・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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鏡石の鹿島神社参集殿で
『 野口和洋 木口(こぐち)木版画展 』 が開催中です。
近くに、シフォンシフォン もあり。
お目当てのシフォンケーキは、予約して出かけた方がいいかも。
あたたかな陽気に誘われ、そよぐ風も心地よく、
すいすいすいーっとドライブはいかがですか?

国道4号線を郡山から白河方面を目指します。
鏡石町側に左斜めに入ってそろそろいくと、
左手の路地の塀づたいに「参集殿」への看板があります。
そこを左折・・・
小さな踏切が見えてくると、その先に、倉庫のようなもの発見。
その奥が鏡石鹿島神社です。

こちらは、勝負の神さまなんだそうです。
娘たち用に、勝守を買い求めました。
自分用に、七福神おみくじをひき、「大吉」に気を良くしたかわぎし・・・。
だからというわけではありませんが、
神社で美術作品展・・・なかなか心地よいものです。
そんなすてきな会場での、野口和洋さん(野口工作舎)の初個展に伴い、
ここで、和洋さんの作品について、少しずつ紹介していきたいと思います。

2003年、郡山で版画のグループ展があった際に、
和洋さんが数冊作られた、作品に関する資料・・・
懐かしくページをめくって、和洋さんのはじめの一歩を思います。
今回は、1955年制作作品と、作者による作品解説を紹介します。

フクロウ Owl

1995年の秋、
郡山美術館で開催された『木口木版画講座』に参加して、
柄澤齋氏の指導によって初めて木口木版画に触れ、魅了される。
固くて密なる小さな版木、
その固くて艶やかな版画を刻むビュラン、
気が付くと、その光と闇の世界に引き込まれていたのです。
( Ed.30 サイズ:6×9 雁皮、アルシュ 1995年制作 )
青木 繁 Shigeru Awoki

十代の頃、青木繁の激しい絵とその数奇な運命に
あこがれを持っていました。
恋人、福田たねと過ごした房州布良海岸での思い出が
代表作『海の幸』(1904年)へと結実しながらも、
窮迫していく青木の人生・・・、
開花することなく散っていった天才の29年間は、
あまりにも短かく、はかないものでした。
( Ed.30 サイズ:11.5×10 雁皮、アルシュ 1995年 )
ブランクーシ Brancusi

ブランクーシは、わたしの好きな彫刻家のひとりです。
究極まで磨きこまれ、余分なものが削ぎ落とされた作品は、
彼の素朴で飾らないシンプルな性格そのものです。
彫刻家になるためにルーマニアからパリまで歩いてきたこと、
弟子となったイサム・ノグチとのことなど、
どれもブランクーシらしい魅力ある楽しいエピソードばかりです。
版は、パリに着いた若き日のブランクーシ。
( Ed.30 サイズ:11.5×9.5 雁皮、アルシュ 1995年 )
ニコラ・ド・スタールの肖像 Portrait Nicolas de Stael

スタールの才能を深く愛していたジョルジュ・ブラックは、
「絵画は本質的に愛のようなものだ。それは力強い。
ド・スタールにとって絵画とはそのようなものであった。」
という言葉を残しています。
海の見えるアトリエで、スタールは何を思っていたのだろうか。
スタールが描いた海は、どこまでも美しく、そして、悲しい・・・
( Ed.5.0 サイズ:19×16.5 雁皮、アルシュ 1995年 )
*作品写真および作品に添えられていた解説文は、すべて、
作者野口和洋さんの許可のもと、このBLOGで紹介しております。
野口和洋 木口木版画展
平成19年4月22日(日)~4月30日(月)
午前10時~午後6時 会期中無休
会場:
鏡石 鹿島神社 参集殿
福島県岩瀬郡鏡石町鹿島379
TEL:0248-62-1670
『 野口和洋 木口(こぐち)木版画展 』 が開催中です。
近くに、シフォンシフォン もあり。
お目当てのシフォンケーキは、予約して出かけた方がいいかも。
あたたかな陽気に誘われ、そよぐ風も心地よく、
すいすいすいーっとドライブはいかがですか?


国道4号線を郡山から白河方面を目指します。
鏡石町側に左斜めに入ってそろそろいくと、
左手の路地の塀づたいに「参集殿」への看板があります。
そこを左折・・・
小さな踏切が見えてくると、その先に、倉庫のようなもの発見。
その奥が鏡石鹿島神社です。


こちらは、勝負の神さまなんだそうです。
娘たち用に、勝守を買い求めました。
自分用に、七福神おみくじをひき、「大吉」に気を良くしたかわぎし・・・。
だからというわけではありませんが、
神社で美術作品展・・・なかなか心地よいものです。


そんなすてきな会場での、野口和洋さん(野口工作舎)の初個展に伴い、
ここで、和洋さんの作品について、少しずつ紹介していきたいと思います。

2003年、郡山で版画のグループ展があった際に、
和洋さんが数冊作られた、作品に関する資料・・・
懐かしくページをめくって、和洋さんのはじめの一歩を思います。
今回は、1955年制作作品と、作者による作品解説を紹介します。
フクロウ Owl

1995年の秋、
郡山美術館で開催された『木口木版画講座』に参加して、
柄澤齋氏の指導によって初めて木口木版画に触れ、魅了される。
固くて密なる小さな版木、
その固くて艶やかな版画を刻むビュラン、
気が付くと、その光と闇の世界に引き込まれていたのです。
( Ed.30 サイズ:6×9 雁皮、アルシュ 1995年制作 )
青木 繁 Shigeru Awoki

十代の頃、青木繁の激しい絵とその数奇な運命に
あこがれを持っていました。
恋人、福田たねと過ごした房州布良海岸での思い出が
代表作『海の幸』(1904年)へと結実しながらも、
窮迫していく青木の人生・・・、
開花することなく散っていった天才の29年間は、
あまりにも短かく、はかないものでした。
( Ed.30 サイズ:11.5×10 雁皮、アルシュ 1995年 )
ブランクーシ Brancusi
ブランクーシは、わたしの好きな彫刻家のひとりです。
究極まで磨きこまれ、余分なものが削ぎ落とされた作品は、
彼の素朴で飾らないシンプルな性格そのものです。
彫刻家になるためにルーマニアからパリまで歩いてきたこと、
弟子となったイサム・ノグチとのことなど、
どれもブランクーシらしい魅力ある楽しいエピソードばかりです。
版は、パリに着いた若き日のブランクーシ。
( Ed.30 サイズ:11.5×9.5 雁皮、アルシュ 1995年 )
ニコラ・ド・スタールの肖像 Portrait Nicolas de Stael

スタールの才能を深く愛していたジョルジュ・ブラックは、
「絵画は本質的に愛のようなものだ。それは力強い。
ド・スタールにとって絵画とはそのようなものであった。」
という言葉を残しています。
海の見えるアトリエで、スタールは何を思っていたのだろうか。
スタールが描いた海は、どこまでも美しく、そして、悲しい・・・
( Ed.5.0 サイズ:19×16.5 雁皮、アルシュ 1995年 )
*作品写真および作品に添えられていた解説文は、すべて、
作者野口和洋さんの許可のもと、このBLOGで紹介しております。
野口和洋 木口木版画展
平成19年4月22日(日)~4月30日(月)
午前10時~午後6時 会期中無休
会場:
鏡石 鹿島神社 参集殿
福島県岩瀬郡鏡石町鹿島379
TEL:0248-62-1670
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
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