・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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こわがりのことこちゃんは、
おばけがこわくて、
夜、ひとりでトイレに行けない。
だから、おねしょをしてしまいます。
そんなことこちゃんが、
ある日、おばけの人形をひろいました。
その人形に
「ドロン」と名前をつけたことこちゃんは、
勇気を出して、
ドロンと一緒に夜のトイレに行ったのだけれど・・・。
これは、田中さんが学生時代からやりたかったこと、
描きたかったものを詰め込んだ作品になっています。
文章が長めなので、絵本としてはちょっと異質。
おばけってこどもたちにとっては気になる存在。
ちなみにおばけがついていて
守ってくれる・・・というのは、田中さん自身の感じ方。
見えないものに守られているように思えること・・・
それって、とっても大事な感覚に思えます。
田中さんが絵本に感動し、
魅せられたのがおとなになってから。
ですから、絵本を作り始めた時、
まったく「こども」のことは
考えていなかったといいます。
絵本の編集者が、
こども(だいたい幼児)という視点から
作品を見ることに、
大きなギャップを感じたのだそうです。
いくつか仕事をしていくうちに、
幼児の世界観に近づくことは、
簡単でないことを知ったようです。
こどもといっても、
せいぜい小学生以上を想定していた田中さんにとって、
「幼児」は新しい存在でした。
田中さんは、「こども」を、モノを知らないひと、
モノを考えないひと、という風には思わないと言い切ります。
知らなかった世界を知らなかったと言え、
柔らかなこころで受け止めた感性の産物・・・おみごと。

*トイレにひとりで行く勇気をもらえる一冊*
「おばけがこわいことこちゃん」(ビリケン出版)
田中清代 作 1680円(税込)
ビリケン出版
http://www.billiken-shokai.co.jp/
田中清代さんHP
http://www.oyikakanat.com/jp/index.html
おばけがこわくて、
夜、ひとりでトイレに行けない。
だから、おねしょをしてしまいます。
そんなことこちゃんが、
ある日、おばけの人形をひろいました。
その人形に
「ドロン」と名前をつけたことこちゃんは、
勇気を出して、
ドロンと一緒に夜のトイレに行ったのだけれど・・・。
これは、田中さんが学生時代からやりたかったこと、
描きたかったものを詰め込んだ作品になっています。
文章が長めなので、絵本としてはちょっと異質。
おばけってこどもたちにとっては気になる存在。
ちなみにおばけがついていて
守ってくれる・・・というのは、田中さん自身の感じ方。
見えないものに守られているように思えること・・・
それって、とっても大事な感覚に思えます。
田中さんが絵本に感動し、
魅せられたのがおとなになってから。
ですから、絵本を作り始めた時、
まったく「こども」のことは
考えていなかったといいます。
絵本の編集者が、
こども(だいたい幼児)という視点から
作品を見ることに、
大きなギャップを感じたのだそうです。
いくつか仕事をしていくうちに、
幼児の世界観に近づくことは、
簡単でないことを知ったようです。
こどもといっても、
せいぜい小学生以上を想定していた田中さんにとって、
「幼児」は新しい存在でした。
田中さんは、「こども」を、モノを知らないひと、
モノを考えないひと、という風には思わないと言い切ります。
知らなかった世界を知らなかったと言え、
柔らかなこころで受け止めた感性の産物・・・おみごと。
*トイレにひとりで行く勇気をもらえる一冊*
「おばけがこわいことこちゃん」(ビリケン出版)
田中清代 作 1680円(税込)
ビリケン出版
http://www.billiken-shokai.co.jp/
田中清代さんHP
http://www.oyikakanat.com/jp/index.html
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いっくんは、
電車のおもちゃで遊ぶのが好き。
今日は大好きなぬいぐるみたちと、
電車で海に行くことにしました。
ガタンガタン、ゴトンゴトン・・・。

絵がモノガタル世界・・・
絵本の魅力はそこにあると思います。
文のおまけに絵があるのではない、
反対に、絵のおまけに文があるのでもない、
絵と文の呼び合う絶妙なバランス・・・。
シンプルな絵本の底力。
文章でつづってしまいたい気持ちをぐぐっと抑え、
極限まで文をそぎ落とすことは、大変な作業でしょう。
のぐちさんの、絵本作りに思いを傾けるきっかけが、
ただぼやっとした憧れとかではない、
苦悩の中で見た「光」ということを、
少しばかり知っているかわぎしとしては、
感慨深い作品の誕生です。
そうした彼女のこころのひだが、ニュアンスのある紙に、
あたたかなタッチでていねい描かれています。
電車の窓から見える
夏空に浮かぶ雲、そのみごとなこと!
ウンゲラーの「エミールくん」かと
思えるようなアイスクリーム屋さん、
「ラッコのドリドリちゃん」
(「ラスカル」の代わりかしら?)や「ふくろう」といった、
のぐちさんの大切にしてきたモチーフの登場・・・。
シンプルな文章のおかげで、
絵からどんどん物語がふくらんでいく気がします。
バムケロとはまた別の、
のぐちさんらしいシリーズ誕生の予感!
かわぎしは、まっくらなトンネルを
抜けようとするところの絵に、とても惹かれます。
個人的に、トンネルはとっても苦手なのだけれど、
このページは、これから視界に飛び込んでくるものへの
期待感が本当に募ってくるような「闇」が描かれています。
本当の「闇」を知るひとの
「光」への思いそのもののように・・・。
昨夜、幼稚園のお泊り保育でこの本を読んだ時、
たこのスイカ割りの絵をみつけた子は、
昼間したそれを思い出し、興奮しながら教えてくれました。
こどもたちがうらやましそうに
歓声をあげたのは、電車の中のおふろ!
そして、たくさんの落ち葉が降り積もる山でのかくれんぼ!
読み渡した時に、
自分も絵本の世界で遊ぶひとに出会えると、
ただ描きたいものを描くだけでなく、
引き取る相手を(こびるのではなく)意識して
作品を手掛けた作者の覚悟と努力を実感し、
本当に頭が下がるのでした・・・。
手渡した先で読みつがれる
「商業絵本」という産物を生み出す覚悟・・・。
お疲れさま!
そして、すてきな作品をありがとうございました。
*夢のでんしゃで旅する一冊*
「いっくんのでんしゃ」(福音館書店)
こどものとも年中向き
2004年9月号(通巻222号) 8月上旬発売
のぐちくみこ 作 380円(税込)
8月7日より、
小野町のふるさと文化の館で、原画展が開催されます。
このHPのTOPをスクロールすると、
写真の下に、のぐちさんの手作りの案内が・・・。
かわぎしは、
彼女の私設応援団として、この生業をはじめました。
たくさんのひとに、彼女のあたたかな作品に、
ぜひ、ふれてもらいたいと思っています。
お近くの方は、ぜひ、お出かけ下さい。
福音館書店
小野町ふるさと文化の館
ふるさと文化の館:外観&アクセス
のぐちくみこ
1963年福島県に生まれる。
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。
お菓子のパッケージデザインやイラストを描いている。
自然を愛し、子育ての中で感じる
戸惑いや喜びを日記でつづった私家版
「うさちゃん奥州日記」は共感できる一冊。
絵本としての出版は本書が初めて。郡山在住。
・・・紹介した本を購入希望の方は、お問い合わせ下さい。
電車のおもちゃで遊ぶのが好き。
今日は大好きなぬいぐるみたちと、
電車で海に行くことにしました。
ガタンガタン、ゴトンゴトン・・・。
絵がモノガタル世界・・・
絵本の魅力はそこにあると思います。
文のおまけに絵があるのではない、
反対に、絵のおまけに文があるのでもない、
絵と文の呼び合う絶妙なバランス・・・。
シンプルな絵本の底力。
文章でつづってしまいたい気持ちをぐぐっと抑え、
極限まで文をそぎ落とすことは、大変な作業でしょう。
のぐちさんの、絵本作りに思いを傾けるきっかけが、
ただぼやっとした憧れとかではない、
苦悩の中で見た「光」ということを、
少しばかり知っているかわぎしとしては、
感慨深い作品の誕生です。
そうした彼女のこころのひだが、ニュアンスのある紙に、
あたたかなタッチでていねい描かれています。
電車の窓から見える
夏空に浮かぶ雲、そのみごとなこと!
ウンゲラーの「エミールくん」かと
思えるようなアイスクリーム屋さん、
「ラッコのドリドリちゃん」
(「ラスカル」の代わりかしら?)や「ふくろう」といった、
のぐちさんの大切にしてきたモチーフの登場・・・。
シンプルな文章のおかげで、
絵からどんどん物語がふくらんでいく気がします。
バムケロとはまた別の、
のぐちさんらしいシリーズ誕生の予感!
かわぎしは、まっくらなトンネルを
抜けようとするところの絵に、とても惹かれます。
個人的に、トンネルはとっても苦手なのだけれど、
このページは、これから視界に飛び込んでくるものへの
期待感が本当に募ってくるような「闇」が描かれています。
本当の「闇」を知るひとの
「光」への思いそのもののように・・・。
昨夜、幼稚園のお泊り保育でこの本を読んだ時、
たこのスイカ割りの絵をみつけた子は、
昼間したそれを思い出し、興奮しながら教えてくれました。
こどもたちがうらやましそうに
歓声をあげたのは、電車の中のおふろ!
そして、たくさんの落ち葉が降り積もる山でのかくれんぼ!
読み渡した時に、
自分も絵本の世界で遊ぶひとに出会えると、
ただ描きたいものを描くだけでなく、
引き取る相手を(こびるのではなく)意識して
作品を手掛けた作者の覚悟と努力を実感し、
本当に頭が下がるのでした・・・。
手渡した先で読みつがれる
「商業絵本」という産物を生み出す覚悟・・・。
お疲れさま!
そして、すてきな作品をありがとうございました。
*夢のでんしゃで旅する一冊*
「いっくんのでんしゃ」(福音館書店)
こどものとも年中向き
2004年9月号(通巻222号) 8月上旬発売
のぐちくみこ 作 380円(税込)
8月7日より、
小野町のふるさと文化の館で、原画展が開催されます。
このHPのTOPをスクロールすると、
写真の下に、のぐちさんの手作りの案内が・・・。
かわぎしは、
彼女の私設応援団として、この生業をはじめました。
たくさんのひとに、彼女のあたたかな作品に、
ぜひ、ふれてもらいたいと思っています。
お近くの方は、ぜひ、お出かけ下さい。
福音館書店
小野町ふるさと文化の館
ふるさと文化の館:外観&アクセス
のぐちくみこ
1963年福島県に生まれる。
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。
お菓子のパッケージデザインやイラストを描いている。
自然を愛し、子育ての中で感じる
戸惑いや喜びを日記でつづった私家版
「うさちゃん奥州日記」は共感できる一冊。
絵本としての出版は本書が初めて。郡山在住。
・・・紹介した本を購入希望の方は、お問い合わせ下さい。
「いっくんのでんしゃ」は、LINK→イラストレーションで紹介ののぐちくみこさんの作品。来月発売のこどものとも年中向き9月号。作品のいっくんはむすこさん?かいなんの子でした。彼も過ごした園のみんなにお披露目の日になりました。「おばけがこわいことこちゃん」なかなかながーいお話で、でも、何かの機会にこどもたちに届けたいと思っていた絵本。2冊とも後日詳しく紹介したいと思っています。
セレクト
いっくんのでんしゃ
おばけがこわいことこちゃん
ピンクが好きで朝ねぼう、のんびりやのローズ。
ブルーが好きで早起き、せっかちなアイリス。
正反対の2人が友だちになったら、
好きなものも、ふれる世界も2倍になりました。
ともだちっていいね・・・を、作者らしく描いた絵本。
真っ白な表紙にすっと立つ、
ふたりの構図が本当にすてき。
花の名前から湧き出すイメージ・・・。
野に咲く花は、それぞれがそれぞれに美しいもの。
そんなテーマにぴったりくるタイトルだと思います。
「OZ MAGAZINE」の表紙で知られる
人気イラストレーター、メグ・ホソキさんの秀作。

*違いを尊重するこころを知る一冊*
「ローズとアイリス」(文渓堂)1,575円(税込)
メグ・ホソキ 作
ブルーが好きで早起き、せっかちなアイリス。
正反対の2人が友だちになったら、
好きなものも、ふれる世界も2倍になりました。
ともだちっていいね・・・を、作者らしく描いた絵本。
真っ白な表紙にすっと立つ、
ふたりの構図が本当にすてき。
花の名前から湧き出すイメージ・・・。
野に咲く花は、それぞれがそれぞれに美しいもの。
そんなテーマにぴったりくるタイトルだと思います。
「OZ MAGAZINE」の表紙で知られる
人気イラストレーター、メグ・ホソキさんの秀作。
*違いを尊重するこころを知る一冊*
「ローズとアイリス」(文渓堂)1,575円(税込)
メグ・ホソキ 作
夏ばてへろへろになっている場合ではありません。
(誰に言ってるんだろ?)
舞台は真夏の海水浴場。
砂浜で過ごすいろいろな果物たち。
プルーン、ザクロ、キワノ、ドリアン・・・
普段あまり目にすることのない、
ちょっと珍しい果物も登場します。
そうとうな果物好きと見た・・・。
なんと山村さんは、バナナを中心に、
果物に貼ってあるシールのコレクター。
なるほどなるほど。
いきのいいことばと、みずみずしいくだものたち。
早口ことば?だじゃれかしら?
いろんな角度から楽しめる作品です。

*いきの良さを楽しむ一冊*
「くだものだもの」(福音館書店) 380円(税込)
こどものとも 年少版 2004年8月号
石津ちひろ 文 山村浩二 絵
福音館書店
http://www.fukuinkan.co.jp/index2.jsp
「不思議ワールド山村浩二アニメーション展」
昨年「頭山」で米アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、仏アヌシー2003グランプリ(アニメーションでは世界最高峰の賞)。日本が世界に誇るアニメーター、山村浩二のアニメーション原画展が16日より開催。
八王子市夢美術館 7/16(金)−9/5(日)
八王子夢美術館で、アニメーション作家山村浩二さんの原画展が開催されます。
山村さんは昨年、短編アニメーション「頭山」で、米アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート、仏アヌシー2003では日本人初のグランプリ(アニメーションでは世界最高峰の賞)受賞に輝くなど、今や国内のみならず、国際的にも、その名を知られるアニメーション作家となっています。
アニメーションの制作からプロデュースまで、そのほとんどの作業を、ひとりでやりこなすという山村さん。その制作スタイルは、多くのお金を使って集団制作する商業アニメの、対極にあるやり方です。その表現を、色えんぴつ・マーカー・インク・ねんど・写真など、アナログな素材を中心に、多彩な技法を用いて制作を行なっています。ここに確かな、もうひとつの日本のアニメーションがあるのです。
以前「サカナカナ?」(福音館書店:こどものとも012.第82号)で、言いようのない展開のおかしさや、繰り返し楽しみたいと思える魅力を感じていましたが、なるほど・・・このひとの手で、絵に命が宿り、動き出すのだなぁ。
ヤマムラアニメーション上映会・講演会・つくって知るアニメのしくみ体験教室など、関連プログラムもあり。
八王子夢美術館 http://www.yumebi.com/
(誰に言ってるんだろ?)
舞台は真夏の海水浴場。
砂浜で過ごすいろいろな果物たち。
プルーン、ザクロ、キワノ、ドリアン・・・
普段あまり目にすることのない、
ちょっと珍しい果物も登場します。
そうとうな果物好きと見た・・・。
なんと山村さんは、バナナを中心に、
果物に貼ってあるシールのコレクター。
なるほどなるほど。
いきのいいことばと、みずみずしいくだものたち。
早口ことば?だじゃれかしら?
いろんな角度から楽しめる作品です。
*いきの良さを楽しむ一冊*
「くだものだもの」(福音館書店) 380円(税込)
こどものとも 年少版 2004年8月号
石津ちひろ 文 山村浩二 絵
福音館書店
http://www.fukuinkan.co.jp/index2.jsp
「不思議ワールド山村浩二アニメーション展」
昨年「頭山」で米アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、仏アヌシー2003グランプリ(アニメーションでは世界最高峰の賞)。日本が世界に誇るアニメーター、山村浩二のアニメーション原画展が16日より開催。
八王子市夢美術館 7/16(金)−9/5(日)
八王子夢美術館で、アニメーション作家山村浩二さんの原画展が開催されます。
山村さんは昨年、短編アニメーション「頭山」で、米アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート、仏アヌシー2003では日本人初のグランプリ(アニメーションでは世界最高峰の賞)受賞に輝くなど、今や国内のみならず、国際的にも、その名を知られるアニメーション作家となっています。
アニメーションの制作からプロデュースまで、そのほとんどの作業を、ひとりでやりこなすという山村さん。その制作スタイルは、多くのお金を使って集団制作する商業アニメの、対極にあるやり方です。その表現を、色えんぴつ・マーカー・インク・ねんど・写真など、アナログな素材を中心に、多彩な技法を用いて制作を行なっています。ここに確かな、もうひとつの日本のアニメーションがあるのです。
以前「サカナカナ?」(福音館書店:こどものとも012.第82号)で、言いようのない展開のおかしさや、繰り返し楽しみたいと思える魅力を感じていましたが、なるほど・・・このひとの手で、絵に命が宿り、動き出すのだなぁ。
ヤマムラアニメーション上映会・講演会・つくって知るアニメのしくみ体験教室など、関連プログラムもあり。
八王子夢美術館 http://www.yumebi.com/
秋に、メールじゃなくて手紙を書こうの企画があるらしいチャルカ。文房具類を愛するあのお店に、やけにぴったりの企画ではありませんか。
くぼさんに限らず、かわぎしの周りで、気持ちを届けようとするひとは、手書きのFAXだったり、手紙だったり、あるいは走り書きのメモをそっとポストに入れてくれたりと、どこか生っぽいメッセージの届け方をしてくれる・・・。方向オンチだとつぶやけば、ていねいに地図をかいてくれたり、体調悪いといえば、治療法のたしにと、情報を届けてくれたり・・・。方法なんて何でもいいけど、誰に何を届けたいかってことなんだなぁ・・・。量とか質とかってことじゃなく、思い・・・。
水着持参が、この天気。
連日県内いたるところで、大雨洪水警報発令中。
いわきは、まだ穏やかな方か?
天気回復を祈るけれど、厳しい状況のまま終了か?
かわいそうに・・・。
家の中が広く感じる・・・。
こうして、いない時間を過ごしてみると、
なんてことない日常のひとコマに、
必ずいる存在の大きさを感じます。
かわぎしなんて、怒鳴り散らしてばっかなんだけど、
こどもとコミュニケーションしてたのねぇ、それで・・・。
ここ数日とことん体調を崩し、
よろよろと過ごしています。
昨夜はひどかった・・・。
今朝のまあやの弁当は、
はうようにしてやっとこ作り送り出す始末・・・。
めまいもひどくダウン。
朝、左目がはれぼったいようにおもえたさあやが、
痛がゆさをうったえ帰宅。
よろよろしたくして皮膚科へ。
診療後、その足で整骨院へ出かけて見ました。
金曜にも出かけたのだけれど、
その時も、かわぎしの顔色見て、
ていねいに治療してくれた所。
院長いわく
「患者さんの顔見て、これはという直感したら、
とことん納得いくまで治療します。
お師匠さんから、そのことは叩き込まれました。」
機械も使うけれど、
肝心なところは手で確認して進めます。
手のする仕事ってすごいと思いました。
ものを生み出す力もあるけれど、
こうして、人のからだを治してもゆく。
癒される感じで泣けたりして・・・。
あら?かわぎし、精神的にもきちゃってるかな?
絵は 見せるために描くのではなく 
自然と出逢うために描く
自分が 自然の一部分で
自然の摂理のなかに在ることと出逢う
(木葉井悦子のノートより)
数々のことばと、
大胆で強烈なタッチで描いた絵本をのこし、
木葉井悦子さんは逝ってしまった。
大胆な線と明るい色
・・・多くの彼女の作品のイメージ。
そのイメージとは、
趣を異にするこの「ぼんさいじいさま」は、
1985年偕成社より発表された、
彼女の絵本作品としては初期の作品。
力強さの中に繊細さを秘め、
生きることと死ぬこと、うまれることと旅立つことが、
静かに、印象的に描かれている。
生の終わりを、寂しさや切なさだけではなく、
あたたかさをもって見つめた傑作絵本が、20年ぶりに復刊。
*いきるということを知る一冊*
「ぼんさいじいさま」(ビリケン出版)1680円(税込)
木葉井悦子 作
・・・春の空が、青く晴れわたったある朝、
ぼんさいじいさまの前に突然あらわれた小さなひいらぎ少年。
「じいさま、きょうのことは、ずーっと前からきまっていました」
「おお、そうだったのかい」
猫や馬、ニワトリにでんでん虫にトノサマガエル、
いろいろな生き物に見送られ、彼岸へ旅立つぼんさいじいさま。
桜咲く春の頃に紹介したかったなぁと思いますが、ご勘弁。
今、8月7日&8日、花屋さん「プチフルール」での
絵本ライヴのための選書をしていて、
はずせない作品と思い、今日の紹介となりました。
大地と命を描いた画家・・・木葉井悦子さん・・・。
木葉井悦子(1937〜1995)
東京都小金井市に生まれる。
武蔵野美術大学にて油絵を学んだ後、絵画制作に打ち込む。
アフリカに傾倒し、その滞在の体験をもとにした
初めての絵本『あかいめのしろヘビ』(1978年)を出版後、
絵本作りに携わり、生涯で17冊あまりの本を手がける。
代表作品に『みずまき』(講談社)、
『カボチャありがとう』(架空社・共に1994年刊)などがある。
2000年にご遺族より、
ほぼ全ての作品が軽井沢絵本の森美術館に寄贈されて以来、
そこで毎年小さな展覧会が行なわれている。
自然と出逢うために描く
自分が 自然の一部分で
自然の摂理のなかに在ることと出逢う
(木葉井悦子のノートより)
数々のことばと、
大胆で強烈なタッチで描いた絵本をのこし、
木葉井悦子さんは逝ってしまった。
大胆な線と明るい色
・・・多くの彼女の作品のイメージ。
そのイメージとは、
趣を異にするこの「ぼんさいじいさま」は、
1985年偕成社より発表された、
彼女の絵本作品としては初期の作品。
力強さの中に繊細さを秘め、
生きることと死ぬこと、うまれることと旅立つことが、
静かに、印象的に描かれている。
生の終わりを、寂しさや切なさだけではなく、
あたたかさをもって見つめた傑作絵本が、20年ぶりに復刊。
*いきるということを知る一冊*
「ぼんさいじいさま」(ビリケン出版)1680円(税込)
木葉井悦子 作
・・・春の空が、青く晴れわたったある朝、
ぼんさいじいさまの前に突然あらわれた小さなひいらぎ少年。
「じいさま、きょうのことは、ずーっと前からきまっていました」
「おお、そうだったのかい」
猫や馬、ニワトリにでんでん虫にトノサマガエル、
いろいろな生き物に見送られ、彼岸へ旅立つぼんさいじいさま。
桜咲く春の頃に紹介したかったなぁと思いますが、ご勘弁。
今、8月7日&8日、花屋さん「プチフルール」での
絵本ライヴのための選書をしていて、
はずせない作品と思い、今日の紹介となりました。
大地と命を描いた画家・・・木葉井悦子さん・・・。
木葉井悦子(1937〜1995)
東京都小金井市に生まれる。
武蔵野美術大学にて油絵を学んだ後、絵画制作に打ち込む。
アフリカに傾倒し、その滞在の体験をもとにした
初めての絵本『あかいめのしろヘビ』(1978年)を出版後、
絵本作りに携わり、生涯で17冊あまりの本を手がける。
代表作品に『みずまき』(講談社)、
『カボチャありがとう』(架空社・共に1994年刊)などがある。
2000年にご遺族より、
ほぼ全ての作品が軽井沢絵本の森美術館に寄贈されて以来、
そこで毎年小さな展覧会が行なわれている。
1本とる柔道をめざせということか?それはわかるけど、こども達の他チームとの体重差みてよ。この小粒な子たちが、70・80・90?の子相手に、どうやって勝つ?
監督が事務局に掛け合った際、もし、1勝同士の判断になった際、?が4引き分け、?が4敗という場合でも?の勝ち星が技あり?が1本で勝利の内容なら、?のチームが勝ちということですか?と聞いたら、即答「そうです。」・・・そんなルールに負けた気がする・・・。
確かに1本取れなかったのは、これからの課題。でも、失点なしはすごいと思う。きまりはきまりかもしれないけれど、それは置いて置き、こども達には、大きな拍手を贈りたいと思います。お疲れさん。
写真は、試合会場:山形総合体育館の観客席のいす。渋い・・・。555ナンバーで縁起担いだんだけどな・・・。涙。
郡山から山形に越した友だちが、さくらんぼの差し入れ持って観戦に来てくれました。うちのチームの試合観て、柔道へのイメージ変わったと言ってくれました。監督さんも味あるねって。そうでしょ?いい柔道会でしょ?応援ありがとうございました。
試合を終え、郡山へ戻るため
帰りのバスに乗り込んだとたん、
ひょうのような大粒の雨。
郡山へ連絡したら、
大雨洪水注意報発令中とのこと。
郡山南インター近くのセブンイレブン
(監督のお店)には何とか到着したものの、
その後、いたるところが大渋滞。
集中豪雨のため、側溝が水をのみ込めず、
かん水状態の道路も多い。
田んぼのあぜや裏道通り、何とか帰宅。
停電かという状況にろうそく準備。
雷のため、ブレーカー作動と判明、のち、復旧。
ルールに泣いて決勝リーグに進出できず、
悔しい思いで試合を終えたため、
号泣したい気持ちの表れが天気で出たか・・・?
せっかくの夏休みだというのに、
父親の仕事が忙しくて、
どこにも行けない少年トミー。
旅行に出かける近所のひとの、
鉢植えを預かるアルバイトを思いついた。
不満ブーブー言ってふくれないところが偉いや。
物事の解釈って、角度変えてみれば、
逆境がチャンスになり得るってこと?
夏休みにはみんな出かけるらしい。
鉢植えは、トミー家の部屋を占領していく。
庭はもちろん、家の中も、鉢植えだらけになっていく。
母親は何ももんくを言わない。
手出しもしない上にアドバイスもなし。
父親は、あちこちぶつかったり、
うっとおしそうだったりで、
不快感をはっきり顔に出している。
でも、ぐっと相当がまんして、暮らしてゆく。
はらはらするけれど笑えるわ!
トミーはひたむきに、水やりをし、
日当たり加減も変えなきゃならないから、
置く所を工夫してみたり、
わからないことは
とことん調べ考えて、手入れをしてゆく。
そのことばかり考えて暮らしているせいで、
夢の中でも植物漬け。
愛される鉢植えは、
その期待に応えるかのように、もっと元気に成長。
どんどん大きくなったおかげで、
ジャングルと化した家の中!
きゃーっ!どうする?
幼ないけれど、
誇らしげにビジネスをひとりでやってのけるトミーに、
かわぎしは尊敬のまなざし・・・。
たくましいねぇ。
家の中がすごい事になっても、
がまんし止めさせずにいた両親はあっぱれ。
かなりあっぱれ。
父親自身、
休みをとれないことへの負い目を感じてたのかな。
休みたいのは山々・・・辛いとこです。
両親とも、放任のように見えがちだけれど、
実は、トミーのことを信頼し、
まかせて見守っているのだということもわかる。
かわぎしには無理・・・。
最後の父親のことばが粋。すごい家族だ。
たったひとつでいい。
こだわり関わり続けれる何かと出会いたいもんだ。
障害は様々あれど・・・。

*自力で成し遂げる充実感に会える一冊*
「はちうえはぼくにまかせて」
(ペンギン社)1,260円(税込)
ジーン・ジオン 作
マーガレット・ブロイ・グレアム 絵
森比左志 訳
父親の仕事が忙しくて、
どこにも行けない少年トミー。
旅行に出かける近所のひとの、
鉢植えを預かるアルバイトを思いついた。
不満ブーブー言ってふくれないところが偉いや。
物事の解釈って、角度変えてみれば、
逆境がチャンスになり得るってこと?
夏休みにはみんな出かけるらしい。
鉢植えは、トミー家の部屋を占領していく。
庭はもちろん、家の中も、鉢植えだらけになっていく。
母親は何ももんくを言わない。
手出しもしない上にアドバイスもなし。
父親は、あちこちぶつかったり、
うっとおしそうだったりで、
不快感をはっきり顔に出している。
でも、ぐっと相当がまんして、暮らしてゆく。
はらはらするけれど笑えるわ!
トミーはひたむきに、水やりをし、
日当たり加減も変えなきゃならないから、
置く所を工夫してみたり、
わからないことは
とことん調べ考えて、手入れをしてゆく。
そのことばかり考えて暮らしているせいで、
夢の中でも植物漬け。
愛される鉢植えは、
その期待に応えるかのように、もっと元気に成長。
どんどん大きくなったおかげで、
ジャングルと化した家の中!
きゃーっ!どうする?
幼ないけれど、
誇らしげにビジネスをひとりでやってのけるトミーに、
かわぎしは尊敬のまなざし・・・。
たくましいねぇ。
家の中がすごい事になっても、
がまんし止めさせずにいた両親はあっぱれ。
かなりあっぱれ。
父親自身、
休みをとれないことへの負い目を感じてたのかな。
休みたいのは山々・・・辛いとこです。
両親とも、放任のように見えがちだけれど、
実は、トミーのことを信頼し、
まかせて見守っているのだということもわかる。
かわぎしには無理・・・。
最後の父親のことばが粋。すごい家族だ。
たったひとつでいい。
こだわり関わり続けれる何かと出会いたいもんだ。
障害は様々あれど・・・。
*自力で成し遂げる充実感に会える一冊*
「はちうえはぼくにまかせて」
(ペンギン社)1,260円(税込)
ジーン・ジオン 作
マーガレット・ブロイ・グレアム 絵
森比左志 訳
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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