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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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ぞうのぐるんぱの作るものは、

びすけっと、車、ピアノ、お皿・・・
どれをとっても、
ぞう基準のBIGサイズで大きすぎ。

だから、仕事に行く先々で、
使いものにならないと、すぐ首になる始末。



・・・しょんぼり・・・


 

評価されなかった大きな作品達を抱え歩くぐるんぱに、

新しい転機が訪れます。

 


誰にだって、思うようにならないことってあるもの。


今だめだからって、

今、目に見えての成果がないように思えるからって、

おしまいってことじゃないさ。

 


人生、山あり谷あり。

 

自分の居場所、
自分を必要としてくれる場所、

あっちぶつかり、
こっちぶつかりしながら、
・・・そりゃあ、気力体力いるけれど・・・
あきらめないで探し続けよう。



命の輝きは、誰にだってある。





*しょんぼりの後の笑顔に会う一冊*

「ぐるんぱのようちえん」

(福音館書店)780円(税込)

西内ミナミ 作   堀内誠一 絵



堀内誠一絵本原画展


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あなたなら、桜にどんな思いを抱きますか?


その枝は、春の気配を感じると
小さなつぼみを膨らませ、
時を 待って待って、
待ち望むものたちを 待たせて待たせて、
やっと、可憐な花を咲かしてくれます。

ひとしきり咲いた花は、
どんなに惜しまれようとも、
散るその姿も美しく、
いつしか風に舞い、いってしまいます。


町は時と共に変化してゆきます。
・・・時代を経て、変わりゆくもの、変わらないもの・・・。

人に、まちに、小さないきものたちに、
桜は、なぜこうも愛されるのでしょうね。



     「またね」

     「また来年ね」




力強さと、はかなさ・・・共に命にあるもの。

その一瞬一瞬の、花の息づかいや変化を、
桜を愛する、人や鳥や馬の目を通して描写・・・

それはダイナミックでありながら、
詩的な情感あふれる繊細な表現で、
読み手のところに届きます。





*こころひかれる花の一冊*
「さくらのまち」
(佼成出版社)1,680円(税込)
小林豊 さく

身近な知人が、ここのところ
数人立て続けに犬との暮らしを始めました。

しつけの苦労があったり苦戦の模様。
だけど・・・
ほんと、まいっちゃうのよなんていいながら、
その暮らしは、いきいきして楽しそう。

こちらの思うようにばかりはならない、そんなものとの営みは、
もどかしさを超えて、新しい風を巻き起こし、
暮らしをリフレッシュさせてくれるみたい。

ハプニングをも、わが身のビタミンに変え、
毎日を泣いたり笑ったりしながら、てくてく行こう。



*元気の素がやってきたの一冊*
「フリフリ」(BL出版)1,365円(税込)
サラ・マクメナミー作 いしいむつみ訳

昔むかしあるところに
言葉の世界がありまして
その真ん中におだやかな
ひらがなの国がありました。



五十音が、くっつきあって意味をなしつつ
読んで字のごとく暮らす「ひらがな」の国・・・
 
ある日のこと、どういうわけか濁点のみが
ぽつねんと置き去りにされていたのです。
 
聞けばその濁点、
長年「ぜつぼう」の「せ」の字に
忠実に仕えていたとのこと。

しかし、主がこうも不幸なのは
自分のせいではあるまいかと思うようになり、
いとまをもらったのだそうな・・・。
 

思いあって主から離れ、
新たな主探しを始めたのだけれど、
「ぜつぼう」についていた忌まわしい濁点だからと、
ののしられ嫌われ、誰からも見捨てられるくだり・・・
その悲しみと切なさよ・・・。

そこに押しつけがましく登場した
大きな「おせわ」に、
「し」の沼に放り込まれた濁点。
濁った泥水の中で味わう、深い深い孤独。

しかし、ひたむきな主への思いのつぶやきは、
濁点を救う言葉を、ぷっくりと生み出したのでした。
それは・・・あたたかな光さす言葉・・・。


「ひらがな」でつづる、あらゆる言葉。
濁点がくっついたり離れたりすることで、
全く別の意味を成す言葉が生まれます。
 
似て否なるもの・・・
不思議な広がり、奥行きをもつ、日本語の魅力。
 

力強い絵とともに
愛すべき日本語の世界を、
ぜひ、声に出して堪能して下さい。

            
 

*無意味なものなど何ひとつないのさの一冊*
 
「ぜつぼうの濁点」(教育画劇)1,365円(税込)
原田宗典 作   柚木沙弥郎 絵

幻冬舎刊「ゆめうつつ草紙」初出の作品を加筆修正し絵本化。 
三六六日、毎日、あたらしい風がふいています。


6年がかりでつくられた絵ことば歳時記。

「ひらがな暦」のタイトルどおり
ふだんづかいのわかることばでつづられ、
やわらかなイラストが、約1000点収められています。

そのおかげで、歳時記や暦に詳しくなくとも、
季節に寄り添う親近感があります。


春の花びら  
夏の夕立  
秋の月あかり  
冬のひだまり



それぞれのひとの、日々の暮らしには、
小さいけれど、ささやかな物語が必ずあります。

日常のいとおしさが読む側に届きます。


かたわらに置いて、
時に大切なひとと、時にひとりそっと・・・
いつでも、いつまでも、
何度でも開きたいと思える、そんな暦の本です。


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*日本に暮らすしあわせの一冊*

「ひらがな暦」(新潮社)1,995円(税込)
おーなり由子 著


ミルクのお茶 [2004年02月12日(木)]

           新潮社 サイトより




ここ一年ほど、
いろいろ感じたことを
自分の中で消化するのに
ものすごく時間がかかっている気がします。

節分過ぎたあたりから、
明けた年をやっと意識しだしたような状態。


パラリパラリとめくるページで、
あらためて季節に出会うことができました・・・。



おーなりさんは、
肉親の死期を宣告された時に感じたことを
あとがきの中で記しています。

この本に込めたおーなりさんの思いを
少しばかり知った気がしました。


たくさん笑ったり喜んだりするために、
この世界に生まれてきたのだと思いたいから、
かなしみに敏感になりすぎないように、と思う。

そして、幸福に鈍感にならないように、と、心する――。

もしも――
今日一日かぎりで、
この世界のすべてに
さようならを言わなければならないとしたら、
なんでもないと思いこんでいる日常は、
もったいないぐらい新鮮で、いとおしい。

美しいものは、やまほど。
きりなく。

あたらしい朝は、毎日生まれてきて、
あたらしい風は、一瞬ごとにふいている――。

                     あとがきより・・・


大事にしたい思いが詰まったことばが、静かに胸にしみます。
チョコレート、菫の花、海、
青空、さくらんぼ酒、雪、
涙、フルーツ、雲、水、
ルビー、ケーキ、夜・・・

13の様々なものに宿る妖精。


妖精はいつも
あたらしく生まれ変わり、
誰にも気づかれないように、
そっとあなたのもとへやってきます。

そしてあなたが、
今をよく生きていけるようにと、
話しかけてくるのです。



心がぽっと明るくなる、
片山令子×100%ORANGEが贈る
はじめての妖精絵本です。


img20070215.jpg


*13の妖精物語の一冊*

「チョコレートの妖精」
(白泉社)1,575円(税込)
片山令子 文
100%ORANGE 絵



過去に紹介した作者関連の本は・・・

たのしいふゆごもり 
[2004年11月26日(金)]


フルーツの部屋 
[2005年06月24日(金)]


ぶぅさんのブー 
[2005年09月13日(火)]


ブリキの音符(アートン) 
[2006年10月15日(日)]


もりのてがみ 
[2007年01月13日(土)]


おひさま 
[2007年01月15日(月)]

のんきでほのぼのした流れの中で
どきりとさせられることばに出会う。



僕にしか見えない 心の闇



「モヤモヤおばけ」や「できそこないロボット」に共感。

へなちょこやできそこないでも、生きていける?
・・・生きていこうよ!


不完全なひとにのんきパワーを送ってくれる。


笑えない出来事が多い日々の中で
あえて探す笑顔の時間。

はははと笑って今日もゆくゆく。



パーフェクト人間なんていないよ



img20070214.jpg


*カッコ悪く今日もゆくの一冊*

「へなちょこ王」
TOM'S BOX)630円(税込)
飯田朋子 作



「のんびり世界の住人」
「のんき帳」も
のんきパワー満載ですてきです。

のんき住人のピンズ(TOM'S BOX)も人気です。
自分の胸に そっと手を当ててみる。
そこに何がいると思う?
それは、ペンギンの形をした・・・ココロ。

ペンギンは、時に、
前向きだったり、後ろ向きだったりする。

頼りなく不安な幼い頃は、
誰にでも確かにあった。

大きく成長した気でいる今でも、
迷ってしまう事だってある。

だけど・・・
大事にしていきたいスタンスの
MEMOをみつけた。


それは・・・

ペンギンを育てること
ペンギンを愛すること
南極点を忘れないこと
旅にでること
そして・・・・・飛ぶこと!


世界には、
いろんなペンギンがいるけれど、
アデリーペンギンのように、
シンプルに生きたい。


img20070208.jpg


*ココロのかたちはペンギンの一冊*

「ペンギンゴコロ」
(文渓堂)1,260円(税込)
さかざきちはる 作




わたしのココロは ペンギンの形をしている
それはすてきな発見だった

人は、二つの世界を生きている。
一つは、学校や会社に代表される、現実という外の世界。
もう一つは、自分だけが持つ、
記憶や空想のつまった内の世界。

子どもの頃は、二つの世界を行ったり来たりしていた。
けれども、大人になるにつれて、
外の世界に適応することばかり求められる。
「忙しい」が口癖になって、流されていく毎日。
充実しているようで、なぜかからっぽの気持ち。

そして、久しぶりに内の世界をのぞいてみると、
元気のないココロがあった。
よくみると、ペンギンのようなのだ。
もう一度、二つの世界を自由に行き来する大人になりたい。

         さかざき ちはる 

(帯文より)




ぴーちゃんの歌
[2005年07月03日(日)]


Pooh&Pea的2005年の絵本 
ベスト30アンケートによせて?
[2005年12月12日(月)]


ジャンボとりんご 
[2006年02月01日(水)]

郡山在住の絵本作家
のぐちくみこさん新作のお知らせです。



のぐちくみこさんのブログ
うさちゃん奥州日記




img20070207_1.jpg



いっくんのでんしゃ」の続編が、
母の友2007年3月号に登場。



いっくんのでんしゃ 
[2004年07月21日(水)]





img20070207.jpg




「読んであげるお話のページ1」として、
66〜67ページに掲載。

ぜひ、読んでみて下さいね。



福音館書店HP
のうさぎさんは
だれかさんのことが大好きだっていう
自分の気持ちに気づきました。

それである日、
家の中にあるいろいろなものを
外に出しはじめました。

小さいテーブル、いす、チョッキ、手ぶくろ・・・。

ひとつずつ庭にならべ、
自分もねっころがって、ひにあたります。


だれかさんがいると
かなしいこともきえていっちゃうの
まるで・・・



のうさぎさんの 
大好きなだれかさんってなんだろう?
この いいにおいの正体は?


img20070112.jpg


*これはなんのにおいだろうの一冊*

「おひさま」
(ビリケン出版)1,365円(税込)
片山令子 文  片山健 絵



月刊「クーヨン」に
「のうさぎのこうふくブック」として掲載された作品。

かんがえるうさぎ、のうさぎさんと
仲間たちの心あたたまる大人気シリーズ
のうさぎのおはなしえほん全6作。


「いえ」
「ともだち」
「みずうみ」
「あな」
「ひとり」
「おひさま」


ぜひ、それぞれの作品をご堪能あれ。
いとおしいこの作品が、
ハードカバーになりました。

うれしい・・・。


もりのてがみ 
[2005年04月14日(木)]



img20070112.jpg


*お便り書いてみませんかの一冊*

「もりのてがみ」
(福音館書店)840円(税込)
片山令子 文  片山健 絵
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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