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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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まもなく展示終了・・・

山形行きは叶わないなとあきらめていたら、

5/4終日合同練習のまあや応援を断念し、

(断念という言い方には、ある意味応援が趣味でもあるので・・・)

行ってこようと段取ってくれたダーリン。



さあやが気乗りしなければ、

ひとりで行ってこようかと思ってもいたけれど、

結果、三人で山形を目指しました。



img20060506.jpg



山形美術館の2Fで、

茂田井さんの絵が、

待っていてくれたんですよ・・・。





茂田井さん・・・こんにちは。

かわぎしです。



あなたの絵に会いたくて、

山形に来てしまいましたよ。





長Tのすそにつけた

茂田井さんのピンズ握りしめ、

絵の前に立ちました。





・・・胸が熱くなりました。





茂田井武びじゅつかん

【展示室1】今月の一枚より



*12月の一枚として・・・

ホフマンのくるみわりにんぎょう 1953 

『キンダーブック』1953年12月号

『茂田井武ー思い出の名作絵本ー』表紙     

広松由希子・構成(河出書房新社)



*3月の一枚として・・・

つちのなか 1956 

『キンダーブック』1956年3月号





『未明/南吉童話さしえ選』より(TOM'S BOX)



『じぷしい絵日記』表紙(TOM'S BOX)

セロひきのゴーシュと共に、ポストカードで再会!




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山形美術館

・企画展

「いわさきちひろと日本の絵本画家たち展」

 〜ちひろ美術館コレクションより〜


4月7日(金)−5月7日(日)



*出展作家*

いわさきちひろ・・・ぽちのきたうみ など

赤羽末吉・・・つるにょうぼう・スーホの白い馬 など

荒井良二・・・ユックリとジョジョニ など

井上洋介・・・でんしゃえほん など

杉浦範茂・・・かぜひきたまご など

瀬川康男・・・いないいないばぁ など

田島征三・・・ふきまんぶく など

谷内こうた

長新太・・・ブタヤマさんたらブタヤマさん・たかいたかいらいおん など

中谷千代子

西巻茅子・・・わたしのワンピース など

西村繁男・・・がたごとがたごと・にちよういち など

村上康成

茂田井武・・・セロひきのゴーシュ(絵本) など

和田誠・・・ねこのシジミ など



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







いわさきちひろさんの絵は、

印刷物になって目にするものより、

原画は、数段、あたたかさに満ちた色合いでそこにありました。



年譜に添えられた彼女のメッセージのいくつかに、

かわぎしがとり続けたいスタンスと共鳴するものを感じました。



ただ、これからかわぎしが、

その道を歩んで行けるかどうか・・・

そこに、揺るぎない自信を持てずにいる自分も

発見してしまいましたが・・・。







瀬川さんの「いないいないばぁ」。

この本は、少しきゃしゃな作りで、

我が家でも、図書館でも、ボロボロになって本棚にあります。

それは、ある意味、いっぱい抱かれめくられた証。

絵本としての勲章。

世代を超えて愛されているファーストブック・・・

その味わい深さを、直に感じることができました。





荒井良二さんが山形出身とあって、大がかりな立体作品がありました。

流木や廃材で作られたぞうやきりんらしきもの、

鉄塔のようなものがあって、

荒井良二さん色した万国旗が、その塔から四方に楽しく垂れていました。



NHKで放送された「課外授業 ようこそ先輩」で

こどもたちと共同制作した大型キャンバスの絵がデデン。

展示場一角の荒井良二ワールドを満喫しました。









西巻茅子さんの「わたしのワンピース」眺めていたら、

テレビ絵本でナレーションしたCHARAの声を思い出して、

うわーっ、すてき・・・と、ゾクゾクしちゃったっ!

郡山での展示でも会えるかな?







赤羽さんの「つるにょうぼう」、

和紙に描かれたその絵は、本当にみごとでした。



長さんが「絵本作家の日記」の中で、

赤羽さんが亡くなった時の心境をつぶやいていたことを思い出し、

長さんの絵と赤羽さんの絵を、行きつ戻りつ眺めました。







その長さん。

あざやかなオレンジとピンクが印象的な絵の中で、

またそれに輪をかけたあざやかさで、

夕焼け空が描かれていたことに長さん色を感じました。

うなりましたよ、絵の前で。







西村繁男さん・・・

プチフルールでお会いしたあの日を思い、ひとり赤面・・・。







復刊絵本の中でも気に入って紹介している

杉浦さんの「かぜひきたまご」、これがすごく良くてびっくり!



あの印象・質感が、

絵本の方を手にした時に弱まってしまうのって

どうしてなんだろう・・・なんて思いながら眺めてきました。



さあやが「ルドルフとイッパイアッテナ」のひとだよね?と。

そうそう!!まあやもさあやも好きなあの作品、あの絵のひとだよ。









何をおいても

そりゃあ茂田井さんの絵が良かったんだけれど、

気構えとして他に何にもない状態で

目にして響いてくる絵本作品が何点もあり、

そんなひとときに身を置けて、とてもうれしかったです。







理解ある家族に感謝・・・







今後の ちひろ美術館 での企画展、注目です。



5/17〜7/23 

『ありがとう!チョーさん 長新太ナノヨ』



9/27〜11/26 

『没後50年 茂田井武展』









かわぎしには、何ができるんだろう・・・
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アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

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