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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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8/24(金)、女子個人戦の日・・・
7:00に宿を出発し、試合会場の山形県総合運動公園 
べにばなスポーツパーク内の総合体育館に向かいました。
すでに開場を待つひとの姿、数十人・・・


かわぎし家より先に、入り口で待機する姿は・・・?
おおおっ!!N3中柔道部の面々、そしてご家族のみなさん!
この日、朝4:50頃二本松を出発したとのこと。
申し訳ないやら、ありがたいやら・・・言葉も見つかりません。

3年女子は、すでに柔道着着用で、まあやを待っていてくれました。
後輩たちも来てくれ、心強い空気に包まれるまあや。







全国大会は、入場チェック体制が、きちっとしていて厳しく、
係員を除き、出場選手と監督・コーチ以外、試合場に下りることができません。
昨年の高知では、その物々しい空気に緊張してしまい、
頭が真っ白になってしまったんだと、後でまあやが話していました。

今年も血の気が引いてしまったのか?
なぜに・・・逆立ち?





事前の計量・服装検査以外に、試合ごとに再度、服装検査があります。


それが終わった後、観客席に視線を向けたまあや。

ぐるっと見渡し、
共に稽古を重ねてきた同級生や後輩・・・仲間たちの顔、
こっそり作ってくれてた応援旗、
我が子を応援するような気持ちで
「協力同心」Tシャツ着用で駆けつけてくれた父兄のみなさん、
あったかいみんなの姿を、眼にやきつけていました。


    


感極まって泣いてしまったまあや。
母も・・・隣で父(ダーリンかずさん)も泣いている・・・

今まであったいろいろなことが思い出され、
試合前だというのに、胸がいっぱい。





待機するいすの斜め後ろには、
昨年、高知で戦った、神奈川県 相原中の畠中さんの姿。
今年は、70㎏級に階級を上げエントリー。
団体、個人、共に県で勝利し、全国大会にやってきました。

なんだか、こうした図で試合を待つのも、因縁めいている気がしました。


    


まあやの試合直前、
S先生がまあやの背や腕に、エールのパンパン。

試合場に下りられない仲間の思いの分も、
その掌でまあやに届けて下さいました。

パン!パン!パン!
パン!パン!パン!


   


S先生の一挙一動に、この日は朝から泣かされっぱなし。
導きに、ただただ感謝のかわぎし家。



今まで練習してきたことを
すべて出し切って勝ちたいと言っていたまあや。
いざっ!





まあやはシードだったので、2回戦から出場。
相手は、宮崎県代表 五十市中の黒木さん。   





組み手争いしているうちに、足が止まってしまったまあや。
試合開始から30秒、足がそろったところで相手は投げに出た。
飛んだまあやは、有効ポイント取られてしまった。これは痛い!

(後で、あの時緊張して固くなったの?と聞いてみた。
S先生と一緒の公式戦はこれが最後だと思ったら、
ウルウルしてしまったのだそうな・・・そうか、そうだったのか・・・)

後半の1分半は、気持ち持ち直し、
自分の柔道を心がけ、自ら技を仕掛けていたまあや。
しかし背負いを仕掛けると、その後すかさず絞めに入る黒木さん。
落ちなかったけれど、かなりきつかった模様。
挽回できないまま時間切れで、試合終了。

この試合の3分は、とても早く感じました・・・
開始後、あっという間におしまいになった感じがする。

2回戦・・・実質1試合で敗退。
まあやの 中体連 最後の夏は、ここで終わりました。

最後まで、きちんと礼をして、畳を下りたね。
・・・最後まで、まあやの柔道をしたんだよね。
よし。・・・よし・・・。がんばったね・・・おつかれさん。


母の隣で、妹さあやが号泣・・・泣いてもいいよ。
今日のお姉ちゃんの姿、よっく覚えておくんだぞい・・・


  


試合直後、畠中さんの戦いっぷりを、
涙をボロボロこぼしながら、じぃっと、まあやは見つめていました。
昨年の夏、ほんの少しの差で負けた相手でした。
畠中さんは、その後も着実に力をつけ、
今年の全中では、団体戦でも大いに健闘し、勝ち星重ね、
このあと個人戦70kg級で準優勝しました。

片や、東北大会予選ブロックで対戦した
秋田県代表 本荘東の山浅さんは、
まあやに勝利した黒木さんを、鮮やかな技で破り波に乗り、
優勝した兵庫県代表 藍中の太田さんに破れたものの、
最終的にはベスト4の戦績を残しました。



県や東北でタイトル取っても、この全国の舞台で、結果を出せなかった自分。
まあや自身、足りなかった何かと向き合い、思うところあったようです。

畠中さん、山浅さん、ふたりの活躍する姿を目の前で見、
(正直なところ、悔しさは込み上げたけれど)すごいなぁと認める姿。
なんだかとてもまあやらしいや・・・

柔道が大好きなことはまちがいないけれど、勝負師としてはどうなんだろう・・・
そう感じるところを、母はいくつも発見し、ため息。
これは、これから目指す進路に向けて、大きな課題となるでしょう。



まあやは、試合後、涙していたけれど、
観客席に戻ってすぐ、応援してくれたひと達にお礼の言葉が言えたし、
上位試合を観戦する際、くさってはいなかったし、
負けて学んだことが確かにあったと、母は感じました。
それは、まあやの大きな財産。

柔道は受け身が大事。
転んだ後、それからどうするか・・・
悔しさを力に変えて一歩踏み出せるか、それは自分次第なんだけれど。

まあやは、受験生。
中学3年生として、これから卒業までラストスパートです。
まあやのがんばりを、家族で見守っていきたいと思ってます。



まあやを支えてくれたもろもろに、
こころからありがとうの思いを届けたい・・・。
応援ありがとうございました。・・・感謝・・・!!


暑い熱い我が家の夏が終わりました。





試合結果・・・

平成19年度 全国中学校柔道大会 山形


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Pooh &Pea
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自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
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