・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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チリとチリリ。
ふたりは森の中を自転車で走る。
チリチリリ。チリチリリ。
森の喫茶店へ、パン屋さんへ、ホテルへ…。
どいさんの作品を象徴する色鉛筆は、
作品の素朴な持ち味を、最大限に引き出す。
チリとチリリ。
小さな・・・きょうだい?友達?恋人なのだろうか・・・。
彼女にしては、めずらしく人間が主人公の作品。
そのことへの緊張感は、ちょっと感じる。ちょっとだけね。
そのせいか、作品全体が、とことん繊細なタッチで描かれ、
脇役のはずの動物たち・花や木々の援護射撃が、すごいことになっている。
紙の質感もドンピシャリ・・・ため息が出る。

*自転車走らせ森の中の一冊*
「チリとチリリ」(アリス館)1,260円(税込)
どいかや 作
どいかやさんの絵本の魅力は、
いとおしく思えるモチーフが日々の暮らしにあるということ。
多くの彼女の作品に動物が登場。
猫や犬といった主人公から、
共に暮らしているであろう
・・・例えば・・・猫ちゃん・・・を想像できてしまうほど、動物好きであることは一目瞭然。
好きだからこそ、しっかととらえ表現した
そのしぐさ・表情も手伝い、味わいを増している気がする。
散歩も好きなのではなかろうか・・・草や木がいきいきしている。
なんでもないことを、あえて、すごく大事にしている印象。
軸にあるのは日常・・・そこでちょっと夢をみる。
そしてほっとする場所へ帰る・・・すべて幸せな結末・・・。
幸せであることを、ある部分甘いように感じるかもしれないけれど、そんなことは決してない。
彼女の、胸に秘めた貫きたい思いの頑固さを、物語の底に感じる。
2003年8月、TOM'S BOXでの作品展で「うさぎのルーピースー」に会った。
http://www.tomsbox.co.jp/gallery/kako/0308.html
朝おきると
机の下で
うさぎが死んでいました。
目を閉じ横たわるうさぎ・・・死・・・そのモチーフは絵本作品になっていない。
TOM'S BOX http://www.tomsbox.co.jp/
動物が好きで共に暮らす中には、命の誕生を喜ぶ時があるように、
悲しい別れも受け止めなければならない現実がある。
描きたいと思うものを描いている作家だと思うが、
絵本作品を手にするひと、そこで広がる世界への思いと覚悟が彼女にはある。
どいかやさんの他の作品こと・・・
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/708
どいさんが応援しているたんじあきこさんのこと・・・
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/719
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/718
ふたりは森の中を自転車で走る。
チリチリリ。チリチリリ。
森の喫茶店へ、パン屋さんへ、ホテルへ…。
どいさんの作品を象徴する色鉛筆は、
作品の素朴な持ち味を、最大限に引き出す。
チリとチリリ。
小さな・・・きょうだい?友達?恋人なのだろうか・・・。
彼女にしては、めずらしく人間が主人公の作品。
そのことへの緊張感は、ちょっと感じる。ちょっとだけね。
そのせいか、作品全体が、とことん繊細なタッチで描かれ、
脇役のはずの動物たち・花や木々の援護射撃が、すごいことになっている。
紙の質感もドンピシャリ・・・ため息が出る。

*自転車走らせ森の中の一冊*
「チリとチリリ」(アリス館)1,260円(税込)
どいかや 作
どいかやさんの絵本の魅力は、
いとおしく思えるモチーフが日々の暮らしにあるということ。
多くの彼女の作品に動物が登場。
猫や犬といった主人公から、
共に暮らしているであろう
・・・例えば・・・猫ちゃん・・・を想像できてしまうほど、動物好きであることは一目瞭然。
好きだからこそ、しっかととらえ表現した
そのしぐさ・表情も手伝い、味わいを増している気がする。
散歩も好きなのではなかろうか・・・草や木がいきいきしている。
なんでもないことを、あえて、すごく大事にしている印象。
軸にあるのは日常・・・そこでちょっと夢をみる。
そしてほっとする場所へ帰る・・・すべて幸せな結末・・・。
幸せであることを、ある部分甘いように感じるかもしれないけれど、そんなことは決してない。
彼女の、胸に秘めた貫きたい思いの頑固さを、物語の底に感じる。
2003年8月、TOM'S BOXでの作品展で「うさぎのルーピースー」に会った。
http://www.tomsbox.co.jp/gallery/kako/0308.html
朝おきると
机の下で
うさぎが死んでいました。
目を閉じ横たわるうさぎ・・・死・・・そのモチーフは絵本作品になっていない。
TOM'S BOX http://www.tomsbox.co.jp/
動物が好きで共に暮らす中には、命の誕生を喜ぶ時があるように、
悲しい別れも受け止めなければならない現実がある。
描きたいと思うものを描いている作家だと思うが、
絵本作品を手にするひと、そこで広がる世界への思いと覚悟が彼女にはある。
どいかやさんの他の作品こと・・・
http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/708
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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