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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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初日に、お客さんを案内し、050224_1958%7E0001.jpg

語りながら幻燈機を回していたかわぎしの姿を見ていて、

心配したmofi(モフィ)のRIEさんが、

だんなさんをSTAFFでと申し出てくれました。



だんなさんのNさんは、

昨年のPLAYTIME CAFEでの幻燈会で、

何度か映写担当STAFFとして手伝ってくれたひと・・・。



勝手がわかっているので、

とても心強く、思い切って甘えることに。



いつもSTAFFで動いてくれているI同様に、

Rさん夫妻は、絵本ライヴやら含め、

無店舗書店Pooh&Peaの姿勢を、

とてもよく理解しフォローしてくれる。

危ういかわぎしの状態を見かねて、手が出る、足が出る・・・。



お金預かって

一番おろおろしているのはかわぎしで、

事務処理はてきぱきと他のSTAFFがこなす図。

経営者としてはバツです。

はっはっは!・・・笑えないっ!



昼食の準備もしてくれて、

本当はかわぎしがその辺の配りをせねば・・・なのに。

すごくおいしくて、涙・・・。



せめてお茶を入れようと思い、

テーブルの上を眺め・・・

何気に目に入った紅茶缶と茶こし。

茶葉を茶こしに入れ、お湯をとぽとぽと注いでみた。



おかわりのお茶を入れるのに

一連の動きをしたその時・・・・・はっ!ちがうわ、これ。

紅茶はポットで入れるのよ!

茶こしで直ではないのよね?

Rさん夫妻、苦笑しつつ目が点・・・。





40歳、主婦歴13年のかわぎし、

厨房ではいまだに初心者マーク・・・。

まずいわっ・・・。



mofiの雑貨をRさん本人を紹介しながら販売。

ずっとHPでふれていたので、

気にとめて下さった方たちはこぞって物色。



彼女の手の生み出す丁寧な手仕事を、

顔をあわせ、

ゆるく会話しながら手渡せたことはうれしいことでした。



作家が生み出すものへ心傾け時間かけた分、

評価され次の創作への意欲へ繋ぐために、

かわぎしとして望んでいた、

贅沢な販売のスタンスでした。



mofi作品には、

絵本ライヴ以外では、

PLAYTIME CAFEで出会うことができます。



スピーディーに量産されるものとは

まったく別の魅力を放った彼女の作品、

ぜひ、ふれてほしいなと思います。



無農薬玄米使用のポン菓子の調達をし、

お子さんが発熱したため、家と会場を何往復もし、

この2日間フォローしてくれたFさんに感謝・・・。

この後あなたがダウンしないことを祈るわ・・・。





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26日、終日親子向けのプログラムで展開。



ツワモノどもの強力パワーにおののきつつも、

彼らの正直な反応には、得るもの多い時間。



おとなの目線で取りこぼしているもの・・・

そのはっとした気づきは、

Pooh&Peaの活動に、なくてはならないものです。



闇を作ったせいで

不安になり泣き出すこどももいて、

そのこをなだめながら、

申し訳なさそうにするお母さんを見ていて、

この生業を始めるきっかけになった

9年前からの、いろんな出来事を思い出しました・・・。



周りへ気づかいながら過ごしていても、

いろいろやらかす我が子に手を焼き、

会うひと会うひとへ謝り倒していた日・・・。



幻燈会は画像を鑑賞するのに

部屋のしきりで囲い込んだりするため、

闇を作る以前に

すでに圧迫感で

ちっちゃなひとたちは緊張したろうなぁ・・・。



午前の部での反省を生かし、

プログラム入れ替えや

入り口付近を少し開けておいたりと工夫。



それと・・・、少し色気を出して、

Pooh&Peaは本を販売していることを、

かわぎし的には前面に出してみた。

おかげで本が少し売れた。



そうか・・・。

本屋だって説明しているつもりでも、

印象として本を販売していると、みんなは思わないのね。



代価を頂くことは、仕事への評価であり、

扱う本全部買取しているかわぎしとしては、

この生業とともに、

本の紹介や読み渡し活動を

継続していけるかどうか、ネックとなるところ。





ボランティアという言葉は、好きじゃない。

経済的余裕がないから思うのかも知れないけど、

報われるものがなく出す一方では枯れる。





絵本を販売していること・・・。

大好きな絵本をお金を出して引き取ってもらえた瞬間は、

その本への価値に代価・・・価値を認めてもらえ、

お金を頂けたと感じています。



だから、生業としているけれど、

続けていけるのか、今のままではかなり危うい・・・。



ここで、本の紹介をしているのを見て、

他で購入している人も多いと思う。

かわぎしのしていることって・・・?

常に頭にあることです。



経済的に立ち行かなくなって、

この店は、じきにつぶれるのかもしれないけれど、

今はもう少し、いや、つぶれるその日まで、

絵本や絵本ライヴに足を運んでくれるひとたちに、

誠実に向き合う絵本屋でいたい。





箱貸しに関心がなくいたけれど、

美しい村はとてもすてきな場所でした。



住宅地にまぎれて

ひっそりとそこにある、かわいらしい白いおうち。



お宅の部屋を提供し、そこに活きる空間や時間を

見守って下さったオーナー渡辺さんに、深く感謝しています。



また、絵本ライヴでおじゃましたいと思っています。

大事に、計画していこう。



http://blog.drecom.jp/poohpea-book/archive/569



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最後のプログラム開始時間には、

まあやさあやも美しい村へ。



何度かフィルム鑑賞していた娘達は、

上映中は隣の部屋で待機。



少しあけた出入り口そばで、

かわぎしの膝に乗り、会場を覗き込んでいたさあや・・・。



家族と過ごす時間をもらって、かわぎしは生業しているんだ、

それを忘れてはいけない・・・。







万能になる必要はないんだな・・・。

かけてる部分があるからこそ、

足りない部分があるからこそ、

こうして互いの持ち味出し合って、

こびるでなく心くだいて時を紡げる・・・。



とても贅沢で幸せなことをさせてもらってます。





足を運んで下さったみなさん、ありがとうございました。

差し入れやおみやげ、うれしかったわ!!

エールをいつもありがとう・・・。

また、どこかでお会いできますように。



応援し支えてくれるSTAFF・家族への感謝の気持ちは、

言葉に表現できないほど・・・。



心からありがとう・・・・。
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HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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