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・・・誰のもとにもささやかな幸せの日々を・・・
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実弟秀樹の所属する演劇ユニット日の丸エンジン
第6回公演一週間ほど前のある日、
意を決して、あこがれの花屋「4ひきのねこ」に、
劇場に届ける花の依頼をしました。



新鮮優良生花 「4ひきのねこ

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3
0422-21-6901

定休日:火


届けたい日が、ちょうどお店の定休日だとわかり躊躇しつつも、
こちらの要望を伝えてみました。

スタッフ間で検討後、折り返し電話を頂き・・・
引き受けて下さるとのこと。
うれしかった!やったーっ!!!


直接顔を合わせてお話できない分、
日の丸の紹介文や、今回の公演チラシなど同封し、
日の丸エンジンのこと、家族のことなど思いを綴った手紙を出しました。


花が届いた日に、舞台も花も観たかったのだけれど、体調芳しくなく断念・・・  
(日本橋図書館の茂田井さんの展示見そびれ落胆・・・)

そのかわり、届いた花を写メで送ってもらい鑑賞。







花は、活けられる運命を背負ったその瞬間から、
枯れるまでの生を、生き様を見せてくれます。

そこに、はかなさと美しさを感じます。







これは、公演5日めの夜に撮ったショット。

白い実は、宇宙にきらめく星たちのイメージでしょうか。
プカプカと、四方八方アトランダムに飛んでいるのは、蓮の実のUFO!
蓮の、供養花(実)としての哀愁と、
UFOになぞらえたSFタッチの斬新な楽しさとが合わさって、
その表現は、奥行きのあるものになっていると感じました。

4ひきのねこ」作、ギャラクシー家族山田か?
自分が頼んだ花に感激してるのってなんだか変だけれど、
今回の舞台に、いい意味花を添えてもらった感強し。
大感激で堪能しました。



    



舞台を観た翌日、どうしてもお礼が言いたくて、
吉祥寺に行き、「4ひきのねこ」に立ち寄りました。

オーナーとスタッフに、遅ればせながらの自己紹介。
ぶしつけなお願いに一肌も二肌も脱いでくれた
その心意気に感謝する気持ちを伝えました。


「UFOわかった?」と
いたずらっ子のようなまなざしで問うオーナーの河田悠三さん

初日に舞台も花も観たかった話をすると、
「どのタイミングで観るかは結構考えるよね、
楽日近くがやっぱりいいよ」とおっしゃる・・・。

「確かに初日は気合が入っているし、張りもある、
だけど、後半の、体力的にはペタペタ限界でも
気持ちが充実している頃の芝居が、また味があっていいんだ」と。



6日間の公演。
体力気力・・・生身の人間だからこその波はあるもの。
そこに、「粋に咲き枯れゆく生花」を贈りたかった・・・
4ひきのねこ」の花仕事を、芝居と共に見届けたいと強く思ったのでした。




「お客の入りはどうだった?」と河田さん

身内の自分らは別として、台風直撃のひどい天気でしたから、
キャンセル出てカラカラかと覚悟して劇場に行きました。
でも、通路席をふさいで新たに席を設けるほど、大盛況だったのです。

それを伝えたら、
「それは良かった。そりゃあ役者はモチベーション上がるね。」と、
河田さん自身もうれしそうに話されていました。




後で知ったのですが・・・
オーナーの河田さんは、寺山修司さん(故人)の「天井桟敷」の関係者だとか・・・。

なるほど・・・!
だからこそ、小劇場での芝居にかける演劇人の熱い思いに応えるように、
抜群のセンスで、遊びごころに満ちたエネルギッシュな花を活けて下さったのだなぁ。



花を贈るやり取りの中で、花仕事の方と、何ともうれしい関わりを持つことができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。


できることをできる分だけこころを込めて・・・


花の仕事人・・・
4ひきのねこ」オーナー、河田悠三さん
彼はすてきなアーティスト。

お世話になりました・・・ありがとうございました。
またいつか・・・花と共にお会いしたいです。







過去Blogより・・・

4ひきのねこにアレンジ依頼
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Pooh &Pea
性別:
女性
自己紹介:
アナログ・ローテク・規模最小の無店舗書店。数冊絵本を小脇に抱え細々行商しています。

こころ潤う時間というものは、ひとそれぞれ違うけれど、それは前向きに生きる確かな力になるんじゃないかな。暮らしの中に転がるそんなもののひとつとして、こころ寄り添う絵本を一冊あなたに届けたくて、小さな絵本屋を営んでいます。

Pooh&Pea(ぷぅあんどぴぃ)は、愛娘ふたりの幼い頃のニックネーム。「こどもたちからもらった広がる世界」の思いを込めて店の名前に決めました。

ここでは、絵本屋としてのアプローチの他、柔道のことや、我が家のさもない日常を書きとめています。

目をこらし耳をすまして絵本に会おう。
本のお届けには、少々お時間頂くことになりますが、心を込めてお届けします。あなたもいつかとっておきの絵本と出会えますように!
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