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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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齋正弘(さいまさひろ)さんは、実に魅力的なひと。

かわぎし三姉妹の間では、
(かわぎしは無理やり長女ということに・・・
 無理やりすぎですか?すみません・・・)

彼を美術館探検の「リーダー」と呼んでいる。

1951年宮城県生まれ。
1981年の宮城県立美術館開館当初から、
教育普及活動担当学芸員。
個人的には、鉄の溶接を使って立体造形を行なう作家。
短パンにアロハシャツ首から水筒ぶらさげて、
小さな丸めがねをかけたスタイルが、彼のトレードマーク。
夏以外も、まあ、似たようなもんです。 


美術館探検に、創作室での粘土づくり・・・。

齋さんのワークショップは、
いつも、おおげさな準備をせず、
成果を目的にしないで経過を大切にしている。


こどもに、感動を教えたり、
伝えたりすることはできないけれど、
感動ってものがあることは
伝えれるし、練習できるんだよ。

こどもって、目にウロコがついてないから、
何をやってもおもしろがる。

でも、それって
感動とはちょっと違っていて、
初めてのことに出会って、
びっくりしているだけなんだ。

芸術的な体験を味わえるおとなになっていくのに、
この『びっくりする練習』が必要だから、
僕らが子どもに対してできるのはそこなんだ。



・・・静かに、しかし熱く、齋さんは言い切る。

齋さんは、人間が人間に何かを伝える
教育のあり方を問い続けている。

指導したり、何かをさせるというのではなく、
相談し、手助けする、美術教育を展開。

・・・参加するひとの心の動きや状況を見ながら、
実際にプログラムを進めていくのが『ファシリテーター
・・・まさに、齋さんのためにある言葉だと思っている。



彼のかわりはいない・・・。
確かにいない・・・。

でも、誰々がいなければとか、
あそこの場所に行かなけりゃ
何かができないという風ではいけないということも、
彼は教えてくれた。


日々の暮らしの中で、目線をちょっと変えて、
自分の気持ちを仕切りなおしたりすることは、
誰でもできる・・・その気になればねって・・・。

圧倒的な存在感を持ちながら、
そんな気にさせてくれるところが、
すごいなぁとかわぎしは思います。



彼との出会いは、
いびつな生き方をいとおしみながら歩む足に力をくれました。



宮城県立美術館
http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/museum/news/index.html

TOP → 教育普及


3m7xcc22.JPG


*人生を知る一冊*

「おとうさんのひとりごと」齋正弘 著(火星の庭)
品切れ


齋 正弘のブログ
Blogおとうさんのひとりごと
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Pooh &Pea
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女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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