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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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4jjpavba.JPG粋な古道具の中で、

絵本たちの居場所をと思うと、

考えただけでわくわくしてしまいます。

ディスプレーが、また、いつもしゃれていて、

白土さんのセンスに脱帽・・・。

かわぎし、うなって帰ってきます。

だからといって

ガチガチピシッ!という風ではないの。

古道具のぬくもりに助けられて。



*三坂堂の粋な道具その2*

「工場のいす」 18,000円(税込)No.A-566

長年使用されていた為、背もたれが斜めに。味あり。

この雰囲気好きにはたまらない一品。

使用に耐えるけれどディスプレイ向き。

座面縦34.5cm×横38.5cm 

座面までの高さ48.5cm 

全長80cm



三坂堂 http://www.misaka-dou.com/



三坂堂での絵本ライヴ

9月5日(日)?14:00〜?18:30〜

4日から絵本の展示販売開始

5日14:00頃より、ポレポレの焼き菓子販売

(人気商品につき、売り切れ御免!

 ご希望があれば、

 事前にポレポレにお問い合わせ・ご予約下さい。)



ポレポレ 

http://www5.ocn.ne.jp/~yakigasi/poreporenew.html
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デンマークのコペンハーゲンに住むイエペという少年。
年は3歳。

彼は、無類のぼうし好き。
100個も持っているのよ。

たくさんある中で一番好きなのは、茶色のソフト帽。
紳士用の渋いやつ。

保育園に行く時だって、もちろんかぶってます。

ある日、ぼうしをかぶらずに保育園へ行ってみた。
そしたらなんだか、調子がでない。

だから、つぶれたボールを頭にかぶってみたよ。



大人用のぼうしをかぶっているってことは、
イエペの貫く姿勢の表れなのかな?

わが道を行く・・・。
イエペ!かっこいいぞ。



こどもをモチーフに写真を撮り続けている石亀さん。
異文化・異世代なんのその。
男同士通じ合うものがここにある。

北欧の生活のすてきさも感じられる写真絵本。
1978年初版。


fc3h5tcn.JPG


*貫く姿勢を感じる一冊*
「イエペはぼうしがだいすき」
(文化出版局 )1,325円(税込)
石亀泰郎 写真・言葉 



文化出版局 
http://books.bunka.ac.jp/
出す一方で、

カサカサパサパサになっていくような

自分に気づいて、時々はっとします。



配達にプチフルールに出かけ、花を眺めました。

涙出そうだった。

こころ潤う気がしたの。



そいでもって衝動的に、

閉店間際のPLAYTIME CAFEに駆け込み、

ガトーショコラを注文。

ブレンドコーヒーとセット。

いつもは紅茶をミルクティーにして飲むのだけれど、

ガトーショコラにはコーヒーかなと。

コーヒー苦手な方なのに、変だね。



・・・ゆっくりていねいにコーヒー入れてくれるてつさん。



かわぎしは、

白丸テーブルんところの黒い大きめのいすが好き。

そこにもたれると、ゆったりできる。

いすっていいね。

めちゃめちゃおいしいケーキとコーヒー・・・。

なんでこんなにおいしいんだろう・・・。



0ysdxtw5.JPG



本のセレクトの話になって、

てつさんと交わした会話に救われる・・・。

本屋としては、

新刊情報の提供を

していかなければならないんだろうけど、

かわぎしの性分上、

自身が納得できないと、ひとにおすすめできない。

からきし商売向けではありません・・・。

でも、てつさんは同感だと言ってくれた。

時間かかっても、譲れないこと、

こだわっていきたいことあるよねって。

大事にしていきたいスタンスに、

エールをもらえた気分。



てつさんは、媚びた気休めは言わない。

そういうのって信用できる。



プチフルール http://www.p-fleur.net/

PLAYTIME CAFE(紹介文リンク)

http://newvoice.lucky-bits.com/okasi/back/2003-6-19/6-19.html
こぶたの「るー」は、らっぱのけいこが苦手です。

だって、とうさんみたいに上手にふけないんだもの・・・。



思いがけない出会いが、

苦手克服のチャンスを運んで来ることもあるのよね。



堀内さんののびやかな絵が、とてもいい。

こどものともで発表されたものが、紙芝居に。

紹介したい紙芝居が少ない中で、これは、おすすめ。



892kthxt.JPG



*苦手克服のあるカタチに出会う作品*

紙芝居「こぶたのまーち」(童心社)1,680円(税込)

村山桂子 脚本 堀内誠一 画



童心社 http://www.doshinsha.co.jp/
4mxi7e4w.JPG古道具 三坂堂 misaka-dou.com 

「古道具を生活に取り入れて楽しく過ごす」・・・。取り扱っているのは、家具・道具・雑貨・陶器・ガラスなどが中心。時代にも国にもこだわらず、良い物を提供し、みんなの生活がほんの少しでも豊かになれるようなお店にしていくつもり・・・と、店主の白土さんは語ります。自然体で粋なお店。

そんな三坂堂で、絵本ライヴをさせていただけることになりました。9月5日(日)「絵本ライヴと焼き菓子」というテーマで行ないます。白河の焼き菓子のお店ポレポレのお菓子もお目見え。ポレポレのあきこさんが、ワンコインで気軽に買える、おいしいクッキーを準備してきてくれます。お菓子の販売は終日行います。絵本ライヴですが、14:00と18:30から約30分を予定。とはいっても、目安の時間でしかありません。それ以外の時間にふらっと立ち寄ってくださる方がいらしたら、ご希望があれば、1冊2冊ご紹介もできます。絵本は土曜日から展示販売の予定です。かわぎしの雑音にじゃまされることなく、絵本を手に三坂堂でくつろぎたい方は、土曜日にどうぞ・・・。三坂堂さんは、9月1日より、営業時間が13:00〜20:00と変更になりました。とっておきのすてきさなので、お知らせたい気持ち半分、でも、こっそり隠しておきたい気持ち半分の、三坂堂の粋な古道具たちを、時々かわぎし的に紹介しましょう。写真はその1「哺乳瓶」。どの古道具たちも、懐かしいあたたかさをもってそこにいます。どうぞ会いに来て、自分の目で確かめてみて下さい。

三坂堂・・・。ポレポレ・・・。どちらも、かわぎしが大好きなお店です。持ち味出し合ってご一緒できるのが、とてもうれしいです。大事にライヴしようと思ってます。



三坂堂の粋な古道具 その1

「哺乳瓶」2,500円(税込)商品番号:No.A-781

戦前のもの。表示の字が時代を感じさせます。未使用(デットストック)。ビン好きにはたまらない一品。もちろん小さな気泡入り。微妙にいびつな感じが良い。直径5.5cm 高さ15cm 



三坂堂 http://www.misaka-dou.com/

ポレポレ http://www5.ocn.ne.jp/~yakigasi/poreporenew.html
7cnrf5a6.JPG8月29日の福島民報の民報サロンというコーナーに、霊山こどもの村ミュージアムスタッフ轡田倉満(くつわたくらみつ)さんの言葉が掲載。題は「大人が忘れていること」・・・誰もがいきなり大人になるわけではないこと。日常の中のちょっとした大人の都合が、こどもの経験の機会を奪っている場合があるかもしれないということ。・・・彼なりの言葉で語っています。



福島民報 

http://srd.yahoo.co.jp/PAGE=D/LOC=S/R=2/*-http://www.minpo.ne.jp/

霊山こどもの村 遊びと学びのミュージアム http://www.childrensmuseum.jp/cm/link.html#asobi
テンポ良い話の展開。
躍動することば。
音の響きのなんと心地良いこと!

絵がとても伸びやかで、
その描き方は工夫がいっぱい。

描いた仕掛けが、話をじゃませず効果的。

ともだちやシリーズで
のりにのっている降矢ななさんに、
文が長谷川摂子さんだもの。
おもしろくない訳がない。

行きて帰りし物語を、十分お楽しみ下さい。


2uc8chks.JPG



*和製ファンタジーの一冊*

「めっきらもっきら どおんどん」(福音館書店)840円(税込)
長谷川摂子 文  降矢なな 絵

福音館書店 http://www.fukuinkan.co.jp/index2.jsp



遊ぶ友だちが、誰も見つからなかった「かんた」。
お宮で大声で、めちゃくちゃの歌を歌った。

ちんぷく まんぷく 
あっぺらこの きんぴらこ 
じょんがら ぴこたこ 
めっきらもっきら どおんどん


すると、穴の中から
聞こえてきたのは、かんたを呼ぶ声。

かんたはひゅうっと、穴に吸い込まれてしまう。
なんと、ついた所は夜の山。

そこへおかしな3人組が現れた。
きつねの面構えの「もんもんびゃっこ」。
鬼の子のような「しっかかもっかか」。
りっぱな白ひげたくわえた「おたからまんちん」。

どうやら人間ではなさそう。
だけど、彼らとの遊びはとても楽しい。

夢のような時間があっという間に過ぎてゆく。

けれど、はっと気づいてしまった・・・
お母さんに会いたいと思う自分の気持ちに・・・。

そして思わず叫ぶ。
「お・か・・・!」
暑さで大変な夏だったけれど、
畑の野菜は元気だった。

・・・たまねぎに、にんじん、
れんこん、トマト、かぼちゃ、
なす、きゅうり、たけのこ、
キャベツ、だいこん、じゃがいも。

この本には、
たくさんの野菜が
いきいきと登場し、歌いだす。



たとえば、なす。

・・・なすは ゆうひをあびて 
ふっくらふとって 
くろむらさきの ふくをきて 
ぶらさがるのが だいすきです・・・



声に出して心地よい言葉は、
おいしく食べることができるよう
受け止めれる気がする。


谷口さんが、
野菜の質感やみずみずしさを、
素朴に、時にユーモラスに描いている。

間のいい絵。

食わず嫌いになりがちな野菜たちに、
親近感がわいてくる詩集絵本となっている。


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*やさいたちが歌いだす一冊*

「やさいたちのうた」
(福音館書店)780円(税込)
藤富保男 詩  
谷口広樹 絵 

福音館書店 
http://www.fukuinkan.co.jp/index2.jsp
東北の2学期は早くに始まります。
25日が始業式でした。


母は、髪振り乱し、血管青筋おっ立て、
怒鳴りながら湯気出し噴火状態で、宿題の追い込みチェック。

・・・ちなみにさあやの自由研究、習字のお題が「思いやり」
・・・うーむ、言ってやりたいこと山ほどよ。
それ、神奈川から戻った後の出来事ですから・・・涙・・・。


とはいえ、久々の友だちとの再会にうきうきのまあやさあや。
関東圏は8月いっぱい夏休み?

この夏、どんな思い出できましたか?


durfnhce.JPG


*夏の思い出できたかなの一冊*

「まほうの夏」(岩崎書店) 1,365円(税込)
藤原一枝・はたこうしろう 文 
はたこうしろう 絵

岩崎書店 
http://WWW.IWASAKISHOTEN.CO.JP 





夏休みに入ったものの、
お父さんもお母さんも仕事。

今日も学校のプールと
ゲームと麦茶にスナック菓子。


夏休みに入っても退屈していた僕と弟。

おじさんから届いたハガキに大喜び。
東京を脱出してお母さんのいなかへ行った。


海辺の町だけど森も川もある。

虫取りに出かけ、川にころげ落ち、
ヤブカにめちゃくちゃさされる。
夕立にあい、どろまみれ。

それでもなんだか、気持ちよさを感じる。


夕飯はとれたての野菜、新鮮な魚、
となりのとうふ屋さんの手作りとうふ。
びっくりするくらいたくさん食べれるのよね。


海水浴もおもしろい。
圧巻は海釣り。

友だちもできたよ。
いつまでもここにいたいなぁと僕は思う。


満喫していた弟が、
突然夜中に飛び起き、家へ帰りたいと大泣き。

(・・・かわぎしとしては、ここにちょっと救われる・・・。)

そしてふたりは、
いろんな思い出引っさげ、東京へ帰る。

「またくるよ!」


僕たちをまっ黒にした夏休み。
それは、まほうの夏だった。



「雪のかえりみち」の兄弟の夏休みのお話。

都会に住む兄弟が、
わんぱくなたくましいこどもに変身していく。

親の世代が、
こどもの頃を思い出してしまうようかも・・・。

描かれているのは、
どこかノスタルジックでぜいたくな時間・・・。



こどもたちにとってのわくわくしちゃう夏休み。

親は四苦八苦。
気力体力、共に消耗。

猛暑も手伝い、ひからびそうでしたか?・・・  
それはまずいぞ!
気をつけて!

残りの夏休みを楽しみたいもんだね。



この物語の始まりが、
はたさんとしては、
ひっかかったのかと勝手に推測・・・。

描きたいもの、させたいこと、望む姿・・・
そういったものと、
目の前の現実が違っていることってあると思う。

まんまの自分を突きつけられているようで
敬遠することもあるだろうし、
共感できて親近感がわく事だってある・・・。


時代は変われど、
変わらず持ち続けているピュアなもの。

環境や心境に変化があり、
病んでいると感じるもの。

どっちもあるってことを、
こどもを描いたり描こうとするひと、
そばにいるおとなは、
知っていた方がいいと思うのだ。


そういった意味で、
痛さもあるけど、味のある作品。



はたさんオリジナルの
なつのいちにち」と、あわせて味わってみて下さい。
「いっくんのでんしゃ」の原画展会期中に、

野口さん一家はイギリスに発ちました。



くみこさん憧れのビアトリクス・ポターのいた湖水地方を、

レンタカーで迷いながら走ったそうな。





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ニア・ソーリーから、絵はがきが届きました。

ポターの家や原画にふれ、

得るもの大きいのではないかなぁ。



くみこさんの描く自然界の動植物に惹かれます。



「いっくんのでんしゃ」とはまた違った、

彼女の別の持ち味に、

いつか絵本のかたちで出会いたいなぁ・・・。
あついあつい夏の日。

クワガタのいる山をめざしてぼくは走った。

まっ白な日ざし、青い草のにおい。

ページのなかからあふれだす夏。



・・・はたさんが夏を描いた作品の中に「まほうの夏」(岩崎書店)がある。

それとともに読んでみると、彼の気持ちが汲めるような気がしてくる。

きっとこれは彼の実体験。

大事にしている思い。

「まほうの夏」で、やり残した感があったのでは?

描きたい世界との違いに気づいたと言った方がいいのかな・・・。

絵本の魅力を知る彼が、描きたかった世界を、

絵本という枠の中でていねいに向き合い、挑戦したのだなぁと思った。

人気絵本作家の初めてのオリジナル創作絵本。



u5nws05j.JPG



*男の子の夏を描いた一冊*

「なつのいちにち」(偕成社)1,050円(税込)

はたこうしろう 作



『目で音が聞けたら』 

この本には、少ししか文章がありません。

あっという間に読めてしまいます。

でも、絵と物語をゆっくり追うことで、

それぞれの人が知っている「夏の音」や「夏の匂い」、

「夏の空気」を感じてもらえたらいいなと思います。

子どもたちとこの本をみるときには、

文にはない音を出したり、匂いや湿度や

手に触れた感じなんかを物語といっしょに話してみたい。

そう思ってつくった絵本です。 

はたこうしろう (帯に書かれた本人の言葉)


偕成社 http://www.kaiseisha.co.jp/



「まほうの夏」(岩崎書店)1,365円(税込)

藤原一枝・はたこうしろう 文 

はたこうしろう 絵




岩崎書店 http://WWW.IWASAKISHOTEN.CO.JP
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性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
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