。

えいやぁーって弾みつけて、仕切り直すのも必要なことかも。



*片付けておこうかという気になる一冊*

「おさらをあらわなかったおじさん」

(岩波書店)819円(税込)

フィリス・クラジラフスキー 文

バーバラ・クーニー 絵  光吉 夏弥 訳



岩波書店 http://www.iwanami.co.jp/



*以前に紹介した文を加筆訂正。
よあけ」や「ゆき」といった彼の代表作は、

静かな趣のある景色とストーリーの作品というイメージ。

そうした作品とは画風が異なるけれど、img20050617.jpg

絵本構成へのこだわり、

線や空間に対するこだわりが感じられ、味わい深い。



くまと少年の関わりを描いた、

ミルンのクマのプーさんの一場面を引き合いに出し、

プー横丁にたった家」以降、

こどものための物語を

書くのをやめてしまったミルンと、

デビュー以来、ずっとこどものための作品を

書き続けているシェルヴィッツについて、

感じていることを記した、

さくまゆみこさんの言葉が心にしみる。



描く世界に、その細い線描に、

絵本に関わり続けようとする

彼らしい意志を感じことのできるデビュー作。

待望の初邦訳。



*大切なものへの思いを感じる一冊*

「ぼくとくまさん」(あすなろ書房)1,260円(税込)

ユリ・シュルヴィッツ 作   さくまゆみこ 訳
2003年より刊行のTOM'S BOXのFLIP BOOKシリーズ。 

size:56mm×90mm/52p



この、無心でパラパラする世界って、

単純だけれど奥深いアニメーションの原型。

手のひらの中で、自分で展開できて、そのこと自体が楽しくて仕方ない。



注目のFLIP BOOKシリーズ、要チェック!!



TOM'S BOX http://www.tomsbox.co.jp/ 



*雨傘さしてテクテクとの一冊*TokotokoUmbrella.jpg

「Tokotoko Umbrella」(TOM'S BOX)630円(税込)

100%ORANGE 作



100%ORANGEの2004年版は、黒地に白抜きのモノクロで他2種あり。

「I Like You」「Fairy Shonen」



2004年版は白地に黒線のモノクロでやはり3種。

「ミツバチ体操」「A Wood Cutter」「The Penguin Catcher」
ある日魔女が、しじみを買ってきた。

夕ごはんのしたくをしていたら、
聞こえてきたのは、
プチプチと、しじみたちがいびきをかく音。

その安心しきった様子を目にした魔女は、
どうしてもしじみを料理できなくなって・・・。


ともに暮らす、ねこの名がトラジ。
(なぜか流ちょうな関西弁)

作るのがスープと言わず、みそ汁ときたもんだ。

洋風のしゃれた絵なのに、
そのギャップもあわせて楽しい。


食べようか食べまいか、さんざん迷ったあげく、
しまいに情が移ってしまい、
食べられなくなってしまった魔女とトラジ。

トラジ曰く・・・わしらはアホや・・・。



リブロポート1984年刊を2005年4月に復刊。
偕成社、ありがとう。





*手放せないモノと暮らす一冊*
「うたうしじみ」(偕成社)1,050円(税込)
児島なおみ 作
あったとさ  あったとさ

ひろい のっぱら どまんなか 

きょだいな ピアノが あったとさ




ピアノ、石けん、トイレットペーパー、

ガラスのビン、泡だて器に扇風機・・・

巨大なモノたちと、100人のこどもが思いきり遊ぶよ。



ともだちや」ほか、

降矢さんの作品のモチーフとしてよく登場するきつね・・・。

ここにも、あそこにも、いい味出して顔のぞかせてる。



そうそう、最後に扇風機に吹き飛ばされたこどもたち、

どこへ行ったと思う?

それは、ほっとできる誰かさんの腕ん中。



わらべうたのようにリズミカルな言葉と、

勢いのいい元気な絵がとびきり楽しい。



img20050516.jpg



*現代のわらべうたの一冊*

「きょだいな きょだいな」(福音館書店)

長谷川摂子 作  降矢なな 絵
チャーリーが住んでいる町にある img20050609.jpg

世界一のチョコレート工場。

だれもそこで働く人を見たことがないナゾの工場なんだ。

そこへ五人の子どもたちが招待されるというので大騒動! 

さあ、何が起こるのか ?!



奇抜な発想が楽しい大人気の物語が、

柳瀬尚紀氏の新訳、新装版で登場。

(評論社紹介文より)



*再会果たせてうれしい一冊*

「チョコレート工場の秘密」(評論社)1260円(税込)

ロアルド・ダール作 クェンティン・ブレイク 絵 柳瀬尚紀 訳



ダールのおもしろさは気にしつつも、

作品によって、絵と作品のイメージが合わないものも多く、

手にしてもらいにくいと感じていた。

まるごと一冊ロアルド・ダール」は

おすすめだけれどめっぽう高く、

どうしたものかと思っていたら・・・

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/409



うれしい作品との再会叶って、うれしいかぎり。



img20050610.jpgimg20050610_1.jpgimg20050610_2.jpg



2005年夏、「チャーリーとチョコレート工場」の映画公開。

メガホンとったのはティム・バートン

楽しみ楽しみ。
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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