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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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かくれんぼするもの、よっといで。



おにをかって出てみたものの・・・



もういいかい?

まぁだだよ。

もういいかい?

もういいよ。



振り返って、

さーて見つけるぞのワクワクとともに、

誰もいない中感じる、わずかな孤独。



かくれてしまいたい気持ちと、

みつけてほしい気持ち。



「存在すること」のふしぎを

故人となった植田正治さん

言い得ぬ迫力のモノトーン写真と

岩瀬成子(じょうこ)さん

哲学する詩的な文章で表現。



モノクロの世界には、

表と裏、光と影、

物事のまんまの姿が在るのかもしれない。



かくれる方にある思い・・・。



待つよ。

みつけて欲しいんだ。



img20051102.jpg


*ここにいるよの一冊*

「かくれんぼ」(福音館書店)700円(税込)

(たくさんのふしぎ 2005年12月号)

岩瀬成子 文   植田正治 写真

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今日は茂田井武さんの命日。



単純、素朴、率直、

コレラハミナ同シヨウモナイモノダガ、

ソノ一ツノ破片デモイイカラモッテイタイ・・・



茂田井武さんの言葉)


合掌・・・。


『ひと粒のキャラメルを。』

茂田井武と絵本についての気まぐれ日記


http://yaplog.jp/y-poche/

(管理人:広松由希子さん)



茂田井武びじゅつかん BLOG始動

[2005年10月25日(火)]

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/1094




051102_0755%7E0001.jpg




*こどもの心で描いたこどもの一冊*

「こども」(TOM'S BOX)945円(税込)

茂田井武 絵  山口卓三 編



もたいたけし文庫2」の「こども」。



あとがきになる

「もたいたけし文庫ノート・二」の中で、

この命日にまつわることが記されている。



『朝日新聞』の夕刊の「こども欄」は

清水崑さんのあとをついで

昭和二十七年十一月に始まり

亡くなるまで描き続けられました。



昭和三十一年十一月十日のこども欄に

(このカットをかいてくださった

日本童画会のもたいたけしさんは、

さる二日になくなられました。

あとカットをあつめて

しゅっぱんするけいかくもあります・・・)という

おことわりがあります。




発行日:1996年10月10日 初版500部



051102_0756%7E0001.jpg
ヒック、ヒック、ヒック。

このガイコツ、
どうしてもしゃっくりが止まらない。

シャワーを浴びても
歯や骨を磨いても、
カボチャをくりぬいても、
友だちのゴーストと野球をしても、
どうにもこうにも、止まらない。

息を止めてみる?
砂糖をなめてみる?
水をさかさまになって飲んでみようか?

だめだ、だめ。
骨がきしんで、歯がガチガチ。
どうしよう・・・。

ゴーストが驚かしてみるんだけど、効き目なし。
最後の最後、奥の手は・・・。


おどろおどろしい
表紙の印象から程遠い、楽しい展開。
こうしたユーモア、くせになる。


img20051029.jpg


*しゃっくりよさらばの一冊*

「しゃっくりがいこつ」
(セーラー出版)
1,575円(税込)
マージェリー・カイラー 作  
S・D・シンドラー 絵  
黒宮純子 訳
とっくの昔から紹介し続けている本。
紹介で、もらしていてはダメよね。

保育士・幼稚園教諭の資格を持っている穂高さん
彼は、こども達が心底楽しむ表情を、
ちゃあんと知っている人なんだと思うな。

だから、作品は支持され、
もいっかい読んで!そうなる。
自分でめくって笑っちゃう。


そんでもって、のびやかな荒井良二さんの絵。
ドンピシャリの出来。 
満足満足。      


ああ、それにしても、
頼もしくてやさしいへびのかんごふさん。
あんたはえらいっ。


・・・友人に、助産婦さんがいて、
転勤する際、
お世話になった担当医師に、
この本をプレゼントしたと・・・。
そうなんだ・・・意図は何・・・?
考えてみたら、冷や汗が出たよ・・・。   

そんな、個人的に、
違ったドラマもからめつつ楽しんでる。 
ふっふっふ。   


img20051028.jpg

*頼りになるのは誰かしらの一冊*

「さるのせんせいとへびのかんごふさん」
(ビリケン出版)1,680円(税込)
穂高順也 文  荒井良二 絵



どうぶつ村のお医者さん。
それは、とてもやさしいさるの先生。

先生の心強いパートナーは・・・?

注射器でしょ?
胃カメラでしょ?
何にでも変身できるへびの看護婦さん。

次から次へとやってくる患者を、
驚きの技で治療する。

ばかばかしさに大笑い。
頼もしさに大いに感心。

楽しさのおかげで、
病気もけがも、
ケロリと治ってしまうかも。

続編も楽しい。

へびのせんせいとさるのかんごふさん

もじゃおじさんがやってきた
[2004年05月19日(水)]
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/140
チェコの国民的な画家ラダ
生誕百年を記念して刊行された絵本。

以前紹介した「おおきくなったら」に
別の形で、再会できたようでうれしい。 

ラダ作品は、
根っこにあるあったかさが、なによりの魅力。

ほがらかさは、
陽気さは、
愉快な気分は、
明るいパワーをくれるよ。


声に出して、絵と言葉を楽しもう。
味わおう。


img20051027.jpg


*ことばのリズムで弾む一冊*

「どうぶつだいすき」
(平凡社)1,680円(税込)
ヨゼフ・ラダ 絵   
イジー・ジャーチェク 文   
飯島周 訳



おはなしじょうずなラダおじさん。

どうぶつのこと すっかりわかり
どうぶつたちと はなしもできる。

ぞうさん ろばくん おさるに ねこちゃん
うしさん ぶたさん こぐまちゃん。

よくあそぶこは げんきなこ。
さあさあ みんな よっといで。
このひと自身の魅力以外の
何者でもないのだけれど

ひとの手には、
ものを生み出す力があるのね・・・
あらためて気づく


時間がかかること
手間がかかること


いとおしいことなんだ 
 
img20051025_1.jpg


*この手と共に暮らしを生きる一冊*

「つくる。生活」
(主婦と生活社)1365円(税込)
こばやしゆう 著




私はつくらずにいられない。

それが針を動かすことだったり、
木を切ることだったり、
いろいろだけど、
手を動かしてると
自分がここにいるって気がする・・・。



家から料理、
器、絵本、オブジェまで、
「生活」の作り方を紹介。

こばやし ゆう というひと・・・

子どものころからの
粘土遊びが高じて、
つくる仕事を選ぶ。

日本各地で
年に数回の個展を行い、
生活の糧とする。

現在、静岡に住む。

(著者紹介情報より抜粋)
ぼくは うそつき
ぼくは 愚か者
ぼくは ほれっぽくて
ぼくは エゴイスト・・・



本当のことは 痛い
目を そらしたくなることもある

ダメさも 良さも
ひっくるめ
みぃんな まんまの自分


すべては 
そこから 始まるんだ


img20051019.jpg


*自分を知り人生を楽しむ一冊*

「ぼくは... JE SUIS...」
(ブロンズ新社)1,260円(税込)
三浦太郎 作


自分の中にいる、いろんな自分
正反対に見える面のある人間だから
人生は楽しい ・・・


ボローニャ・ブックフェアで入賞4回!

スイスとイタリアの出版社から
彗星のごとく国際デビューした

日本人絵本、日本初の出版!

(ブロンズ新社WEBより)
 



TARO MIURA WEB SITE 

http://www.taromiura.com/


関連したおすすめは・・・

ぼくを探しに
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/141

たいせつなこと
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/38

てん

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/884

ストライプ
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/13
秋の色した表紙をめくる・・・。



落ち葉

どんぐり

収穫祭

ハロウィン



レンスキーの描く

四季それぞれの楽しみ、喜び。



こどもの手のひらにのるサイズで

作り届けたところが、

とても粋で、なんとも愛おしい。



どうか、日々の暮らしの中で、

季節を肌で感じ、

過ごしていけますように。

あなたも。

わたしも。





img20051012_1.jpg



*手のひらの中の秋の一冊*

「いまはあき」(あすなろ書房)683円(税込)

ロイス・レンスキー 作 さくまゆみこ 訳



シリーズ4冊・・・

いまはあき

ふゆがすき

はるがきた

たのしいなつ
かわぎしの知る和菓子職人の手は、たくましくやさしい。 


目で見て美しい(視覚)、
食べておいしい(味覚)、
口にふくんだときのつるん、
しっとりした舌ざわりや
ふんわりした手ざわり(触覚)、
ほんのりとした香り(臭覚)、
そして、
せんべいなどを食べるときの
ぱりぱり、ぼりぼりという音(聴覚)・・・・・。

和菓子は
五感で味わう芸術だといわれます。

それだけではありません。

和菓子は、
春、夏、秋、冬と移り変わる
豊かな日本の自然を、
その小さな形と美しい色で表しています。


出版社解説より


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*五感で日本を感じる一冊*

「和菓子のほん」(福音館書店)700円(税込)
(たくさんのふしぎ 2004年6月号)
中山圭子 文  阿部真由美 絵
デイビッドは、失敗するといつも言う。

 ぼくのせいじゃ、ないよ!
わざとじゃ、ないもん!
 


これって、
ただの「いいわけ」って一言で
かたづけちゃっていいのかな?

ほんとに、わざとじゃないんだ。
ただのぐうぜんなんだよ! 

愛しいかいじゅうども。
ガミガミ言っちゃうおとなたち。


表に見えるもの、
裏に隠された思い、
みいんなまとめてここにある。


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*言い訳のウラにあるものはの一冊*

「デイビッドがやっちゃった」
(評論社)
1365円(税込)
デイビッド・シャノン 作  
小川仁央 訳



人気のデイビッドシリーズ第三弾。
他 「だめよ、デイビッド!」
(コールデコット・オナー賞受賞)
「デイビッド がっこうへいく」



デイビッド・シャノン作品のおすすめは・・・

だめよ、デイビッド!
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/434

ストライプ 
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/13




David  Shannon デイビッド・シャノン

アメリカの絵本作家。
ワシントン州のスポーケンで育ち、
イラストレーターとして
「ニューヨーク・タイムズ」や「タイム」などでも活躍している。
現在はロサンゼルスに在住。

コールデコット・オナーに輝いた「だめよ、デイビッド!
「デイビッドがっこうへいく」「あめふりのおおさわぎ」(いずれも評論社)、
ストライプ たいへん!しまもようになっちゃった」(セーラー出版)、
「アザラシとくらした少年」(レイフ・マーティン文・岩崎書店)などがある。

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* 作者からひとこと *

数年前、
ぼくが子どものころ作った本を、母が送ってくれた。

描いてあったのは、
ぼくがやってはいけないと
言われていたことのイラストで、
ことばは「だめ」と「デイビッド」の二言だけ
・・・・・その二言だけは書けたから。

これを、
ママが「だめよ」と言っているスタイルに改めて出版したのが、
最初のデイビッドの絵本「だめよ、デイビッド!」だった。


二冊目は「デイビッドがっこうへいく」。

こんどはママに代わって小学校の先生が、
デイビッドに「だめよ」と言っている絵本だ。


さて、今回はデイビッドが、しゃべる側にまわる。

ママがデイビッドに「だめよ」と、おこごとを言うのは、
危ない目にあわないか心配したり、
立派な大人になって欲しいと願っているから。

だから、ママのことばの本当の意味は
「愛してるわ」ということだし、
言い訳しているデイビッドが本当に言いたいのは、
「ぼく、しっぱいしたくないんだ」ということだろうね。
ある秋の日、突然、雨が降り出した。

野原の真ん中で、

あわててしまった小さなありは、

いったいどうしたっていうんだろう?

ちっちゃなきのこに、あまやどり。



そのあと、ずぶぬれのちょうちょうがやってきて、

なんとかきのこに、あまやどり。

雨がひどくなる中、

やってきたのは、ねずみに、すずめに、うさぎ・・・。



ちっちゃなきのこは、どうなった?

みんなは、どこへあまやどり?



涼しくなった秋の雨の日には、

どうも、うつうつとした気分になりがち。

目線を変えれば気分も変わる。



ほら・・・ここには、

色とりどりのきのこのかさと、

とぼけた表情の動物たち・・・。



自前の傘を、ありったけ開いて、

秋の日の、きのこ気分を味わってみる?



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*雨の日に出会う一冊*

「あめのひ きのこは・・・」(偕成社)1,470円(税込)

ステーエフ 原作  ミラ・ギンズバーグ 再話

ホセ・アルエゴ&エアリアン・デューイ 絵

くりやがわ けいこ 訳



アルエゴ&デューイの作品の中では

何と言っても 「オリバーくん」が、おすすめ!
オリバーくん 

[2005年09月02日(金)]


http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/976
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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