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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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夕方のLばんスーパーニュースを録画セットして外出。

お墓参りをして、花火大会へ。



ix9lbqgy.JPG



帰宅後見ました、のぐちさん取材の原田さんのコーナー・・・。

取材した原田さんの人柄まで感じられるような、すてきな番組になっていました。



勝手な言い分ではありますが、

報道って申し訳ないけど、もう少し淡白な気がしていました。

・・・番組は、確かに、淡々と取材の様子が展開されていました。

しかし、だからこそ、

野口さん一家の大事にしてきた暮らしやその姿勢が、

見る側に静かに力強く伝わってきたように思えました。



ていねいに心を砕いて取材して下さった原田さんに、本当に頭が下がります。

原田さん、ありがとうございました・・・。



野口さんが連絡下さったのだけれど、

樹くんのお友だちが、番組が終わらないうちに、

自転車に乗って会いに来てくれたんですって。

「おめでとう。」って言いに・・・。すてきね・・・。



残念なことが、いくつか・・・。



野口さんや学芸員の今泉さんのご配慮で、

原画展会場で自由にみれるようにと準備していた、

詩画集「樹」と「うさちゃん奥州日記」が、

2日前、誰かに持ち去られたようなのです。

ショックな事件です。ひどいね、それ・・・。



欲しくなるのはわかる。それはわかる。

誰より、作品の魅力をかわぎしは認めているから・・・。



でも、どうなんだろう・・・?

すてきだなぁと思える作品に出会って、

作者のあったかい配慮を、そのひとは汲み取れなかったのかね?

汲み取れなかったから、持って行ったんだろうけど。



今そのひとは、どんな気持ちで作品のそばにいるんだろうね・・・。

良心はいたまない?・・・返せよ!ひどいよ!!



それと・・・展示会場に、ささやかな楽しみにと、

のぐちさんが、キップをもじった仕掛けを準備していたのです。

おもちゃの切符切りを置いて、記念にと・・・。

そしたら、やたらと切って紙吹雪きのようにしてしまったことがあり、

撤去してしまったらしいのです。

・・・こどもひとりで、会場には来れないもの。

おとなが、誰かしらそばにいたはずじゃない?

やってしまうことはしかたない。

でもそのあと、していいこと悪いこと、おとなが教えてあげなきゃね。

その子と一緒に、係のひとに謝りに行かなきゃね。



こころある展示会に、こころを持って足を運んで欲しいです・・・。

お願いします。



絵本ライヴ必ず登場の紙芝居舞台。

のぐちさん一家に作って頂いたものです。

原画展会場で、じっくりご覧下さいね。
PR
lhsi552r.JPG柔道スポ少監督昭彦先生が店長のセブンイレブン郡山南インター店にて、花火を満喫。食べる、飲む、知り合いを探すのに夢中?おいおい、花火はどうよ・・・。女装に見えるたくましいまあや・・・。こどもサイズのゆかたは、今年がさいごかなぁのさあや・・・。
y68c28cw.JPGラジオの取材がありました。


態度はでかいが小心者のかわぎし。

心細いので、
ゼリーのイエオリジナルTシャツを着用し、
待ち合わせ場所のPLAYTIME CAFEにでかけました。

おーっ!
なんと、てつさんもゼリーTシャツを着用。
しかも白!
完璧おそろだっ。
顔を見合わせ苦笑・・・。



パーソナリティーの島田弥栄(しまだやさか)さんと、
打ち合わせをし、流れで録音。

無店舗書店Pooh&Peaって何?
どんな活動をしているの?
活動のきっかけは?
最後に子育て中の
お父さんお母さんへ向けてのメッセージを?など・・・

島田さんが水を向けてくれ、
ぼそぼそつぶやく始末。
うまく言えない・・・。

左手に自分の声を拾う細長マイクを握りしめ・・・
言葉につまる訳です・・・。

母親としての自信も、
書店経営者としての打ち出せるものの何もない、
自分の今の姿が、丸ごと現れたそんな収録となりました・・・。

「言葉にすると整理されていくこともあるよ」
・・・かもんさんが前に言っていたけど、
整理も何も、ぼろぼろでした・・・。
がっくしです・・・。

このダメさ加減にほっとして、
そんな風でも母親でいいのねと、
かえって勇気を与えるかも?

はぁ・・・深くため息・・・。涙。


放送は、来週一週間(8/16-20)。
ラジオ福島(郡山:1098kh2)
「子育て応援団ままどおる倶楽部」10:35〜10:40。

正味3分を5日。
テーマは「子育て体験記」らしいです。

母親としてもまだまだ初心者マークで
修行中なんっすけど、
・・・ラジオで語っちゃって良いんでしょうか・・・。


帰る頃、シンバさんが来店。
黒磯の「健(タケシ)レコード」のタケシさんと
ユニット「タケシンバ」を結成。

郡山で「歌種(うたたね)」というすてきなイベントを企画。
楽しみです。



PLAYTIME CAFE 
http://newvoice.lucky-bits.com/okasi/back/2003-6-19/6-19.html

ゼリーのイエ 
http://www.zerry-house.com/  

ラジオ福島 
http://www.rfc.jp/index.html

タケシレコード
http://www.takeshirecords.com/takeshirecords_top.html
この土日、プチフルールの絵本ライヴは、郡山の駅前で決行。



ひとの行きかう様子。日々の街の表情。

・・・駅前には、その街を象徴する表情があるもの。



i6nfrjce.JPG



・・・目覚まし時計が鳴って、

それぞれの朝がやってきた。

準備がととのえば、さぁ出発。



電車に乗ったり、

地下鉄に乗ったり、

バスに乗ったり、

フェリーに乗ったり、

飛行機に乗ったり、

タクシーに乗ったり・・・。



じどうしゃはブッブー。

おまわりさんはピッピー。

ひこうきはビューン。

トラックはノロノロ。

電車はガタガタ。

フェリーはザブザブ。



・・・たくさんの音があふれる。



・・・ブーン ザクザク ゴットン キッキー 

カタカタ コトコト ガラガラ ブロンブロン



・・・もちろん朝だけではない。

帰りも忙しくひとが行き交い、

街に音があふれる。



その音と共に、たくさんのひとが、

楽しい色で描かれている。



働くひとがいっぱい。

ここはニューヨーク?

都会のラッシュアワー・・・。





絵のページ内での割りふりの妙。

接点などなさそうな

それぞれの生活をつなぐ、

一日の時間の流れ。



淡々と描きつつも

あたたかいところがおもしろい。



「いってらっしゃい」から

「おかえりなさい」まで、

繰り返される日常の風景・・・。





*忙しい日常を描いた一冊*

「いってらっしゃい おかえりなさい」

朔北社)1,575円(税込)

クリスティーヌ・ルーミス 文  

たかばやしまり 絵  

まえざわあきえ 訳 
二日目の8日、to9l8vfl.JPG

空はかわぎしを気づかってくれたようで、

花々の間の絵本たち、

なかなかすてきな表情をしてた。



店長のご配慮で、

日曜日休みの飲食店へ昇る

階段下スペースを利用してディスプレー。

店構えの構成としては、向かって左端に出店状態。

所々に花といる絵本と調和して、なかなか粋。



夜の祭りの賑わいは14:00にはなく、

前日のように花を求めに来た方へ

ゆっくりよりそっていた。



最初のライヴは

プライベートで来て下さったFTVのHさん。

福島からわざわざありがとうございました。

祭りの駅前目覚めは遅く、

規定時間昼のライヴはHさんだけのものでした。

こんなんかい?と心配になって帰られたかも・・・。



向かいのビルでは、西村繁男さんの原画展。

ギャラリートーク参加の濃いお客さんと共に、

なんと西村さんがプチフルールへ!



「おとうさんといっしょ」の作者白石清春さん、

福音館の編集の方もいらして、

観のMさんが、みなさんを紹介して下さった。

緊張。



私物の西村さんの絵本を取り出し、

しどろもどろ絵本にまつわるエピソードを話す。

「おふろやさん」「がたごとがたごと」



何か読んでとリクエストのMさん!

いじめっすか?

・・・うーん・・・と悩む。



せっかくだから、うちならではのセレクトを・・・。

「ぼんさいじいさま」



・・・「木葉井さんはいいよね。」とポツリとつぶやく西村さん。

ライヴ後、スコップの柄にくくった

その絵本を選んで、お買い上げ下さいました。

ぎゃー!!発狂しそうになるかわぎし。



夕方、ギャラリー観を訪ね、西村さんの作品を鑑賞。

「ぶらぶらばあさん」も西村さんなんだよなー・・・強烈。



郡山泊の西村さんが再度「観」店頭へ。

Mさんと飲みに出られる前に少々談笑。



またまたMさん、今ライヴしないかと!げっ!

「なきむしようちえん」を

西村さんと「観」のお客さんへライヴ・・・。

変な汗じっとり・・・。

Mさん!

この二日でかわぎしの心臓は弱りましたよ・・・。





19:00頃の賑わいの中、早めのプチでの夜間ライヴ・・・。



浴衣姿の親子と一緒。

薄暗い路地に浮かびだす紙芝居舞台に、

わくわくして立ち止まってくれたのね。

堀内誠一さんの紙芝居「こぶたのまーち」、

クイズのように「やさいのおなか」、

仕掛け絵本「へんしんねこた」をライヴ。

オルゴールも回してみたい?いい感じでやりとり。



祭りの流しの賑やかさはきついけれど、

違った楽しみがそこにあった。



・・・はっと気づいた・・・。

前日の店長の言葉を

大事に受け止めて、そこに立つ自分がいた・・・。



天気やひとの流れ、町の表情の変化の中、

いろいろ得るもの大きい時間を、過ごすことができた。



おいで下さったみなさんに、こころから感謝しています。

感想のメールもありがとうございました。

涙こぼして読みました。



そして、

一緒にディスプレーしてくれたプチのスタッフや、

自転車でかけつけてくれたYKさん、

二日間時間差つけて何度も立ち寄ってくれたmofiのRIE-SAN、

小野町の原画展会場からの帰りに

顔出してくれたのぐちくみこさん・・・

みんなに心底感謝。



大変な部分もあるけれど、

やっぱりライヴは大事にやっていきたい

・・・あらためてそう思いました・・・。



愛する花に水をあげる・・・。

花屋で気づいたいろいろ・・・。



お花屋さんでの絵本ライヴ・・・cpx9ugtq.JPG

しとしと雨の初日、晴れ渡った夏の二日目。

昼と夜の町の顔。

いろんなことを教えてもらった二日間。



初日は雨が降ってしまったため、

店の外に並んだ花の間に絵本をしのばせる構想が一変。

店内に持ち込んだため、

小さな店構えの店頭が、圧迫感でいっぱい。

気負いすぎた気持ちが前面に出すぎた

ディスプレーと接客になってしまい、反省しきり。



雨の中、遠方からもおいで下さった方がいらして、

いたく感激・・・。

一応決めたライヴ時間なんて吹っ飛んで、

お客さんが花のラッピングを待つ時間にも即興。



7日が誕生日という浴衣の彼女に、

小さなブーケをプレゼントしたカップル。

手回しオルゴール奏でながら、

お祝いの歌を、店頭にいたみんなで歌い届けた。

かわぎしからのプレゼントで

「バンロッホのはちみつ」を読み届け。

ロマンティックなひと時。



ボーコンセプト(郡山)店長が、「ラチとらいおん」をお買い上げ。

ボーでの絵本ライヴ、月1どうかの提案に感謝。



・・・祭りも終わりに近づく頃、

「ギャラリー観」のオーナーMさんが、挨拶にいらした・・・。

6日より、西村繁男さんの原画展が開催中。

「明日、うちも同じ時間にギャラリートークがあるのでよろしく」と・・・。

ライヴの感じを聞かれ、

取ってるスタンスを話すも、イメージわかないらしい。

そりゃそうだ。

ライヴという言葉の響きで、

マイクもってガンガン歌ったりするのかとの心配は消え、

少しほっとされたようでした。



・・・撤収作業前の店長からのアドバイスは、

ダメさかげんを指摘されたようでガーン・・・。

でも、客観的なまなざしで

見た・感じた、そんなもろもろについて

率直に伝えてくれる姿勢に、

経営者としての器の大きさを感じた。



これからのための助言。

「品数をそろえる展示に気をとられないで、

そこにかわぎしが存在することを意識してもらえるように」と・・・。



市内の一等地で

花屋を経営しているひとの、この人間の大きさ・・・。

自分がはずかしくなりました。



23:30過ぎの帰宅。

倒れこむように爆睡。

プチフルール

http://www.p-fleur.net/



ボーコンセプト

http://www.boconcept.co.jp/ 



ギャラリー観

http://www.naf.co.jp/mingei/welcome.stm
mofiのフェルト人形とポストカードが、

PLAYTIME CAFEにお目見えです。

どれも1点もの。

手仕事の味わい深い作品ばかりです。



同じのを作ってとは言わないで・・・。

大事に1点1点手掛けることから生まれる作品を、

どうかお待ち下さい。



フェルト人形

2,300円〜3,000円位

使っている原毛の種類のより、時価となります。



おいしいコーヒーを味わいながら、

mofiの作品を、ぜひ手にしてみて下さいね。



ioiwbjx9.JPG



mofi (モフィ) さとうりえ  

郡山在住のフェルトをはじめとする手仕事の作家。

選ぶ色や質感にこだわりを持って作る、

作品のきめの細かさには絶句してしまいます。

手掛けるひとの姿勢って作品に表れるものなのですね。

少しずつ作品を紹介していきます。



PLAYTIME CAFE (プレイタイム・カフェ)

郡山市開成5-19-19 大山ビル103(安積高校並び)

TEL&FAX:024-935-7035

OPEN:11:00〜22:00

定休:木

アクセス:

郡山駅よりバス(コスモス循環池の台まわり)乗車。

「安積高校」下車。徒歩1分。駐車場4台可。
いよいよ今日から「のぐちくみこ原画展」が開催です。

魅力あふれる作品が、静かにそこにあることでしょう・・・。

その中から、彼女の育児日記を紹介します。



これは、息子さんの成長録から1〜3歳頃のことを抜粋して、

1999年に自費出版した作品です。



くみこさんにとって「うさぎ」というモチーフは、

学生時代から大事に描いてきたもの・・・。

そのうさぎをかりて、

家族のなにげない生活のひとこまを、

思いつくまま絵日記として描きました。



わんぱくな男の子のいる暮らし・・・。

子育てに四苦八苦する等身大の母の心情が、

ラフに描きとめられたイラストと文から伝わってきます。



自然を愛し、

子育ての中で感じる戸惑いや喜びを

日記でつづった、共感できる一冊。



t27efde2.JPG



*こどものいる暮らしを等身大で実感する一冊*

「うさちゃん奥州日記―育児編―」

(うさぎや)・・・私家版  900円

のぐちくみこ 作 



のぐちくみこ

1963年福島県に生まれる

。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。

お菓子のパッケージデザインやイラストを描いている。

1996年長男誕生。

2004年福音館書店より

いっくんのでんしゃ」(こどものとも年中向き9月号)を発表。

絵本としての出版は「いっくんのでんしゃ」が初めて。

郡山在住。



「のぐちくみこ原画展」2004.8.7〜

小野町ふるさとの館

ふるさとの館:外観&アクセス 





・・・紹介した本を購入希望の方は、

下記アドレスまでメールでお問い合わせ下さい。

pooh-pea@m4.dion.ne.jp
k5mid81f.JPGおとなだけでも楽しめるの?

子連れで参加できるのかしら?

時間は決まっているの?

予約は?

・・・いろいろご心配おかけしています。



花屋さんで路上絵本ライヴというこころみは、

初めてな上、うねめ祭りという地元のお祭りの期間中。

・・・どんなアンバイになるんだか想像できないでいる

・・・正直そんな感じなんです。

ごめんなさい。



一応、14:00からと21:30からの

2回のセッティングで告知していますが、

本の展示は、

10:00ごろから楽しめるようにしたいと思っています。



少しばかりですが、本の販売もいたします。

お宝の「みつこ絵日記」(山田美津子作)のバックナンバーもあり!

ふっふっふ・・・。

山田美津子さん HP

http://www3.plala.or.jp/mitsukoenikki/


かわぎしのいる時間は、

14:00から17:00、

21:30から閉店までを予定しています。



15分から30分ほど、

かわぎし流絵本リーディング

「絵本ライヴ」をと思っていますが、

そこは「ながし」・・・。

流れのままにゆるゆると、

絵本を楽しむ時間を、ご一緒できたらと思っています。



出入り自由。

年齢ボーダレス。

気軽にお立ち寄り下さい。



絵本のある暮らしも、なかなかすてきですよ・・・。

そんなスタンスで、

プチでの2日間ライヴしたいと思ってます。

みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。







Pooh & Pea の 絵本ライヴ 

・・・手渡したいもの・・・

日時:

2004.8.7 (Sat) & 8(Sun)

?14:00〜 ?21:30〜


Petit Fleur

(プチ・フルール)

営業時間

9:00〜25:00(月〜土) 

9:00〜22:00(日祝)

定休日

なし (1月1日〜1月3日)

住所

963-8002 

福島県郡山市駅前 1-5-8

電話/FAX

024-936-3214

E-mail:mail@p-fleur.net

HP:http://www.p-fleur.net






昨日より始まった、

おんぼろプレハブ道場での柔道合宿・・・。

5:00に、まかない部隊は

集合かかってるんですけど・・・。 



 



はたして・・・

事故ることなく、たどりつけるのでしょうか・・・。



涙・・・。 
のぐちくみこさんの「いっくんのでんしゃ」で登場する

アイスクリーム屋さんが、エミールくんのようで楽しい!

原画展で絵本の脇役達を観察するのもすてきです。



のぐちくみこ原画展 8月7日より

小野町ふるさとの館http://www.town.ono.fukushima.jp/on_kakuka/on_furusato/sougou/ono_furusato_top.jsp

ふるさとの館:外観&アクセスhttp://www.dnp.co.jp/gallery/ccga/info/banetsu/m.html



v2bwk4m1.JPG



サメに襲われたサモファ船長は、みどりいろの「たこ」に助けられる。

みどりいろなのに、

ちゃんと「たこ」だとわかるっていうのがすごいよね!ある意味。



「たこ」のなまえはエミールくん。

船長はいたく感謝して、陸上へとご招待。

「ありがとう。こんど陸でくらしてみるかい?」



陸の上でも、エミールくんは芸達者。

「たこ」としての特徴を生かして、

ピアノにラッパにハープと、楽器をいっぺんに演奏してしまう。

たちまち陸の人気者。

・・・海岸でライフセーバーもかってでる。

人命救助、正義の味方、泳ぎの師匠と大活躍。



けれどもエミールくんは、海が恋しくて、ふるさとへと帰って行くのだった。

事情はわかっているのだけれど、船長は、エミールくんに会いたいと思う。

そんな気持ちが募った時は、潜水服に身を包み、友に会いに行く。

船長とエミールくんの間には、海のように、深い深い絆があるのだ。

友情っすかぁー?



ウンゲラーは、風刺画・漫画・ポスタ−などで有名なイラストレーター。

愛娘フィービーちゃんに捧げた絵本が多いんだよ。

ウンゲラーの絵本ってちょっぴり毒があるのが特徴。

なのに、おとなにもこどもにも、共感されるところがすごい。



彼は、彼がこどもの本を作るのは、自分のため、

自身の個人的な楽しみのためなのだ・・・と言い切り、

その創作姿勢に徹している。

彼の描くキャラクターは、愛くるしいイメージからかなり遠いもの。

「へび」や「たこ」が、ウンゲラー色に染まる。



線描をベースに、エミールくんの大活躍の様子を、寡黙な「たこ」として表現。

彼流に、「マイペースで生きる楽しみ」というものを、大事に描いている。

・・・戦争中、ナチに苦しめられた経験は色濃く影響していることがうかがえる・・・。

ひとらしく生きることについて、深く考えたんだろうね・・・。



ヒーロー見参。今江節さく裂。

ウンゲラーの奇想天外なお話を、ぜひ、おためしあれ・・・。



*マイペースで生きる楽しみと友情を知る一冊*

「エミールくんがんばる」(文化出版局)

トミー・ウンゲラー 作  今江祥智 訳 1,121円(税込)



文化出版局 http://books.bunka.ac.jp/indexf.html
gy2s2qsn.JPG庭での花火。以前のアパート暮らしを考えると、とっても贅沢な時間です。消えちゃう!消えちゃう!と、あわてて点火し続けるせわしなさ。ゆっくり一本楽しめない・・・。この夏わが家の庭での花火は、8月1日だけ。次は、いつになるのでしょうか?

今日から柔道合宿です。監督とこどもたちは、プレハブボロ道場に寝泊りし、日大の武道館へ通い、須賀川石背(せきはい)の子と合同で練習をします。炊事班&銭湯送迎班の母、めまぐるしさ覚悟。・・・おそろしい・・・。
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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