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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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あの子となんで仲良くなったんだっけ?

ちっとも好きじゃなかったのに、
好きになったのはなんでかなぁ・・・。



おしっこをもらしてばかりの「しっこさん」。

なんとなくきらいと思っていたけれど、
小さな日々の出来事を、
乗り越えていくうちに、
少しずつ仲良しになっていく。


悪口が体中であばれまわった。
しっこたれ!うんこたれ!
ぶたぶたのぶう!おにばばのはなくそ!



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こんな悪口という悪口を
並べてぶちまけたいと思った経験ないかしら・・・?

小さなイジメやケンカは、
子どものまわりにたくさんあるもの。

同じように、仲良しになるきっかけもたくさんある。



我が子のことだとオロオロしてしまうけど・・・
こども同士で絶えずもまれながら、
彼らなりに乗り越えていける力を
ちゃんと持っているんだ、大丈夫!と思いたい・・・。

親にも、こどもにも、
かつての自分にも、エールをくれる作品です。


*心のけがにばんそうこうの一冊*

「あのときすきになったよ」(教育画劇)
薫くみこ 作   飯野和好 絵 
1,260円(税込)

教育画劇 http://www.kyouikugageki.co.jp/
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共稼ぎ家庭で育ったかわぎしが
小学校の3・4年の頃、カギっ子でした。

帰宅すると「ただいまー!」といいながら、
部屋中の電気やテレビやラジオやら、
つけていたように思います。

たったひとり家にいるという風に
思いたくなかったのね。

電気は、とにかく
こうこうとつけていたように思います。
どこもかしこもピカピカと。
(電気代もったいない。だらしない・・・。)

とにかく、闇が怖かったのね。
さみしかった。


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今は・・・30年も前、時代の中での親の苦労も、
自分が親となった今は理解できる気もするけれど、
その頃はわからなかった・・・。



自分の体験から、
なるべくこどもたちの下校時に
「おかえり」と迎えてやりたいと思っています。

なかなかままならなくて、
できないことも多いけれど、
近辺にいるようにしたり、
連絡を入れたりと、
お帰りの気持ちを心がけています。

まあやさあやは、
そういう気持ちを感じてくれているみたい。
こどもの方が、気持ちを汲んでいてオトナだ・・・。
母落第の図。

親は、親だからといって、
万能でいる必要はないのじゃないかしら?と最近は思います。

ずっこけっぱなしでも、足りなくても、
それはそれで仕方がない・・・。

大事に思っていることをちゃんと伝える努力を、
親がしていればこどもに伝わる・・・。
(恩をうるのではなくね。)

それは、ほっとできる場所として自分の家、
帰る場所というものになるのだと思います。


・・・友だち関係もそうかも。
万能は無理。

向き合う寄り添う心と、あとはその距離かな・・・。
この距離感も難しいんだけど・・・。


ささいなことであろうとも、
こどもは、ちっちゃな胸痛めたり、
精一杯張りつめた気持ちで過ごして帰ってくるんだもんね。

特に新学期、環境の変わった生活で、めいっぱいだよね。

解決できないこと抱えていても、
まるごと自分でいられる場所、
帰れる場所があるから、またがんばろうと思える。

それは、おとなだってそう・・・。
おっ?ダーリンもへばり気味?
すまん、気づくのおそくて。


「いってらっしゃい」「おかえり」・・・
大事にしたい気持ちです。
i99yre5w.JPG
 

毎日毎日雨降りです。
コッコさんはてるてるぼうずを作ります。
雨はなかなかやみません。

そこでコッコさんは、
てるてるぼうずに、手紙や宝物を入れました。
それでも雨はやみません・・・。


コッコさんは、てるてるぼうずが、
疲れているんだと思うのね・・・。


こどものその一生懸命さや、
まんまの思いが、
こどもという存在を知る片山健さんの
まなざしとともに、絵本から伝わってくる。

みずみずしく潤う庭の緑とともに。


91年刊の再刊。待っていました・・・!

歌うように読んでみてほしい、
コッコさんシリーズ一押しの作品。


*あめあめあがれの一冊*

「コッコさんとあめふり」
片山健 作
(福音館書店)780円(税込)


福音館書店 
http://www.fukuinkan.co.jp/
今日は開南幼稚園の遠足なのだけれど・・・
台風の影響でのこの雨は、午前中いっぱいあがらないなぁ・・・。

明日土曜は、まぁさぁの小学校の運動会。

雨が、潤いや恵みを注いでくれるものとは知りつつも、
どうぞこの日は降らないでと、願ってしまうことがあります。


これから梅雨にむけて、覚悟の日々・・・。
何かが足りない。
それでぼくは楽しくない。
足りないかけらを探しに行く。
ころがりながらぼくは歌う。


It was missing a piece.
And it was not happy.
So it set off in search of it's missing piece.
And as it rolled it sang this song --
Oh I'm lookin' for my missin' piece
I'm lookin' for my missin' piece
Hi-dee-ho, here I go,
Lookin' for my missin' piece.



かけらはとても陽気で、
虫と話したり、花の匂いをかいだり、
どんな所へも、歌いながらころころと、
元気に転がって行きます。

次々に出会うかけらは、小さすぎたり大きすぎたり、
ぴったりくるかけらに、なかなか会えません。

やっとみつけたぴったりのかけら!

ひとつになったとたん、ころころと、
すごい早さで道を転がり始めてしまいました・・・。


ひとつのテーマにとどまらず、
いろんな解釈ができる本だと思います。

欠けた丸は自分のかけらをみつけるけれど、
何かが違うと感じるくだりが深いなぁ。


どう生きていけばいいか、確かな答えなどありません。
さぁ、転がり続けよう・・・。

自身のかけらを探しながら。



Missing Piece・・・ Missing・・・

〜が欠けた・何かがあるべきところにない
〜を理解しそこなう・〜がいないことを寂しく思う



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*人生について考える一冊*

「ぼくを探して」(講談社)1,575円(税込)
シェル・シルヴァスタイン 作  
倉橋由美子 訳  
運動会にひっかけて・・・。

さるのせんせいとへびのかんごふさん
(ビリケン出版)の文章を担当している穂高さん。

保育士・幼稚園教諭の資格を持っている。

なるほど・・・
こどもを良く知っているなぁと思ったもの・・・。

だから作品は、
こどもたちにとても支持されるのね。


荒井良二さん、沢田としきさんなど・・・
いろんな方と組んでの絵本。
今後も注目!楽しみ。


こどもにどんな本を与えようと悩む前に、
こどもを知る努力ってことね?


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*運動会を楽しむ一冊*

「もじゃおじさんがやってきた」
(キッズメイト)
穂高順也 文  岡島礼子 絵 
1,575円(税込)



あきこ先生に読んでもらった
「もじゃおじさん」の絵本が、
子どもたちの心の中で
どんどん、どんどんふくらんで、
幼稚園は大さわぎ。

にげろ!にげろ!
もじゃおじさんにつかまったら、
あたまから 
がぶりとたべられちゃうぞ。
どんどこにげろ!

あっ、たいへん。
るりちゃんがつかまった!

あれあれ?
こわくてなきだした 
るりちゃんのかおが、
もじゃおじさんになってる。

なぜかな?

・・・先生やパパやママ、
イヌやネコたちまで
いっしょに走りまわった、
とっても楽しい1日のこと。


もしかして、
運動会におきる奇跡は、
・・・これかな?
今週末は運動会。
天気と弁当が悩みの種。

ホカホカで食べれるのなら、
シンプルであろうとも、おにぎりのおいしさにかなうまい!






ほかほかご飯が炊きあがる。
手のひらに水をつけ塩をつけ、そのごはんをのせる。

あつ、あつ。
ふっ、ふっ。

おにぎりをにぎる手。
ぎゅっと握って、梅ぼしうめて・・・。


ぎゅっ。ぎゅっ。
くるっ、くるっ、くるっ・・・。

できたおにぎりを、大きなお皿にまずはひとつ。
そして、たくさんのおにぎりを作っていく。

ここでは、大きいのが6つ、
小さいのが3つ、お皿に並んでる。

ごはんを、まんまおおう海苔を、
ぜいたくにまいて、さぁできあがり。



ごはんのほかほか。
海苔の香り。

あぁ、食べたいと思う時、
自分は日本人なんだなぁと、つくづく実感。


ひとの手がにぎるおにぎりには、
ごはんや具以外のものも、
ぎゅっとつまっているんだと思います。



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*食のツボをつく一冊*
「おにぎり」
(福音館書店)780円(税込)
平山英三 文  
平山和子 絵


福音館書店 
http://www.fukuinkan.co.jp/
齋正弘(さいまさひろ)さんは、実に魅力的なひと。

かわぎし三姉妹の間では、
(かわぎしは無理やり長女ということに・・・
 無理やりすぎですか?すみません・・・)

彼を美術館探検の「リーダー」と呼んでいる。

1951年宮城県生まれ。
1981年の宮城県立美術館開館当初から、
教育普及活動担当学芸員。
個人的には、鉄の溶接を使って立体造形を行なう作家。
短パンにアロハシャツ首から水筒ぶらさげて、
小さな丸めがねをかけたスタイルが、彼のトレードマーク。
夏以外も、まあ、似たようなもんです。 


美術館探検に、創作室での粘土づくり・・・。

齋さんのワークショップは、
いつも、おおげさな準備をせず、
成果を目的にしないで経過を大切にしている。


こどもに、感動を教えたり、
伝えたりすることはできないけれど、
感動ってものがあることは
伝えれるし、練習できるんだよ。

こどもって、目にウロコがついてないから、
何をやってもおもしろがる。

でも、それって
感動とはちょっと違っていて、
初めてのことに出会って、
びっくりしているだけなんだ。

芸術的な体験を味わえるおとなになっていくのに、
この『びっくりする練習』が必要だから、
僕らが子どもに対してできるのはそこなんだ。



・・・静かに、しかし熱く、齋さんは言い切る。

齋さんは、人間が人間に何かを伝える
教育のあり方を問い続けている。

指導したり、何かをさせるというのではなく、
相談し、手助けする、美術教育を展開。

・・・参加するひとの心の動きや状況を見ながら、
実際にプログラムを進めていくのが『ファシリテーター
・・・まさに、齋さんのためにある言葉だと思っている。



彼のかわりはいない・・・。
確かにいない・・・。

でも、誰々がいなければとか、
あそこの場所に行かなけりゃ
何かができないという風ではいけないということも、
彼は教えてくれた。


日々の暮らしの中で、目線をちょっと変えて、
自分の気持ちを仕切りなおしたりすることは、
誰でもできる・・・その気になればねって・・・。

圧倒的な存在感を持ちながら、
そんな気にさせてくれるところが、
すごいなぁとかわぎしは思います。



彼との出会いは、
いびつな生き方をいとおしみながら歩む足に力をくれました。



宮城県立美術館
http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/museum/news/index.html

TOP → 教育普及


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*人生を知る一冊*

「おとうさんのひとりごと」齋正弘 著(火星の庭)
品切れ


齋 正弘のブログ
Blogおとうさんのひとりごと
昨日ラーメンをたらふく食べたあと、
「サニードロップス」を探している時のひとこま。

154.4cmであろうとも、小6のまあや。

ダーリンかずさんが、
やけにルンルンで手をつないでいるわね。
嫁より娘?
はいはい・・・。


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結局方向おんちな上に、
ラーメンをがっつき
急な腹痛におそわれたかわぎしは、
まりさんのお店にたどりつけませんでした。  
いづれ行きたい・・・。

齋さんに教えてもらった「火星の庭」にもいづれ。



いづれづくし。



サニードロップス 
http://www.japon.net/dw/csd/
行けないかも・・・と、ほとんどあきらめていた「長新太展」に行ってきた。

やったぁー!ヒュー!ヒュー!!



チケットを購入し、展示会場に向かおうとした時、なつかしい声が・・・。

齋さんだ!

たくさんの親子に囲まれ、美術館探検していたところ。

じゃましないようそっとその横顔を確認して、かわぎしは2Fの展示会場へ・・・。



宮城県美術館には、

“こどものとも”(福音館書店の月刊絵本)の

長さんの原画がたくさん収蔵されている。

長さんの魅力に迫ることを思えば、

福音館関連ばかりというのは、少し残念な気がした。

(・・・ぜいたくな要求かもしれないけれど・・・)

もっとめちゃくちゃな(・・・ごめんなさい、長さん・・・)

はみ出したと言うべきか、ぶっ飛んだと言うべきか

・・・感覚にうったえてくる長さん節炸裂の絵も見たかった。



そう言いつつも、

初期作品「がんばるさるのさらんくん」

「おしゃべりなたまごやき」「三びきのライオンのこ」

・・・すごく良かったぁ・・・。



「三びきのライオンのこ」の

絵のタッチ、色づかいといったら!うなってしまう・・・。

“なんじゃもんじゃ博士”のような

長さんのつぶやき的マンガも、

ふっと笑えて肩の力が抜け、良かった。



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ため息つきながら1Fのフロアに降りる時、

会いたいと思ってた友だちによく似てるひとを発見。

・・・まさかね・・・と思いながら近づいてみたらなんとその本人!!

こんなことってある?!

彼女は東京在住。 

今日のこの時間にこのタイミングで会えるってことは、偶然にしちゃあできすぎ。

お互いの会いたい気持ちが会いたい作品のエネルギー借りて、引き合ったということ?

うれしかったなぁ・・・。



帰る間際に齋さんに会いに創作室へ。

「連絡よこしてこれば良かったのにな。

 もう少し早く来てたら、美術館探検一緒に行けたなぁ。」と齋さん

・・・少し前に病気で倒れたことを知っていたので、

思わず「齋さん生きてて良かったよ。」と言ってしまった。

・・・齋さんの代わりはいないから・・・。

涙出た。がまんしたけれど・・・。



ダーリンかずさんは、絵本に全然興味なし。

家族で過ごす週末を、かわぎしの興味に時間さくのが悪くて、

仙台行きをあきらめていた。

行った方が良いと強く背中を押してくれたので、

友だちにも齋さんにも会えたのよねぇ。

たいてい、かわぎしがもたもたしてると、

そういう風に水向けてくれて助けられてる。感謝・・・。



かずさんなりに、昼食を“ラーメン国技場”でと食べるぞと出発。

さあやは藤崎の“エンジェルブルー”、

まあやは文具の“丸善”(・・・なぜ?)と、

それぞれが満喫できたようなので、チャラと思っても良いかしら?
qyof1w5b.JPGかびくさい、ほこりをかぶったわたしのピアノ。今さっき、実家から運ばれて我が家にやってきました。さあやがピアノを習いだし、しばらくおもちゃのピアノで練習してしのいでいたという、笑い話のような本当の話・・・。(おもちゃのピアノも、かわぎしは大好き!)ここ連日、今日のこの日を思って、さあやは興奮気味。ピアノの練習に熱が入ります。もちろん、おもちゃのほうでね。

湿気を相当含み、かなりひどい状態のピアノ。でもそんなかびまみれの時間までも、ほろ苦くなつかしい。なんだか目頭が熱くなってしまった。やぁ久しぶり・・・。ほっといてごめんね。・・・あんなにいやだったレッスン。怖くて大嫌いだった先生。もうちょっと真剣に練習しておけば良かったと今頃思う・・・。これから、少しずつ鍵盤にさわってみようかな・・・。ピアノは許してくれるかな・・・?さて、そうじだ、そうじ。
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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