忍者ブログ
・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
2024-051 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 prev 04 next 06
756  757  758  759  760  761  762  763  764  765  766 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2003年の夏、あるニュースが欧米をにぎわした。

それは、北太平洋で船が嵐にあい、

そこに積まれていたお風呂のおもちゃが

何万個も流されてしまったらしいとのこと。

しかし、その一部が10年以上の時を経て、

ベーリング海峡を渡り、グリーンランドの横を通って、

ヨーロッパの海岸に打ち寄せているというのだ。



ウソか誠か・・・

真偽のほどは???のようだけれど、

そのニュースは、

ベングトソンさんのこころに、印象深く残ったらしい。

そしてそのモチーフは、

彼女の中でどんどんお話としてふくらみを増し、

ドラマチックなゴムのあひるたちの

漂流物語として誕生した。



絵本の中で描写された

ピンクと青、または黄と青の縞の海。

スウェーデンでは本当に、

こんなふうに幻想的に海が見えるんだって。



寒い国という印象のスウェーデン。

長く暗い冬を耐え、

暖かい季節を心待ちにする気持ち、

その日を迎えての喜びまでも伝わってきそう。



訳者のオスターグレン晴子さんは、

一度もお目にかかってはいないのだけれど、

以前郡山に住んでらしたとのこと。

おばけやしきへようこそ!」など、

スウェーデンのすばらしい絵本の魅力を届ける

貴重な橋渡し役として注目している。



img20050713.jpg



*大海原をさまよっての一冊*

「たっぷどこへいく」

(福音館書店)1260円(税込)

アンナ・ベングトソン 作  

オスターグレン晴子 訳



おばけやしきへようこそ!」 04.10/6

http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/368
PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
TRACKBACK URL 
Counter
プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
最新CM
[04/08 みー茶]
[04/07 toramaru]
[04/05 toramaru]
[03/30 みー茶]
[02/09 『LOVE! BERG!』]
ブログ内検索
Mail Form
アクセス解析
"Pooh &Pea" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]