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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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こどもに直接読んであげたい本以外に、
気になる本も紹介している。


ずいぶん前になるのだが、
江國香織さんの
絵本を抱えて部屋のすみに」の
文庫版の表紙を、
えらく気に入った話をしていた時に、
それって・・・と、
野口さんに紹介して頂いたのが
「おもちゃのいいわけ」。



著名な作家の名前からでは「ない」出会い。
まさに出会い。


・・・こどものためのおもちゃをつくりながら、
こどもを楽しませるものをつくりながら、
でも、つくりたかったのは、
与えたかったのは、
自分の方だったんだ・・・。


船越さんの正直な気持ちが、
作品とともにつづられている。

いいわけがすがすがしい、すてきな一冊。


0yg33puk.JPG


*正直な気持ちに出会う一冊*

「おもちゃのいいわけ」
船越桂 著 
(すえもりブックス)
2,725円(税込)


現代美術界を代表する彫刻家の知られざる一面。 
空き地に転がっていたシャベルの柄。
工場に捨てられていた鉄くず。
使い込まれてぼろぼろになった革の手袋。
そして木彫で余った木のかけら・・・。

それらのモノたちが拾い集められ、
「おもちゃ」として新しい命を吹き込まれていく。

作り始めたら、明かりやサンタクロースの入ってくる煙突、
鳥の巣まで欲しくなってしまった「遊べる家」、
シャベルの柄の内側を顔に見たてた「顔のないイス」。

「皮手のうさぎ」、
「かぶられなかった帽子と服を着ないハンガー」や 
「木っ端の家」・・・。

「本当は家族のためというより
自分のために作っていたのかもしれない」とつぶやく著者が、
子どもや妻など家族のために作った「おもちゃ」17点に、
それぞれのおもちゃの生い立ちや
家族との思い出などをつづったエッセイが添えられる。

それらの写真を目にした私たちまでもが、
何ともいえない懐かしさや安らぎを感じる。

(すえもりブックスサイトの解説より)


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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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