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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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先日、PLAYTIME CAFEに出かけた時に、
偶然にも永井宏さんにお会いした。

http://members2.jcom.home.ne.jp/windchime/



福島のBARNSの2階で行われたイベントの中で
ポエトリーリーディングをするということで
興味があったのだけれど、
体調を崩していて参加を断念したかわぎし。

てつさんが、かわぎしを紹介してくれ、
しばらく永井さんと話をさせてもらった。

自分のやっていることを
ちらりと・・・しどろもどろ・・・話したら、
自分で童話とか書いてみたらいいのにとすすめられた。

永井さんが出した最新刊の本は、
現在出ている童話や何かに古さを感じ、
新しい感覚で作品を創りたいと思って
書いたものなのだそうだ。


「mont-feuille」(アノニマ・スタジオ) 
http://www.anonima-studio.com/frameset.html


今後良質の作品と必ず出会える保証もないし、
そのやり方でいくと行き詰まる時が必ず来るよ。

本を出すことなんて、今、誰でもできるんだよ。

あなたはもう若くはないんだし、
自分の中に生まれた言葉を
何かに書いてみたらいい・・・と。


借り物の言葉で
勝負できないだろう・・・ということなのかな?

会話している中でかわぎしの気持ちはしぼんだので、
たぶん、たくさんの失礼な言動を発したと思う・・・。

相当気むずかしいかわぎし・・・
失礼しました、永井さん。


てつさんとの話が盛り上がって、
夏のPLAYTIME CAFE4周年記念イベントに、
永井さんが参加することになったようだ。

場所は、めばえ工舎。

どんな声で詩を詠んでくれるのだろうか・・・
聞きに行こうと思っている。

http://plaza.rakuten.co.jp/mebae


帰られる永井さんを見送った後、
エリカさんのすてきな写真の中に、
しばらく身を置いていた。

彼女は、このHP−TOPの写真を撮ってくれたひと。

この写真は、迷った時、
必ず、ゼロの地点までかわぎしを戻してくれるんだ。

http://erigraph.lomo.jp/


レジで清算して帰ろうとした時、てつさんが、
かわぎしの心の動きを感じ取り、
永井さんの気持ちを代弁してくれた。

「自分の感性を信じて・・・ということが
 言いたかったんだと思うよ。」
そうか、そうなのかなぁ・・・。

http://newvoice.lucky-bits.com/okasi/back/2003-6-19/6-19.html


絵本がすごく好きで、
童話や活字多目のものに、
あまり興味がわかないのだけれど・・・。

少なくとも、
読み継がれてきた作品を手がけた作家の多くが、
大切に作品を引き渡す努力をしてきたと感じている。

その思いを汲み、作品を大事に紹介し、
手渡してゆきたいと考えてきたかわぎしとしては、
勝手な解釈ではあるが、
Pooh&Pea存在そのものを否定されたような、
そんな気になってしまい落ち込んだ。

古い・・・

もう若くない・・・

かんたんなことなんだよ・・・

そんな、流れの中でたまたま出たキーワードが、
しこりのように引っかかっている・・・。

悪意がないことはわかっている。
かえって、はっぱかけてくれたのよね。

そう思うように、努力しているところだ。



無店舗書店Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)の
存在理由って何よって、
最近本当に考える。

うちでなくても買える本だらけで、
注文あっても在庫少なめ、
取り寄せにものすごく時間かかるしね。

あらためて考えたのだけれど、かわぎし自身、
自分の功績を形に残したいとか、
考えてないんだということに気づいた・・・。

消えていってもいいのだ。
このWEB上からも、ひとの記憶からも。

そよそよっと風が吹いた時に、もしかしたら、
あぁ、と思い出すことがあるかもしれないものでいいって、
心のどっかで思ってんだよな。


こころが伸びやかになれる場所が、
日々の暮らしのどっかにありますようにと思う。

そんなもののひとつに、
絵本がある生活っていうのも、
なかなかいいよと手渡したいんだ。



でも、もし、そんなものがなくても、
いきいき暮らせる目を自身の中に持てるならば、
一冊の絵本がなくてもいいかもなんて、
極端な話、考えている本屋なんだ。


でも、やっぱし、雨の日もあるし、風の強い日もあるし、
心晴れ晴れの日ばかりではないから、
そんな毎日の暮らしをしていて出会うもんの中に、
うちみたいな絵本屋があってもいいのかなとも思うのだ。
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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