・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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11/9(木)上京時。
大竹伸朗さんの展示を見る前に・・・
友だちが気になるアーティストなのと教えてくれた
荒木珠奈さんの展示をみました。
MOTコレクション
1940−80年代以降の美術
特集展示
「みんなのなかにいる私」
第3期
2006年10月14日(土)〜2006年12月24日(日)
東京都現代美術館 3F 常設展示室
※MOTコレクションは企画展のチケットでもご覧いただけます。
東京都現代美術館。
3Fの常設展示室の10室・・・
特別展示「みんなのなかにいる私」では、
東京都現代美術館の所蔵品とともに
荒木珠奈さん(1970−)のインスタレーションが
「くらしのなかから」というタイトルで展示されていました。
彼女は、約3年半メキシコで暮らしていたのだそうです。
メキシコに滞在していたその時期に、
彼女自身、衝撃的な光景に遭遇。
それは、そこいらの電柱から、
誰にも断りなく電線を引いて屋敷の明かりを取る人々・・・。
《Caos poetico(詩的な混沌)》は、そのことに
インスピレーションを受けての制作だったようです。
荒木珠奈
《Caos poetico(詩的な混沌)》2005年 作家蔵
広い展示室の薄暗がりの中、四方八方に電線が張ってあり、
そこに、色も形も様々なたくさんの家がぶら下がっていました。
その家々の窓から、入り口のドアから、
赤・青・黄・緑・・・もれてくる色とりどりの光。
展示室の片隅の床面にも、やはり様々な家が置かれていました。
美術館を訪れた人が、思い思いに、その中から選びとり、
すでに吊り下げられている家々に、
紛らせ、あるいは主張し、ぶら下げることができるのでした。
展示されている作品の中に
「わたし」や「あなた」が吊り下げた家が、
「みんな」の家とともにあかりを灯しはじめる・・・
それを静かに体感することができたのでした。

荒木珠奈
《Caos poetico(詩的な混沌)》(部分)2005年 作家蔵
「わたし」や「あなた」は、決してひとりではないんだな。
家族や友だちはもちろん、
名も知らぬ誰かや、こうした作品を生み出す芸術家も、
大勢の、様々な人々が、
同じ時代をこうして生きていることは事実。
「わたし」と「あなた」、
「みんな」のくらしは、何かで確かにつながっている・・・
混沌としたこの時代に必要な
たくましさとあたたかな価値観が
ここに詰まっているように感じました。
竹中直人監督作品「サヨナラCOLOR」に
荒木さんの作品(ランプ)が登場したそうです。
ランプは映画の舞台ともなった鎌倉の海で拾ったガラスで制作。
ヒロインの原田知世さんが作ったという設定での登場。
荒木さんご本人も映画にちらり登場とな?むむむ?
先月末のワークショップ
「ピニャータづくり」参加したかったなぁ・・・
荒木珠奈さん・・・
これから注目していきたいアーティストだなと思いました。
東京都現代美術館 公式ホームページ
大竹伸朗さんの展示を見る前に・・・
友だちが気になるアーティストなのと教えてくれた
荒木珠奈さんの展示をみました。
MOTコレクション
1940−80年代以降の美術
特集展示
「みんなのなかにいる私」
第3期
2006年10月14日(土)〜2006年12月24日(日)
東京都現代美術館 3F 常設展示室
※MOTコレクションは企画展のチケットでもご覧いただけます。
東京都現代美術館。
3Fの常設展示室の10室・・・
特別展示「みんなのなかにいる私」では、
東京都現代美術館の所蔵品とともに
荒木珠奈さん(1970−)のインスタレーションが
「くらしのなかから」というタイトルで展示されていました。
彼女は、約3年半メキシコで暮らしていたのだそうです。
メキシコに滞在していたその時期に、
彼女自身、衝撃的な光景に遭遇。
それは、そこいらの電柱から、
誰にも断りなく電線を引いて屋敷の明かりを取る人々・・・。
《Caos poetico(詩的な混沌)》は、そのことに
インスピレーションを受けての制作だったようです。

荒木珠奈
《Caos poetico(詩的な混沌)》2005年 作家蔵
広い展示室の薄暗がりの中、四方八方に電線が張ってあり、
そこに、色も形も様々なたくさんの家がぶら下がっていました。
その家々の窓から、入り口のドアから、
赤・青・黄・緑・・・もれてくる色とりどりの光。
展示室の片隅の床面にも、やはり様々な家が置かれていました。
美術館を訪れた人が、思い思いに、その中から選びとり、
すでに吊り下げられている家々に、
紛らせ、あるいは主張し、ぶら下げることができるのでした。
展示されている作品の中に
「わたし」や「あなた」が吊り下げた家が、
「みんな」の家とともにあかりを灯しはじめる・・・
それを静かに体感することができたのでした。

荒木珠奈
《Caos poetico(詩的な混沌)》(部分)2005年 作家蔵
「わたし」や「あなた」は、決してひとりではないんだな。
家族や友だちはもちろん、
名も知らぬ誰かや、こうした作品を生み出す芸術家も、
大勢の、様々な人々が、
同じ時代をこうして生きていることは事実。
「わたし」と「あなた」、
「みんな」のくらしは、何かで確かにつながっている・・・
混沌としたこの時代に必要な
たくましさとあたたかな価値観が
ここに詰まっているように感じました。
竹中直人監督作品「サヨナラCOLOR」に
荒木さんの作品(ランプ)が登場したそうです。
ランプは映画の舞台ともなった鎌倉の海で拾ったガラスで制作。
ヒロインの原田知世さんが作ったという設定での登場。
荒木さんご本人も映画にちらり登場とな?むむむ?
先月末のワークショップ
「ピニャータづくり」参加したかったなぁ・・・
荒木珠奈さん・・・
これから注目していきたいアーティストだなと思いました。
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プロフィール
HN:
Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。
Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。
ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。
目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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